赤井川カルデラ外輪山西半スキー縦走〜丸山から大黒山・恵比須山へ〜

2013年03月31日(日) [日帰り]

• GPS: 11:13
• 距離: 22.1km
• 登り: 1,247m
• 下り: 1,372m

コースタイム

民宿6:20-6:45車道を離れてスキーを履く-7:07丸山尾根取付-7:42丸山主稜線-7:56 P402-8:27丸山頂上（450.7m）8:42-8:49 330mコル-9:19 P418-9:37 三等三角点・長沢南東斜面下-10:13三等三角点・長沢（473.3m）-10:42 P440付近-11:40三等三角点・池田沢（549.6m）-12:28 P587-13:33 P612-13:45 450mコル-14:25 P550北-14:58大黒山頂上（724.9m）-15:39恵比須山頂上（723m）-16:13渡渉点-16:20車道除雪地点-17:10JR仁木駅17:34-18:13JR小樽駅18:34-19:01JR琴似駅-自宅

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー 自家用車

写真

4/10 2:51

赤井川の中心部から見た大黒山（左）と通称：恵美須山（右）。明日は最終的にあのあたりまで行く予定

4/10 2:51

明日最初に登る丸山。左のスカイラインから取り付く予定。三角点は右端。

4/10 2:51

丸山

4/10 2:51

大黒山（左）と恵美須山（右）

4/10 2:51

今晩の宿・カルデラ食堂／民宿梅津

4/10 2:50

民宿の入口。中はすぐに階段。スコップや箒が置いてある左の隙間にスキーを置く

4/10 2:40

うっすらと雪が積もった朝、宿を後にする

4/5 15:12

左の丸山から右の大黒山まで縦走する。晴れて、なんとか見えている

4/10 2:39

丸山。右寄りが山頂。左のスカイラインが登るライン

4/10 2:38

取り付きへ

4/10 2:36

このあたりから路肩に上がる

4/5 16:06

中央が尾根の末端だが、左の木が薄くなったあたりからが登りやすそうなので、そちらへ

4/1 1:18

左の林の裏から右上へ

4/1 1:21

このラインを登る

4/10 2:58

振り返ると、赤井川カルデラ外輪山の東半が見える

4/10 2:58

まだ大して登っていない

4/10 2:57

今日はウロコ板

4/10 2:57

木の間を登っていく

4/1 1:22

かなり急になってくる

4/10 2:57

4/10 2:57

傾斜が緩くなる

4/10 2:57

ここはスキーでは登れない

4/10 2:55

稜線のカルデラ内側に、ちょっとした岩場。天気が悪くなってきた

4/10 2:54

ここは南東方向の左側に雪庇が出ている。進むうちに方角が変わって右側に出てくるようになるだろう

4/10 2:53

P402へ続く稜線

4/10 3:09

左に見えるのが丸山の山頂部分

4/10 3:09

ちょっと晴れ間が覗く

4/10 3:08

丸山の頂上付近

4/10 3:07

丸山の頂上から、これからたどるカルデラ外輪山の稜線を望む。中央が三等三角点・長沢（473.3m）か

4/10 3:07

丸山から、今日初めてシールを剥がして南への尾根を下る

4/10 3:06

4/10 3:06

振り返って見る丸山

4/3 1:26

振り返って見る丸山

4/10 3:05

4/10 3:03

今日の最終目的地・大黒山（左）と恵美須山（右）。南から北をカルデラごしに望む

4/10 3:02

こちらは、さらに右の冷水峠

4/10 3:01

P418付近から90度左折して急な尾根を下る

4/5 17:07

木の間越しに見る三等三角点・長沢（右）。左は370mピーク

4/1 22:31

370m峰（左）の右を巻いて三等三角点・長沢（右）へ向かう

4/5 19:35

振り返ると、下ってきたP418の尾根の左裾に林道・作業道らしきものが

4/10 3:17

大黒山の方は雲に隠れてしまった

4/10 3:16

