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Yamareco

記録ID: 284204
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ハイキング
丹沢

経ヶ岳+仏果山:半蔵坊前から宮ヶ瀬ダムまで、半袖隊長、大山・丹沢と宮ヶ瀬湖の絶景を堪能す

2013年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:44
距離
11.1km
登り
965m
下り
916m

コースタイム

【8:00発半原行バス】
8:35半蔵坊バス停⇒8:53登山道取付き⇒9:38法華林道出合い⇒10:10経ヶ岳10:30⇒
10:50半原越⇒11:24革籠石山⇒12:10仏果山13:00⇒
(ルートミス10分)
13:10仏果山⇒13:38高取山13:48⇒14:08鉄塔下⇒14:40宮ヶ瀬ダム登山口15:55⇒
(エレベーター1分)宮ヶ瀬ダム下15:00⇒愛川大橋バス停15:19⇒
【15:21発本厚木行バス】
天候 晴れ&やや強めの風
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
神奈川中央交通
往路)本厚木駅8:00発⇒半原行⇒半蔵坊8:31着
復路)愛川大橋15:21発⇒本厚木駅16:19発
  (★注:自然渋滞のため往路の倍の時間がかかりました)
コース状況/
危険箇所等
▲登山ポスト:なし
★道の状況
“沼∨轡丱皇笄遊丱岳
暫くは春の草花で賑わう沢沿いの道を歩き、二つの砂防ダムの堰堤を巻き、一ヶ所だけ、沢を渡ります(涸れ沢ではなく水流がありました・・・が、幅30cm程度です)。
途中で舗装林道に出るので、やや、興ざめしますが、再び山道に取り付き直後は、道幅が狭く傾斜しているので緊張します。
鹿除けフェンスを二つくぐりながら、確実に標高を稼げば大山から丹沢の眺望に優れる経ヶ岳です。
経ヶ岳⇒仏果山
このルートの核心部でしょう。
経ヶ岳から半原越えへの下りは急な階段が続くので息が抜けません。
仏果山へ近づくと、いわゆる「馬の背」となり、痩せ尾根を歩きます。
最後の最後の登りはロープ場となり急坂です。
登りにとる場合は傾斜が急なだけすが、下りでは慎重な足取りが必要です。
J果山⇒高取山⇒宮ヶ瀬ダム
仏果山からの下り直後が急です。が、僅かな区間です。
その後は、痩せ尾根を歩く区間もありますが、なだらかな起伏を辿るプロムナードです。
登山道最後の区間となる宮ヶ瀬ダムへの下りは本当に本当に本当に急な下りです。
恐らく、ダム建設時に、無理矢理、設営した人造ルートなのではないでしょうか?
さ椒瀬ダム⇒愛川大橋バス停
 ダム堤からエレベーターで一気に下り、舗装道路をダラダラと下るだけです。所要約30分。

