高水三山 - 人が少ない平日はメジャールートで。最後に貴重な経験が待っていました。


- GPS
- 06:19
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,181m
- 下り
- 1,172m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 6:13
07:12 寒山寺駐車場
07:38 高水三山入口
08:45 惣岳山(休憩10分)
09:20 馬仏山
09:53 岩茸石山(休憩30分)
10:47 高水山(休憩30分)
12:37 平溝林道(道間違い)
13:14 高水山入口
13:30 寒山寺駐車場
天候 | 曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
車を寒山寺駐車場に置きました。 寒山寺駐車場は無料でトイレもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般ルートに危険個所はありません。 よく整備されていて歩きやすく、道迷いも心配ないでしょう。 山頂直下に急登があるくらいで、全体を通してルートの傾斜はなだらかな方だと思います。 高水山から高水山入口への終盤は、一般ルートを外しP563を通過するバリバリルート(GPS参照)を歩きましたが、見込み通りの場所には降りられませんでした。 軟弱地盤の急傾斜なので、P563から先には進まない方が良いです。 |
写真
感想
平日の休みは、週末には人が多そうなメジャールートへ。ということで、本日は奥多摩の高水三山を歩いてみました。
沢井駅から点線ルートで惣岳山から登る周回ルートです。
例によって、ゴール地点(軍畑駅から高水山に向かう際の林道終点)に自転車を置き、車を置いた寒山寺からスタートしました。
登山道は案内板も多く迷うことはありませんが、登山道入口に着くまではわかりにくいです。幸い、今回は間違わずに点線ルートの入口に辿り着けましたが。
このルートは、まさにハイキングコースです。
それほどの急登もなく自転車でも走れるような道が多いので、家族やグループで弁当持ってワイワイ歩くにはいいと思います。でも、正直私にはちょっと・・・でした。
高水山に着いた時点で、まだ11時前。あと30分も歩いたらゴールなんて少し物足りないと思いながらルート図とは別の地形図を眺めていると、高水山からの下山途中の左に曲がる所を曲がらずに直進するとP563があり、その先には二つの林道に挟まれるような尾根が伸びているではありませんか。「無理そうだったら戻ればいいや」と行ってみることにしました。
初めは緩やかだった傾斜も徐々に急勾配になり、地質がもろいため滑り落ちるように降りて行き、悪戦苦闘の末、なんとか擦り傷程度で林道に出ました。
予定では自転車を置いたゴール地点より少し下った辺りに出るつもりだったので、林道に出た後は左に登るはずだったのですが、出た林道は右に登っていました。
「これはどうも、尾根を挟んだ反対側の林道(平溝林道)に出たらしいぞ」と思っているところへ、単独の登山者が歩いてきたので尋ねてみると、彼は高水山に向かう林道を歩いている、とのこと。つまり、これは私が出たかった林道だというのです。
この林道が期待通りの林道だとすれば、高水山は左前方にあるはずですが、私は右の山から出て来たのですから、どう考えても不自然な位置関係です。こちらの状況を彼に話もしましたが、「変ですねぇ」と言いながらも、自分の認識を信じているようでした。(当然ですが。)
沢沿いの林道を疑心暗鬼のまま10分くらい一緒に上りましたが、「やはり違う」。気まずい思いを振り切って「やっぱり私は戻ります。」彼も終わらない林道に少々不安を感じ始めていたようでしたが「もう少し行ってみます。」と別れました。
結果的には、やはりその林道は平溝林道でした。15分くらい下った所にあった分岐を左に上り、無事自転車に辿り着けました。改めて分岐点を見ると、確かに注意してみていないと見落としそうではあります。それにしても、この道は今朝車で通ったはずなのに、覚えていないものですね。
自転車で寒山寺駐車場に向かい下って行くと、ちょうど林道の分岐点で彼に会いました。どうしたかなぁ、と思っていたので確認できてホッとしました。
山ではすべてが自己責任ですので、当然ながら彼を責めるつもりはありません。むしろ、もっと自分に確信があれば、あの時点で二人とも引き返せたのに、と思い悔しいです。読図って難しいですね。
そんな珍しい経験をした高水三山でした。チャンチャン。
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