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Yamareco

記録ID: 282866
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

1月の九重山系;久住山、大船山、平治岳などを巡る(1983)

1983年01月15日(土) ~ 1983年01月16日(日)
 - 拍手
GPS
27:20
距離
19.9km
登り
1,441m
下り
1,737m

コースタイム

1日目
山行
4:50
休憩
0:30
合計
5:20
11:50
20
スタート地点(牧ノ戸峠)
12:10
130
くつかけ山
14:20
14:50
30
久住山 山頂
15:20
30
稲星山 山頂
15:50
50
白口山 山頂
16:40
30
鉾立峠
17:10
法華院温泉(泊)
2日目
山行
7:50
休憩
1:00
合計
8:50
6:20
130
法華院温泉
8:30
30
段原
9:00
9:30
60
大船山 山頂
10:30
40
大戸越え
11:10
11:20
20
平治岳 山頂
11:40
70
大戸越え
12:50
13:10
50
坊がつる
14:00
70
雨が池越え
15:10
ゴール地点(長者原)

天候 1/15 晴れ
1/16 晴れ
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き、帰りとも、
福岡ー(JR)−豊後中村ー(バス)−牧ノ戸峠
コース状況/
危険箇所等
この年の冬は、暖冬だったせいか、九重山系の全域で雪がほとんどなく、まるで晩秋のような感じだった。雪山装備も使わず。
平冶岳の稜線から見る、三俣山の全容。でっかいプリンのような山容だ
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
平冶岳の稜線から見る、三俣山の全容。でっかいプリンのような山容だ
稲星山山頂からの大船岳の眺め
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
稲星山山頂からの大船岳の眺め
大船岳山頂から望む、九重連山の中核部
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
大船岳山頂から望む、九重連山の中核部
大船岳山頂に到着。今日は再び視界も良くなり、北の方角には、遠く由布岳が望めた(中央奥)
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
大船岳山頂に到着。今日は再び視界も良くなり、北の方角には、遠く由布岳が望めた(中央奥)
坊がツルから、逆光の中岳
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
坊がツルから、逆光の中岳
1/15 沓掛山より、星生山方向を望む。1月というのに雪がほとんどなく、まるで晩秋の山のようだ
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
1/15 沓掛山より、星生山方向を望む。1月というのに雪がほとんどなく、まるで晩秋の山のようだ
午後も遅くなってきたが、久住山から東へと向かい、未踏の稲星山へと向かう。これは稲星山中腹から振り返った久住山本峰。東から見ると案外と鈍頂だ
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
午後も遅くなってきたが、久住山から東へと向かい、未踏の稲星山へと向かう。これは稲星山中腹から振り返った久住山本峰。東から見ると案外と鈍頂だ
大戸越えから坊がツルへの下り、わずか1cm程度の積雪が残っているが、これでは冬山とはとても言えない
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
大戸越えから坊がツルへの下り、わずか1cm程度の積雪が残っているが、これでは冬山とはとても言えない
大船岳中腹から、山と山の間の隙間に、阿蘇山が見えた
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
大船岳中腹から、山と山の間の隙間に、阿蘇山が見えた
坊がツルに戻ってきた。振り返ると平冶岳が、結構大きくそびえている
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
坊がツルに戻ってきた。振り返ると平冶岳が、結構大きくそびえている
久住分かれから望む久住山本峰、この角度から見ると、なかなかの鋭鋒に見える
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
久住分かれから望む久住山本峰、この角度から見ると、なかなかの鋭鋒に見える
久住山山頂からの眺め(1)、噴気を上げる硫黄尾根を望む、遠景はるかに万年山の特徴ある姿も見える
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
久住山山頂からの眺め(1)、噴気を上げる硫黄尾根を望む、遠景はるかに万年山の特徴ある姿も見える
稲星山山頂から南東を望むと、祖母連山が見えた
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
稲星山山頂から南東を望むと、祖母連山が見えた
雨が池、凍りついた池が、今は冬であることを示していた
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
雨が池、凍りついた池が、今は冬であることを示していた
坊がツルからみる、大船岳。坊がツルは雪もなく、温かそうな枯れ草色に染まっていた
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
坊がツルからみる、大船岳。坊がツルは雪もなく、温かそうな枯れ草色に染まっていた
雨が池越えから長者原への下りは、谷筋で結構な悪路だった。雪も少し残っていた
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
雨が池越えから長者原への下りは、谷筋で結構な悪路だった。雪も少し残っていた
稲星山山頂から望む、次のピーク、白口岳、こじんまりしたピークだ
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
稲星山山頂から望む、次のピーク、白口岳、こじんまりしたピークだ
久住山山頂からの眺め(2) 最高峰の、中岳、その向こうに大船岳
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
久住山山頂からの眺め(2) 最高峰の、中岳、その向こうに大船岳
西千里が浜の東端から望む久住山本峰、この付近も雪は無し
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
西千里が浜の東端から望む久住山本峰、この付近も雪は無し
次のピーク、平冶岳に到着。ここからは三俣山が良く見えた
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
次のピーク、平冶岳に到着。ここからは三俣山が良く見えた
沓掛山より西の方を望む、独立峰の湧蓋山が見えるがこちらも枯れ草色が広がっていて、冬の景色ではない。
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
沓掛山より西の方を望む、独立峰の湧蓋山が見えるがこちらも枯れ草色が広がっていて、冬の景色ではない。
雨が池と平冶岳
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
雨が池と平冶岳
1/16 午前中に坊がツルから大船岳を目指す。大船山への登りの途中から見る、立中山(だらんとした手前の鈍頂)、白口岳(左)
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
1/16 午前中に坊がツルから大船岳を目指す。大船山への登りの途中から見る、立中山(だらんとした手前の鈍頂)、白口岳(左)
平冶岳の稜線から東を見ると、木々に覆われた黒岳が見えた。黒岳はなかなか遠く、まだ登ったことがない
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
平冶岳の稜線から東を見ると、木々に覆われた黒岳が見えた。黒岳はなかなか遠く、まだ登ったことがない
沓掛山より、三俣山を望む。こちらも雪はほとんど着いていない。上空は青空が広がっていて寒くもない。
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
沓掛山より、三俣山を望む。こちらも雪はほとんど着いていない。上空は青空が広がっていて寒くもない。
雨が池越えにて、雨が池は半分凍っていた
2013年03月30日 14:55撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:55
雨が池越えにて、雨が池は半分凍っていた
稲星山に到着。上空にはうす雲、中層にはもやがかかって、その向こうにぼんやりと阿蘇五岳が見えた
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
稲星山に到着。上空にはうす雲、中層にはもやがかかって、その向こうにぼんやりと阿蘇五岳が見えた
大船岳中腹から振り返ると、坊がツルの盆地を隔てて、中岳あたりが良く見える
2013年03月30日 14:54撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/30 14:54
大船岳中腹から振り返ると、坊がツルの盆地を隔てて、中岳あたりが良く見える
撮影機器:

感想

【山行NO 34】

※ 年末に霧島山を縦走したが、雪がほとんどなくて冬山らしくなかったので、正月明け早々だが、成人の日の連休を利用して、九重へ向かうことにした。
 ・今回、年始に購入した一眼レフを初めて使うので、それも楽しみ。

1月15日(土)
・いつものように、福岡からJRで豊後中村駅まで、そこからバスで牧ノ戸峠へ行く。

11:10-50 牧ノ戸峠登山口
 ・天気が良いのは良いのだが、割と雪は少ない。
  ちょっと休憩して準備をしてから出発。
 ・沓掛山への登りは、暖かいので汗が出るほどだった。

12:10-30 沓掛山
 ・天気が良いので展望は良好。残念ながら雪景色は見えず、
  まるで晩秋のような枯れ草山の山々が広がっている。湧蓋山、阿蘇山、油布岳などが望めた。
 ・ここから西千里が浜のダラダラした登りとなるが、最近降ったらしい雪も、すでに溶けかけていて、ぬかるみ状のところが多かった。

14:20-50 久住山山頂
 ・展望は良好。阿蘇山、祖母山、その向こうに大崩山あたりまで見えている。
 ・残念ながら周りに雪はなく、冬山らしい雰囲気ではなかったが、展望が良くて気持ちのいい山頂のひと時だった。

