モフモフで心折れかけ・泉ヶ岳(表コースピストン)
- GPS
- 05:05
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 584m
- 下り
- 585m
コースタイム
天候 | 登りは快晴、下りの途中から曇天・粉雪チラチラ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪でワカンでは踏み抜きが多く心が折れ掛けた |
写真
感想
年末の奥丹沢縦走の山行記録がYAMAPの「注目の活動記録」に載ったためプチバズり。普段は20~30いいね、がなんと400オーバーでちょっとビックリ (@@)
今年の登り初めは仙台市街から小一時間でたどりつける泉ヶ岳。三百名山のこの山は、仙台市の小学生が遠足で登るという市民に身近な山のようです。去年8月に仙台に越してきて初めて東北の山に登ったのもここですが、あまりの暑さに熱中症になりフラフラになってしまった鬼門の山。
今日は泉ヶ岳(からあわよくば北泉ヶ岳までいけたらいいな)を独り登ります。泉ヶ岳のトレッキングコースは水神(今日まで「みずかみ」と思ってた。「すいじん」なんですね)や滑降コースが一般的ですが、グレートトラバース3で田中陽希さんが登った表コースを選択。スプリングバレー仙台泉スキー場へ向かう道の途中、左側の路肩駐車場がスタート。
え”っ、9時半過ぎてるのに、1台しか停まってない…。これは登る人がめっきり少ないコースなんだと気づいた時にコースを変更しておけば、この先の超モフモフで心が折れ掛けることもなかったのに、まだこの時はこの先の苦労に気づいていません。
かなりの積雪量なので、スタートからアイゼン。でも数m歩いただけでこりゃあかんとワカンを装着。先行者の方のトレースがありがたくあるのですが、ここ数日の降雪で結構沈む。かなりの苦戦が予想される中、軌跡でもわかるようにトレースが突き当りになっていてしばらく彷徨い、夏道ともところどころコースが違い、このコースはなかなかヤバいと気づき始めます。(ここは画像もアップしましたが、真っすぐのトレースから左に斜面を上がっていくのが正解。)
斜度がきつくなるとワカンでは踏み抜きがどんどん多くなり、モフモフの雪が大敵に。陽希さんがくぐった胎内巡りはくぐる余裕もなく迂回。途中でスノーシューの方に追い抜いてもらいましたが、今日の山行中に出会ったのはこの方だけ。天気は最高で真っ青な空と雪の林で心が洗われるほどきれいですが、ドーダン林付近までの急坂はワカンではズボズボで半分心が折れかかってました…。
その先も山頂手前の急坂で同じような感じで、一歩一歩確実に登っていくと先ほどのスノーシューの方が下ってきて「今日のコンディションはスノーシューじゃないとダメですね」とお話ししました。やっとこさなんとか山頂に到着しました。
山頂では2パーティーの方々が楽しくランチ中。残念ながら北泉ヶ岳の後方はガスってしまい見られず、さすがにそこまでいく元気もありませんでした。山頂で水神コースから登ってきた単独行の方にお二人話しを聞きましたが、そちらのコースはアイゼンがなくても登ってこられるほどトレースがしっかりしていたそうです。
下りはモフモフの雪を楽しみながらスキップしながら進んでいくと、半歩コースを外すと足がもぐってしまい全身が雪まみれになるほどの大転倒を2度ほど。いい気になって油断してはいけませんね。半分過ぎたところで曇ってきて粉雪も降ってきて晴天用のサングラスでは見にくいため、曇天用の新兵器ゴーグルを装着。5時間かけてなんとか下りてくると先行者のクルマはもうなく、マイカー1台だけになっていました。
泉ヶ岳は高い山ではありませんが、雪山は当日のコンディションとコース、装備によってこんなに大変なんだとあらためて気づかされた山行でした。天候は行くことなしで青い空と静かな雪の林。がんばった表コースでした。(スノーシュー買わなくちゃ!)
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