三等三角点・長沢の方へも林道・作業道が続いている

4/10 3:16

振り返ると、こんな感じ

4/5 21:23

三等三角点・長沢の南東面

4/10 3:15

振り返って見るP418

4/10 3:13

シールを貼って三等三角点・長沢への急登にかかる

4/10 3:12

三等三角点・長沢近くから丸山を振り返る

4/10 3:12

このあたりが三等三角点・長沢

4/5 22:02

P440の方へ向かうと急に開けて、だだっ広いところに出る。何だか怖いぐらい

4/1 22:55

右の一番高いところあたりがP440

4/5 22:17

振り返って見る三等三角点・長沢

4/1 22:59

広い尾根の右（東＝カルデラの内側）は林になっているのに、左（西＝カルデラの外側）には全く木がない

4/10 3:21

振り返って見ても

4/10 3:21

P440付近。左右のこの極端な違いはどうして？

4/10 3:21

うっすらと一番高く見えるところが三等三角点・池田沢（549.6m）か

4/1 23:14

まだまだ続くだだっ広い尾根。左には、余市川の対岸の積丹半島付け根の山々が見えている

4/10 3:21

尾根上に、こんな重機が放置されている

4/5 23:44

振り返ると見えるのは、二ツ森から銀山あたりの山並みか

4/1 1:26

三等三角点・池田沢へ。かなり晴れてきた

4/6 6:18

振り返ると左の方に丸山が見える。全然丸くないが

4/5 23:53

丸山からたどってきた稜線が見える

4/2 9:40

積丹半島の山々。左の白いのが八内岳か。右の方に小さく余別岳が見える。その右に天狗岳が見える？

4/2 11:29

4/6 10:18

三等三角点・池田沢へ

4/10 3:30

どこでしょう？

4/10 3:29

4/10 3:29

三等三角点・池田沢が近い

4/6 11:17

三等三角点・池田沢付近

4/6 11:28

三等三角点・池田沢付近

4/10 3:29

このあたりが三等三角点・池田沢かな？

4/10 3:29

前方の尾根上に鹿二匹。こちらの姿を見て逃げていった

4/2 12:05

鹿の逃げ去った尾根

4/6 11:49

このあたりはもう雪庇は進行方向右（これは振り向いたところなので左）側＝東に出ている

4/10 3:26

直線的で歩き易い尾根が続く

4/10 3:25

右に大黒山と恵美須山がはっきり見えてくる

4/10 3:25

シカちゃん危ない！そんなに雪庇の端に行っちゃダメ

4/3 1:57

大黒山（左）と恵美須山（右）。右端に塩谷丸山

4/3 1:40

大黒山と恵美須山に向かって進む。右に塩谷丸山

4/10 11:11

カルデラ底を見下ろす。右に丸山。上には余市岳

4/10 11:10

4/10 11:10

P587へ向かって尾根が細くなり

4/10 11:09

木もうるさくなってくる

4/10 11:06

鹿の足跡を追いかけていく

4/10 11:04

4/10 11:03

P587

4/10 11:03

右の大黒山へ行くには左のP587を越えて行くしかない

4/3 2:12

右の丸山には雲がかかっているが、カルデラ内は晴れている。奥に余市岳

4/10 11:02

P587への急登にかかる

4/3 2:11

丸山から右の稜線を縦走してきた

4/10 18:11

かなり急な登りなのでシールを貼る

4/10 18:10

三等三角点・池田沢の方を振り返る

4/10 18:05

4/10 18:03

4/3 2:08

振り返ると、三等三角点・池田沢とそこからの直線的な稜線が見下ろせる

4/10 18:02

4/3 2:08

三等三角点・池田沢からつながっている尾根

4/7 9:11

P587近く

4/7 10:23

4/3 2:06

ずいぶん天気がよくなった

4/1 8:46

大黒山（左）と恵美須山（右）もクッキリ

4/3 2:05

雪庇に気をつけてP587の北西のピークへ

4/10 17:59

大黒山へ続く尾根にも雪庇が見える