 ・ここから、まだ通ったことのないルート、登ったことのないピークを行ってみよう、と考え、稲星山、白口山という小さめのピークを縦走する。

15:20-30 稲星山
 ・この付近、九重山系でも裏手の山々なので、人気(ひとけ)の少ない道だ。ただし、道自体ははっきりと着いていて、迷うようなことはなかった。
15:50-16:00 白口山
 ・ここから真下に、法華院温泉が見えている。
 ・ここから坊がツルの盆地までの下りは、結構な急な道で、岩もゴツゴツと出ており、歩きにくい道だった。鉾立峠から先は、道がかなり不明瞭で、空谷を適当に下る。

17:10 法華院温泉(泊)
 ・今日はこの山の宿に泊まる。
  当初は、食事付きの旅館側に泊まる予定でいたが、先客が素泊まり用の小屋に泊まるというので、自分もお金を節約するため、そちらに泊まることにした(素泊まり2000円也)。
 ・素泊まりの部屋はさすがに暖房もなくて寒いので、貸し毛布(200円×3枚)を借りる。
 ・素泊まりであっても、温泉には自由に入れた。少しぬるめの湯にゆったりと浸かって、疲れをいやす。
 ・さすがに毛布3枚では夜中に寒くなり、何回か目が覚めた。


1月16日(日)
 ・朝、6時前に目が覚めて外を見ると、すごい星空が広がっていた。木星がギラギラと光っている。お湯を沸かしてコーヒーとお菓子で軽く朝食とし、さっそく出発する。

6:20 法華院温泉発
 ・まだ日の出前で薄暗いのでヘッドランプを着けて歩く。
  歩いているうちに東の大船岳の方向が赤く染まってきた。
6:40 坊がツル(大船岳登山口)
 ・ここから灌木帯の登りとなった。寝不足で疲れが取れてないのか、ペースはあまり上がらない。
 ・灌木帯を抜けると草原状の場所となった。展望が出てきて、振り返ると中岳、三俣岳がすでに明るくなっている。
 ・その後もペースはあまり上がらず、後続の人に次々と追い抜かれる始末。
8:40頃 段原
 ・ようやく稜線部の一角に到着。ここからは大船岳がまじかだ。

9:00-30 大船岳山頂
 ・ようやく、今回の山行の主目的のピークに到着できた。
  今日も良い天気で、四周の展望は良好。
  風が強くて少し寒いが、パンとお茶で朝食とし、のんびりとした。

9:40 段原
 ・ここから次の目的地、平治岳へと向かう。
  この稜線は、数日前と思われる積雪がまだ結構残っていて、冬山の雰囲気あり。
10:30-40 大戸越え
 ・ここでザックをデポし、空身で平治岳へと向かう。ここからの道は予想以上に急坂で、ミヤマキリシマの灌木の中、ぬかるんだ道を行くが、思っていたよりは早く登れた。

11:10-20 平治岳山頂
 ・大船岳よりもだいぶ温かくなってきた。風が弱く、うららかな春の日和の感じ。展望もまずまずで、北西にははるかに英彦山なども見えた。

11:40-12:00 大戸越え

12:50-13:10 坊がツル
 ・予定していたピークを登り終え、ひと息つく。
 ・今日はなんだかノドが渇くので、ここで水を補給し、お湯を沸かしてお茶を飲んで一休み。
 ・盆地状の坊がツルは、平冶岳、大船岳、中岳、三俣山などの山々に囲まれており、いかにも九重の奥之院に入る感じだ。

 ・ここから下り、雨が池越えへの道を行く。

14:00-10 雨が池越え
 ・雨が池は小さい池だが、半分凍っており、冬山らしい雰囲気があって良かった。
 ・ここから、長者原への下りとなる。谷筋の道は、日差しが当たらないせいか、今回の山行で最も雪が多い場所だった。(それでも量としては10cm前後)。

15:10 長者原着
・帰りはバスで豊後中村に出て、そこからJRで福岡へ。



※ 雪景色を期待してきた山行だったが、残念ながら雪が少なくて晩秋のような九重山系だった。しかし、天気も展望も良くて、それなりに満足できた山行。
 この年の4月から、就職で九州を離れることになっているので、これまで何回も訪れた九重山系も、とりあえずこれで終わりか、、と少し寂しい感じもした。
  

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2/5
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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