【徳島】寒峰
- GPS
- 04:21
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 859m
- 下り
- 857m
コースタイム
09:54 林道合流
10:26〜10:37 急坂手前
11:16 広い笹原
11:39〜12:10 寒峰山頂
12:18 縦走路分岐地点
13:00 廃屋
13:27 林道合流
13:53 住吉神社
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
5時の目覚まし止めてしまい、50分寝坊し、5時50分起床、即出発。
今日は寒峰に登山に行く。 寒峰といえば、2010年7月11日の下山中に、道に迷い消防に迷惑をかけた山行になってしまった登山がある。
それから寒峰には近づいていなかったが、その後に、正式な下山ルートも調べたし、次回は迷わないで降りようと、心に決めている山だった。
その山に、ついにリベンジするときがやってきた。 リベンジするチャンスはいくらでもあったのだけど、寒峰の登山口まで微妙に遠く、そのコースを歩くとなると、全体の歩行時間が5時間もいかないので、手軽な登山になってしまう。 遠い割に内容が薄いので、ちょっと敬遠していた。
が、けじめもつけないといけないので、今回選んだ。
香川県道13号線、国道377号線、国道32号線と走り、大歩危へ。
睡魔に襲われてしまい、「道の駅 西祖谷」で仮眠。 7時40分に道の駅について、8時と8時半にアラームをセット。 すぐに眠りに落ち、8時には起きられず、8時20分くらいに目が覚めた。
トイレに行って、早く登山口に向かわなくては……
車に戻ろうと思ったら、道の駅前で外国人の夫婦がヒッチハイクをしている。 目的地の看板みたいなのは持っていなかったのだが、どこに行くのか聞いてみた。
すると「大歩危」との答えが返って来た。 これから向かうのは登山口で、先ほど通過してきたのが大歩危。 通過してきたといっても、車で15分〜20分くらいの距離なのでたいしたことはない。 「乗っていく?」と身振り手振りで伝え、乗せて行ってあげることに。
「大歩危駅」まで行きたいらしい。 駅はすぐだな。
車内で会話をした。 ドイツ人らしい。 相手は日本語は喋ることができないが、英語はペラペラ。 だが、オレが英語を喋ることができない。
片言の英語で頑張って話をした。
ドイツから3週間滞在の予定で日本に来ている。 東京、京都、大阪、徳島とめぐってきて、今日は大歩危から電車で高松まで、栗林公園を見て岡山に渡り、富士までいくらしい。 富士では富士山周辺をトレッキングし、その後、日光に行って帰国するらしい。
ワンダーフォーゲルクラブみたいな集まりで来訪しているみたい。
徳島では、「Samurai Legendを見た」と言っていたので、落合地区の平家の歴史とか末裔について学んだのかな?
僅か15分くらいで、大歩危駅についてしまったけど、もっと日本の魅力とかいろいろ伝えたかった。 が、英語が喋れずほとんど伝えることができなかったのが、残念すぎる。
昨日の地震についてとかも聞いてみたかった。
別れ際に写真を一緒に撮らせてもらった。
さて、登山に戻ろう。登山口に向かわなくては。
かずら橋の裏を通過し、国道439号線へ。 落合方面に向かい、間違って落合峠分岐まできてしまった。 ドイツ人のことを考えていて、うっかり分岐を通り過ぎてしまった。
寒峰に行くには、住吉神社登山口から登るので、落合峠分岐まで来たら行き過ぎ。 1kmほど戻り、住吉神社先の広いスペースに駐車。
ここには車が1台も止まっていない。 が、このまま林道を走っていくと、工事中の道路に車を止めることができて、登山口はそこに合流するので、そちらに停めてる人がいるのかも。
登山の準備をして出発。 今日は暖かく雪の心配もないため、アイゼンはもう置いていこう。 6本爪アイゼンを車に置いて行く。
住吉神社の前を通過し、登山道へ。 登山道を歩いていく。 重機作業用の道を、何度かまたぐ感じで歩いていく。
しばらく歩き、車道に合流。 ここは、落合峠方面まで開通させようと工事をしている林道。 ここまで車で来たほうが山頂までの距離は近くなる。 こちらの登山口には車が2台止まっていた。
この登山口から先は、道が急になる。 今日は天気もいいし、気温も暖かいし、のんびりと歩いていく。 しばらく歩きフクジュソウの地帯に到着。
フクジュソウって、3月上旬くらいのイメージがあったけれど、この時期でも咲き乱れていた。
そして地図でいう、急坂、となっている手前まで到着。 ここで少し休憩をする。
ここからは一気に尾根まで駆け上がる。 急な登山道が続くが、尾根まででたら、傾斜はかなり緩やかに。 あとは尾根づたいに、山頂まで歩くだけかな。
ブナの大木を見ながら山頂を目指して歩いていく。 そしてすぐに山頂到着。
山頂には2パーティいた。 単独男性と、2人組男性。
景色は曇りで、遠くの山ははっきりと見えないのが残念。
今日は、お昼ご飯にラーメンを持ってきてあるので作る。
28円の麺と、48円のスープ。 1食76円と激安、だが山で食べるのでとても美味しい!
単独男性は落合峠からの縦走のようで、早々と帰って行った。 2人組男性は、林道登山口に停めていたのかな? そちら方面に帰って行った。 山頂に一人になってしまった。
少しだけ休憩して、下山することに。
さて、ここからが今回の登山の本番だ。
前回迷ったコース、間違わずに降りられるだろうか……
落合峠方面に数分歩くと、分岐の看板が出現。 その看板を南方面に進んで行く。
けっこう急な傾斜で一気に下っていく。 しばらく下ると、荷物用のレールが出現。
前回は、このレールの途中の目印を左に折れていったのだけど、結果的にその左折が道迷いの原因となった。 正式ルートはレールに沿って、真っ直ぐ降りていく。
しばらく歩くと、「寒峰→」の案内板が出現。 この案内板は登ってくる人に向けての案内板かな。 赤いテープを頼りにどんどんと降りていく。
過ぎの造林地帯に入り、けっこう急な道に変わる。 しばらく歩くと廃屋が出現。
他の人のネット記録で、この廃屋を見た覚えがあるな。
ここから先ははっきりとした道なので、一安心。 あとは道沿いに歩いて、無事林道が見えてきた。 が、ここで最後の難関が。
落合峠まで続く道を工事中なのだけど、登山道から林道に降りる場所がない。
登山道は林道工事でぷっつりと削り取られている。 目の前と左には高さ7mくらいの崖。 けっこう切り立っているので降りられない。 右の斜面に入りながら、少し先まで進んでみたが、下りられそうにない。
少しうろうろしていたら、林道工事の最終地点付近から降りられそうだ。
そちらから、無事降りることができた。
あとは舗装された林道を歩き、車まで戻ってくることができた。
今回の登山、歩いた時間こそ短かったけれど、毎年目標に掲げていた、リベンジすることができ、満足かな。
次くるとしたら、落合峠からの縦走か、雪のシーズンになるだろう。
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