4/10 17:58

4/10 17:55

中央の大黒山に登るには、まず手前のP612を越えなければならない

4/10 20:18

ちょっと段差があり、右には雪庇の出た

4/10 20:17

急な下り

4/3 2:04

横滑りで

4/10 20:15

下っていく

4/3 2:04

中央がP612。その右に大黒山

4/10 20:14

ここからはターンして下る

4/3 2:27

左からP612、大黒山、恵美須山

4/3 2:26

先ほどの下り

4/3 2:25

こう見ると、ちょっと急

4/10 20:12

カルデラ内側は雪庇

4/3 2:24

振り返ると

4/10 20:11

先ほどのP587の稜線とそこからの下りの稜線

4/10 18:42

また木がうるさくなってくる

4/10 18:39

4/10 18:37

雪庇は白いので、木の間越しによく見える

4/10 20:44

羊蹄山も見えるようになってきた

4/10 20:37

P612が近づいてくる

4/3 2:44

P587と羊蹄山

4/10 20:34

P612へ

4/10 20:33

P612

4/3 2:35

振り返ると、先ほどの尾根の向こうにニセコアンヌプリ（左）とイワオヌプリ（右）。間に見えるのは銀山か

4/3 2:32

積丹半島の最高峰・余別岳（左）と積丹岳（右）

4/2 13:23

P612付近から。正面に余市岳。右には丸山

4/3 10:14

4/3 10:12

丸山の上に見えるのは無意根山。その右には中岳と並河岳。無意根のこちら側＝西面も滑ってみたいな

4/3 10:08

丸山から右に縦走してきたカルデラ外輪山。上には無意根連山。中央付近のポコは本倶登山か

4/10 20:30

大黒山と恵美須山

4/7 15:12

木の間越しに見る大黒山

4/10 20:27

4/10 20:26

P612からは450mのコルまで、標高差150m余りの今日ここまでで一番の下り

4/2 14:14

大黒山へは、左下から右上する尾根を右中央のP550の近くまでたどり、正面の尾根を登る

4/10 21:06

450mコルまで滑る

4/10 21:05

これまでほとんど滑れなかったので、気持ちがいい

4/10 21:03

コルの手前から見た大黒山

4/3 8:44

振り返ってみたP612

4/3 8:43

大黒山の西尾根？にある奇妙な段差

4/10 21:02

あそこに行ってみたい

4/10 21:01

大黒山へ

4/3 8:42

P550は通らずに、左の斜面をトラバース

4/10 20:55

緩い斜面を登る。ウロコだけでも行けるが、板の裏に雪が付くので、シールを貼る

4/10 20:54

大黒山の南尾根にちょっとした岩場が見える

4/10 20:53

ニセコアンヌプリ（左）とイワオヌプリ（右）

4/3 8:35

今朝歩いていた丸山から三等三角点・長沢あたりの稜線が見える。上には羊蹄山

4/10 20:52

羊蹄山

4/10 20:51

無意根山と、右に中岳、並河岳

4/10 20:49

余市岳。今日なら阿女鱒岳まで縦走できたなあ

4/10 21:26

大黒山の頂上へ続く“道”。どうして、ここだけ木がないのか？

4/10 21:25

振り返って見ると

4/10 21:23

ちょっと上まで来て振り返る

4/10 21:21

大黒山の頂上近し

4/10 21:21

そこが頂上

4/3 10:39

大黒山から見た丸山。右上は本倶登山か

4/10 21:19

余市岳

4/10 21:16

大黒山の頂上から羊蹄山

4/10 21:13

今日初めて海が見えた。余市付近

4/10 21:13

恵美須山（P723）

4/10 21:11

山名板

4/10 21:09

左に余市岳、無意根山、右に本倶登山、尻別岳、羊蹄山

4/10 22:04

恵美須山へ向かって下る

4/10 22:04

雪庇

4/10 22:04

恵美須山。尾根の上に塩谷丸山が見える。左には海

