1月の九重山系;久住山、大船山、平治岳などを巡る(1983)
- GPS
- 27:20
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,441m
- 下り
- 1,737m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:20
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:50
天候 | 1/15 晴れ 1/16 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
福岡ー(JR)−豊後中村ー(バス)−牧ノ戸峠 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この年の冬は、暖冬だったせいか、九重山系の全域で雪がほとんどなく、まるで晩秋のような感じだった。雪山装備も使わず。 |
写真
感想
【山行NO 34】
※ 年末に霧島山を縦走したが、雪がほとんどなくて冬山らしくなかったので、正月明け早々だが、成人の日の連休を利用して、九重へ向かうことにした。
・今回、年始に購入した一眼レフを初めて使うので、それも楽しみ。
1月15日(土)
・いつものように、福岡からJRで豊後中村駅まで、そこからバスで牧ノ戸峠へ行く。
11:10-50 牧ノ戸峠登山口
・天気が良いのは良いのだが、割と雪は少ない。
ちょっと休憩して準備をしてから出発。
・沓掛山への登りは、暖かいので汗が出るほどだった。
12:10-30 沓掛山
・天気が良いので展望は良好。残念ながら雪景色は見えず、
まるで晩秋のような枯れ草山の山々が広がっている。湧蓋山、阿蘇山、油布岳などが望めた。
・ここから西千里が浜のダラダラした登りとなるが、最近降ったらしい雪も、すでに溶けかけていて、ぬかるみ状のところが多かった。
14:20-50 久住山山頂
・展望は良好。阿蘇山、祖母山、その向こうに大崩山あたりまで見えている。
・残念ながら周りに雪はなく、冬山らしい雰囲気ではなかったが、展望が良くて気持ちのいい山頂のひと時だった。
・ここから、まだ通ったことのないルート、登ったことのないピークを行ってみよう、と考え、稲星山、白口山という小さめのピークを縦走する。
15:20-30 稲星山
・この付近、九重山系でも裏手の山々なので、人気(ひとけ)の少ない道だ。ただし、道自体ははっきりと着いていて、迷うようなことはなかった。
15:50-16:00 白口山
・ここから真下に、法華院温泉が見えている。
・ここから坊がツルの盆地までの下りは、結構な急な道で、岩もゴツゴツと出ており、歩きにくい道だった。鉾立峠から先は、道がかなり不明瞭で、空谷を適当に下る。
17:10 法華院温泉(泊)
・今日はこの山の宿に泊まる。
当初は、食事付きの旅館側に泊まる予定でいたが、先客が素泊まり用の小屋に泊まるというので、自分もお金を節約するため、そちらに泊まることにした(素泊まり2000円也)。
・素泊まりの部屋はさすがに暖房もなくて寒いので、貸し毛布(200円×3枚)を借りる。
・素泊まりであっても、温泉には自由に入れた。少しぬるめの湯にゆったりと浸かって、疲れをいやす。
・さすがに毛布3枚では夜中に寒くなり、何回か目が覚めた。
1月16日(日)
・朝、6時前に目が覚めて外を見ると、すごい星空が広がっていた。木星がギラギラと光っている。お湯を沸かしてコーヒーとお菓子で軽く朝食とし、さっそく出発する。
6:20 法華院温泉発
・まだ日の出前で薄暗いのでヘッドランプを着けて歩く。
歩いているうちに東の大船岳の方向が赤く染まってきた。
6:40 坊がツル(大船岳登山口)
・ここから灌木帯の登りとなった。寝不足で疲れが取れてないのか、ペースはあまり上がらない。
・灌木帯を抜けると草原状の場所となった。展望が出てきて、振り返ると中岳、三俣岳がすでに明るくなっている。
・その後もペースはあまり上がらず、後続の人に次々と追い抜かれる始末。
8:40頃 段原
・ようやく稜線部の一角に到着。ここからは大船岳がまじかだ。
9:00-30 大船岳山頂
・ようやく、今回の山行の主目的のピークに到着できた。
今日も良い天気で、四周の展望は良好。
風が強くて少し寒いが、パンとお茶で朝食とし、のんびりとした。
9:40 段原
・ここから次の目的地、平治岳へと向かう。
この稜線は、数日前と思われる積雪がまだ結構残っていて、冬山の雰囲気あり。
10:30-40 大戸越え
・ここでザックをデポし、空身で平治岳へと向かう。ここからの道は予想以上に急坂で、ミヤマキリシマの灌木の中、ぬかるんだ道を行くが、思っていたよりは早く登れた。
11:10-20 平治岳山頂
・大船岳よりもだいぶ温かくなってきた。風が弱く、うららかな春の日和の感じ。展望もまずまずで、北西にははるかに英彦山なども見えた。
11:40-12:00 大戸越え
12:50-13:10 坊がツル
・予定していたピークを登り終え、ひと息つく。
・今日はなんだかノドが渇くので、ここで水を補給し、お湯を沸かしてお茶を飲んで一休み。
・盆地状の坊がツルは、平冶岳、大船岳、中岳、三俣山などの山々に囲まれており、いかにも九重の奥之院に入る感じだ。
・ここから下り、雨が池越えへの道を行く。
14:00-10 雨が池越え
・雨が池は小さい池だが、半分凍っており、冬山らしい雰囲気があって良かった。
・ここから、長者原への下りとなる。谷筋の道は、日差しが当たらないせいか、今回の山行で最も雪が多い場所だった。(それでも量としては10cm前後)。
15:10 長者原着
・帰りはバスで豊後中村に出て、そこからJRで福岡へ。
※ 雪景色を期待してきた山行だったが、残念ながら雪が少なくて晩秋のような九重山系だった。しかし、天気も展望も良くて、それなりに満足できた山行。
この年の4月から、就職で九州を離れることになっているので、これまで何回も訪れた九重山系も、とりあえずこれで終わりか、、と少し寂しい感じもした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する