(過去レコ)燕岳⇔大天井岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 2,102m
- 下り
- 2,102m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
前日、土曜日の朝に夜勤が明け、当日は平日と同じように日中は寝て、夜10時20分頃に家を出て、一般道で中房温泉へ向かう。
燕岳も大天井岳も中房温泉も初めてで、真っ暗い時刻には駐車場も登山口も分かりにくかった。
最奥の駐車場にはロープが張ってあり、少し下の橋の横に停めた。
途中の道の駅の明るい所で登山靴に履き替え、登山口に着いたらすぐスタートするのが私の登山スタイルである。
合戦尾根は北アルプス三大急登のひとつと言われるので、相当急なのだろうと思っていたが、歩きにくくはなかった。
合戦尾根の頭付近で日の出となり、雲の全くない東の空から鮮やかなオレンジ色の太陽が昇る。
上方の燕山荘の外では大勢の宿泊者が日の出を見ていた。
そのまま休まないで燕岳へ行く。上空には薄雲が広がり、紺碧のスカイブルーではなかったが、雲やガスの掛かる山は全く無く、完全無欠と言えるほどの素晴らしい展望だった。
8月下旬に裏銀座縦走路からこちらを眺めたが、逆光で全体に黒っぽく、燕岳の稜線もどれがピークなのかよく分からなかった時とは格段の違いであった。
特に素晴らしかったのは槍〜穂高から立山〜劔である。
中腹から上にはもう雪があり、黒い岩と斑模様の山肌が山の厳しさを見せつけていた。
切りのいい7時丁度に燕岳から大天井岳へ向かう。
風が少しあり、かなり寒かったので身体を温めるため速足で歩く。
安曇野は早朝は雲海だった。時間が経つと雲は消えたが、薄くもやが掛かる。
大天荘から7分で着いた大天井岳には先行者はいなかった。
燕岳と展望に大きな違いはなかったが、こちらからは水晶岳のバックに薬師岳が見えた。
安曇野から常念山脈を見上げて真っ先に目に付くのは常念岳だが、山頂からの展望は常念より大天井の方が良い。
白馬岳から穂高岳までがよく見え、北アルプスの一大展望ピークである。
二座で会わせて一時間の展望を楽しみ、切りの良い10時丁度に下山することにした。
CTは約13時間だが、休憩外では9時間40分ほどでピストンした。
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