◆温泉:なし
◆飲食店:宮ヶ瀬ダムの資料館に食事処がありました。
    地ビール(宮ヶ瀬ビール)や生ビールもありました。
    
    しかし、バス停周囲には何もありません。

●半袖驚かれ指数:ゼロ
●半袖出会い指数:ゼロ
●今日のスマホ万歩計:26,933歩(山行に要したのは推定22千歩程度)
小田急線・本厚木駅から30分で半蔵坊前バス停に到着。
蒼空に今日の山行の期待が高まります。
小田急線・本厚木駅から30分で半蔵坊前バス停に到着。
蒼空に今日の山行の期待が高まります。
田代半蔵坊。中には入りませんでしたが、立派な建築物でした。
田代半蔵坊。中には入りませんでしたが、立派な建築物でした。
国道を本厚木駅に向かって少し戻って、細い道に入ります。
「神奈川県警察」の標識が目印。
国道を本厚木駅に向かって少し戻って、細い道に入ります。
「神奈川県警察」の標識が目印。
登山ポストかと思ったら、地元の「西山を守る会」の荻野西山登山マップが入っていました。
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登山ポストかと思ったら、地元の「西山を守る会」の荻野西山登山マップが入っていました。
スイマセン<m(__)m>
花の名前は不得意なので、以後、基本的にコメントなしです。
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スイマセン<m(__)m>
花の名前は不得意なので、以後、基本的にコメントなしです。
沢筋の道を歩いていると、木の切り株に開いた穴の中に何やら入ってます。
沢筋の道を歩いていると、木の切り株に開いた穴の中に何やら入ってます。
なんと・・・酒徳利です。「半蔵坊門前だい吉」と書いてあります。
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なんと・・・酒徳利です。「半蔵坊門前だい吉」と書いてあります。
堰堤脇を登ります。
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堰堤脇を登ります。
二つ目の堰堤。
沢を渡渉します。
ガイド本(山渓/神奈川県の山2010年版)では涸沢と紹介されていますが、細いながらも水流がありました。
沢を渡渉します。
ガイド本(山渓/神奈川県の山2010年版)では涸沢と紹介されていますが、細いながらも水流がありました。
登山口から30分ほどで、最初のベンチ&テーブルポイントに到着。
山桜の大木の下から半原の街を見渡せます。
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登山口から30分ほどで、最初のベンチ&テーブルポイントに到着。
山桜の大木の下から半原の街を見渡せます。
目を凝らせば、あれはスカイツリーではないか!?
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目を凝らせば、あれはスカイツリーではないか!?
法華林道左側に付けられた坂道を登って行きます。
法華林道左側に付けられた坂道を登って行きます。
豪快に倒れています・・・が、新芽を吹いています。
強力な生命力です。
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豪快に倒れています・・・が、新芽を吹いています。
強力な生命力です。
鹿除けフェンスの扉(2ヶ所)をくぐりながら進みます。
が、フェンスは半開きで、かつ、金網も壊れ加減で、用を成していません。
鹿除けフェンスの扉(2ヶ所)をくぐりながら進みます。
が、フェンスは半開きで、かつ、金網も壊れ加減で、用を成していません。
樹間から経ヶ岳らしき山容が見えて来ました。
樹間から経ヶ岳らしき山容が見えて来ました。
反対側の横浜方面。
正面奥にランドマークタワーが見えています。
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反対側の横浜方面。
正面奥にランドマークタワーが見えています。
華厳山・高取山への道を左に分けると、すぐに・・・
華厳山・高取山への道を左に分けると、すぐに・・・
経ヶ岳(633.1m)頂上です。
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経ヶ岳(633.1m)頂上です。
大山と手前に三峰山。
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大山と手前に三峰山。
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳の主稜線。
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塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳の主稜線。
蛭ヶ岳をズームアップ。
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蛭ヶ岳をズームアップ。
仏果山に向かって直ぐ地点にある経ヶ岳の名の謂れとなった「経石」。
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仏果山に向かって直ぐ地点にある経ヶ岳の名の謂れとなった「経石」。
実際の山なみを見比べて、ようやくどれがどの山か、分かりました。
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実際の山なみを見比べて、ようやくどれがどの山か、分かりました。
一旦、傾斜が緩やかになったら山名案内板が現れます。
一旦、傾斜が緩やかになったら山名案内板が現れます。
再び始まる急な階段を下り終えると
再び始まる急な階段を下り終えると
半原越に到着。
ここまでクルマで来て、経ヶ岳あるいは仏果山にピストンするハイカーのクルマでしょう。
半原越に到着。
ここまでクルマで来て、経ヶ岳あるいは仏果山にピストンするハイカーのクルマでしょう。
どうも水資源が宝・・・とのようでした。
どうも水資源が宝・・・とのようでした。
すぐに道路左手に取り付けられた階段を上がって、再び登りとなります。
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すぐに道路左手に取り付けられた階段を上がって、再び登りとなります。
おっ、宮ヶ瀬湖が樹間から垣間見えて来ました。
エメラルドグリーンです。
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おっ、宮ヶ瀬湖が樹間から垣間見えて来ました。
エメラルドグリーンです。
再び鹿除けフェンスを二つ通って、土山峠への道を左に分けます。