4/2 14:38

恵美須山の頂上からこちら側の斜面を滑り、左へ沢筋を下る予定。左に頂白山が見える

4/10 22:03

コルまでは100m近い下り

4/10 22:02

頂白山と余市の街、海を見下ろす。頂白山の左の沢を下る予定

4/10 21:48

さらに滑る

4/10 21:47

あとは稜線沿いに恵美須山へ

4/10 21:47

コル付近から見た恵美須山。あとは登り

4/7 16:06

振り返ってみた大黒山

4/10 21:46

たどってきたカルデラ外輪山の上に羊蹄山やニセコアンヌプリ

4/2 17:41

大黒山。左の尾根通しに来た

4/10 21:45

大黒山から30分。恵美須山の頂上も近い

4/10 21:41

丸山からたどってきたカルデラ外輪山のほぼ全貌が見渡せる

4/10 22:43

これが赤井川カルデラだ

4/10 22:41

ニセコ連山の西の方は逆光でよく見えない

4/10 22:36

4/1 10:51

4/10 22:34

大黒山。こちら側の斜面の雪には亀裂が見える

4/10 22:32

無意根山と羊蹄山と丸山

4/10 22:29

恵美須山から冷水峠への尾根。木が多そう。いずれ行ってみたい

4/3 12:58

さあ、後は下るだけ

4/3 12:57

すぐに沢筋には降りず、斜面を斜めに下って行く

4/3 12:56

重く腐り気味の雪だが、滑りやすい

4/3 12:55

大黒山がすでに、かなり高いところに見える

4/3 12:23

ほぼ沢底に下る

4/3 12:23

沢沿いの平たいところを行く

4/10 22:27

穴が空くことはなさそうだが

4/10 23:20

腐りきった雪

4/10 23:18

ちょっと下りすぎた。左岸に上がるために逆戻り

4/3 12:22

ここはちょっと...

4/10 23:09

このスノーブリッジは怖いのでパス

4/10 23:06

ここから渡る

4/10 23:03

左岸に上がったところには大黒山から下ってきたと思しきシュプール。今日初めて見るトレース。はて、大黒山の頂上では何も見なかったが...

4/10 23:03

後はトレースに従って下る

4/10 23:01

これは？

3/31 16:11

4/10 22:52

最終人家？右のくぼみは道か

4/10 22:50

除雪地点に達するが、トレースに従い、雪の上をしばらく行く

4/10 22:49

ここで下に降りてスキーを脱ぎ、振り返ると左に頂白山

4/10 22:46

仁木で島虎と言えば、かつての社会党の衆議院議員で後に仁木町長になった故・島本虎三のことだろうが...

4/3 12:21

頂白山

4/11 0:55

奥に見えるのはどこの山だろう？稲倉石山とか天狗岳のあたりか？

4/11 0:55

道に出る。広域農道らしい

4/11 0:55

仁木の駅はこちら

4/11 0:55

フルーツの町・仁木だけに橋の欄干にはぶどう

4/11 0:54

フルーツの町・仁木だけに左はリンゴ、右はぶどう。しかし、駅までのこの直線道路が長い。2kmほど

4/11 0:53

ぶどう棚の向こうに塩谷丸山（左）。右は毛無山か

4/11 0:52

仁木駅到着

4/11 0:52

撮影機器：

DMC-FT1 Panasonic

感想

kenn

3月最後の1日は赤井川カルデラへ。南西の丸山（450.7m）から北の大黒山（724.9m）、そして通称：恵美須山（723m）まで、 カルデラ外輪山の西半分を縦走するという、数年来温めてきた計画を実現し、仁木へと下山した。はじめのうちは天気も悪く、ルートも単調で期待はずれだったが、後半になって高度が上がり、天候も回復するにしたがって面白くなってきた。自分が歩いてきたルートが見渡せるのがこのコースの魅力。前半同様に後半も悪天で何も見えなかったら、楽しみは半減しただろう。最初の取り付きと途中の急登に大黒山の登りだけシールを使ったが、残りはウロコ板で。下りはよく滑るが、登りもよくグリップが効くという、ウロコに最適の春の雪。ただし午後遅くなると、板の裏にくっついてきた。