再び鹿除けフェンスを二つ通って、土山峠への道を左に分けます。
そして、一登り、二登りすると、革籠石山640mに到着。
ようやくスカイツリーより高くなりました。
ここで、今日初めて、仏果山側からのハイカーとすれ違いました。
そして、一登り、二登りすると、革籠石山640mに到着。
ようやくスカイツリーより高くなりました。
ここで、今日初めて、仏果山側からのハイカーとすれ違いました。
「道幅狭し 注意」と。
ドキドキ、でも、ワクワク。
「道幅狭し 注意」と。
ドキドキ、でも、ワクワク。
こんな馬の背状の細い道。
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こんな馬の背状の細い道。
仏果山への最後の岩場の少し前に、左手が開けた絶好の展望地がありました。
頂上鉄塔を覗けば、今日一番のビュー・ポイントでした。
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仏果山への最後の岩場の少し前に、左手が開けた絶好の展望地がありました。
頂上鉄塔を覗けば、今日一番のビュー・ポイントでした。
仏果山への最後の登り。
ご婦人三人組が慎重に慎重に下られていました。
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仏果山への最後の登り。
ご婦人三人組が慎重に慎重に下られていました。
仏果山(747m)頂上到着は12:10。
もちろん、今日も、朝から半袖です。
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仏果山(747m)頂上到着は12:10。
もちろん、今日も、朝から半袖です。
これがウワサの鉄塔。
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これがウワサの鉄塔。
折角ですので登ってみました。
この後、向かう高取山ですね。
折角ですので登ってみました。
この後、向かう高取山ですね。
これは歩いてきた経ヶ岳方面。
これは歩いてきた経ヶ岳方面。
丹沢&宮ヶ瀬湖。
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丹沢&宮ヶ瀬湖。
ちょうど昼時でもあり、頂上はたいそうな賑わいぶり。
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ちょうど昼時でもあり、頂上はたいそうな賑わいぶり。
さて拙者も昼食・・・で山ソーセージ。
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さて拙者も昼食・・・で山ソーセージ。
今日も粗食・・・でも美味い。
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今日も粗食・・・でも美味い。
昼食を取ったベンチのすぐ脇に咲いていたのですが、この花の名前は?
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昼食を取ったベンチのすぐ脇に咲いていたのですが、この花の名前は?
午後1時を過ぎると、山頂は急速に静かになりました。
午後1時を過ぎると、山頂は急速に静かになりました。
なんか仲良しこよし・・・です。
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なんか仲良しこよし・・・です。
ちょっと艶っぽい曲線。
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ちょっと艶っぽい曲線。
おっと・・・「山ビール湯」に注意と錯覚。
指名手配されていたのかとびっくり。
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おっと・・・「山ビール湯」に注意と錯覚。
指名手配されていたのかとびっくり。
高取山(705.7m)。ここにも鉄塔あり。」
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高取山(705.7m)。ここにも鉄塔あり。」
もちろん上がって、その上から
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もちろん上がって、その上から
ふれあいの村ではなく、宮ヶ瀬ダムサイトに下りることにします。
ふれあいの村ではなく、宮ヶ瀬ダムサイトに下りることにします。
この辺りの道標は0.05km単位なのでしょうか>
この辺りの道標は0.05km単位なのでしょうか>
明るい新緑の道。
明るい新緑の道。
ここが最後のビューポイントでした。
送電線が頭上を走っています。
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ここが最後のビューポイントでした。
送電線が頭上を走っています。
登山道の事実上の終了地点。
宮ヶ瀬ダムを見下ろせます。
ここから一気に下ります。
登山道の事実上の終了地点。
宮ヶ瀬ダムを見下ろせます。
ここから一気に下ります。
の階段が、これまた驚くほど急な下りでした。
思わずへっぴり腰になります。
の階段が、これまた驚くほど急な下りでした。
思わずへっぴり腰になります。
宮ヶ瀬湖畔まで下りてくると・・・
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宮ヶ瀬湖畔まで下りてくると・・・
ダムサイトの舗装路をダム堰堤に向かいます。
ダムサイトの舗装路をダム堰堤に向かいます。
奥に見える山は丹沢の一角でしょうか?
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奥に見える山は丹沢の一角でしょうか?
ダムの上。
真ん中にあるエレベーター(無料)で一気に下に下ります。所要1分。
この時点で2時53分。バスは3時21分発。
間に合うでしょうか?
ダムの上。
真ん中にあるエレベーター(無料)で一気に下に下ります。所要1分。
この時点で2時53分。バスは3時21分発。
間に合うでしょうか?
歩いておりたら大変です。
歩いておりたら大変です。
見事な滝が流れ落ちてました。
が、急ぎます。
この時間帯のバスは一時間に一本ですから。
見事な滝が流れ落ちてました。
が、急ぎます。
この時間帯のバスは一時間に一本ですから。
逆コースを辿る場合は、ここが入り口になります。
逆コースを辿る場合は、ここが入り口になります。
愛川大橋バス停。
3時19分に到着し、間に合った!
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愛川大橋バス停。
3時19分に到着し、間に合った!

感想

 以前からクルマで脇を通るばかりで登る機会がなかった仏果山を、ようやく、歩いてきました。
 
 今年は急速に暖かくなったので、ヤマビル出没で有名なこの山域には、出来るだけ早く行った方がいいだろうと考えまして、「いつ行くの?」⇒「今でしょ!」とばかりに行ってきました。

 本厚木から乗ったバスにはハイカーらしき人は10人弱。そのうち半蔵坊前で降りたのは二人だけ。他の方は愛川ふれあいの村センター前まで行かれ、仏果山に登るパターンなのでしょうか?

 さて、拙者は、「経ヶ岳⇒仏果山⇒高取山」コースとし、最後にふれあいの村に下るか、宮ヶ瀬ダムに下るかは、時間と天気と相談して決めることにしました。

 結果として、仏果山を午後1時頃に出発することになったので、思い切って宮ヶ瀬ダムまで行きました。

 経ヶ岳までの道は、足元の草花がきれいでした。また経ヶ岳まで行って初めて、いきなり大山・丹沢山塊の眺めが現れるので、思わず「お〜〜!」と声を漏らしてしまうものでした。

 その後も、常に左手に丹沢の山なみとエメラルドグリーンの宮ヶ瀬湖を眺めながらの山行で、特に半原越から仏果山までの道は、細い馬の背状で、最後の急な岩場と共に変化があり、なかなかに楽しい道でした。
 
 仏果山の賑わいぶりにも驚きました。武蔵野市から40名の団体ハイカーが来鈁されていたこともあるのでしょうが、ふれあい村からピストン山行される方も多いようですね。

 仏果山から高取山へは、かなりのんびりムードの道筋となり、すれ違うハイカーも少なく静かな山行を楽しめました。

 けっこう急な階段の下りが多いのも特徴かと思います。宮ヶ瀬ダムへの最後の下りの階段は、どえりゃ〜急で驚きました。あそこを登るのは、知ってしまうと回避したいです。もちろん、下りの方がおっかなくて、得意のへっぴリ腰を丸出しでしたが・・・。

 宮ヶ瀬ダムの展示館でトイレに行き、案内嬢の方に本厚木駅方面のバス停を尋ねて正解でした。愛川大橋バス停だということはガイド本を見て分かっていたのですが、バス停時刻表(コピー)を頂戴しまして、なんとその時点で、次のバスまであと28分。一時間に一本しかないので乗るっきゃない!と、寄り道せずに普通に歩いて行ったら(もちろん、走る気力・体力なしでしたが)発車2分前に到着。
 
 いい具合に終了!と思っていたら、バスが自然渋滞のため往路の二倍も時間がかかってしまいました・・・が、これぐらいは可としないと!
 明日は、半袖隊員二名(元・山ガ+前・山ガ)を連れて、高尾陣馬縦走に行ってきます(スタンプハイク狙い^0^)。
 

 

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