大崩山
- GPS
- 07:57
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,347m
- 下り
- 2,343m
コースタイム
07:00 大崩山
08:10 久手牧場
--
08:20 久手牧場
10:50 大崩山
12:00 平湯久手線ゲート
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の温泉はひらゆの森。 |
写真
感想
12月に大滝沢の渡渉ができなくて四ッ岳をやめて大崩山に登った。その時に大崩山が結構気に入った。渡渉が無いし登り返しも無い。登って下るだけなので頭を使わなくてよい。羊蹄みたい。2,500mで終わりってのも良い。四ッ岳は四ッ岳で素晴らしいが2,500mから上はよほど天気が良くないと風雪強く岩々で、大斜面は雪崩リスクも高く正直2,500mくらいでやめたい(でも山頂まで行かずに帰るのは嫌なので行ってしまう)。なので2,500mでしっかり山頂を踏んで満足できる大崩山はマジでイイ山なんじゃないかと思っていた。先日macoさんとカリスマさんが平湯トンネルの平湯側から登っていた。このルートは平らなところが無く登り返しもない。北斜面の沢筋を滑って帰ってこれるので雪も良さそうだ。ということで僕も行ってみよう。macoさんは山のセレクトやルート取りがシブくて尊敬している。僕にはできない。僕は最近「たくさん歩いてイイ汗かいて気持ちよくなれりゃどこでもいいよ、気に入ったところは何100回行っても楽しい」みたいな感じ。最近、山で頭を使いたくなくてな。
金曜定時に仕事を終えたら平湯へ。まだ代車のNBOXなので東海北陸道の登りがつらい。しかし高速代が安いので悪いことばかりじゃない。3時起床の4時出発。星が見えているがすぐに天気は荒れるだろう。駐車場にクルマを停めたら道路を渡って林道へ。ゲート脇の雪の壁が高くてゲートの先へ行くのに一苦労。帰りも苦労した。林道は尾根とりつきまで除雪されていた。トラックログを見てなぜ林道をショートカットしないのかと思うだろうが、除雪で出来た壁が高すぎて林道から出ることができなかった。カットしなくても林道は斜度があるので帰りは自動運転になる。適当なところから尾根に取りつこうとしたが柵が邪魔なので沢筋から入った。尾根は豪雪のおかげでまあまあ歩きやすい。登り始めると風がなくて暑い。気温は1度だった。振り返ると平湯の灯りが美しかった。Pon2oon179cmでくるぶし程度。平湯の雪は軽くて抵抗を感じない。猫の小屋あたりでスカイラインに出たがまだ真っ暗。風がごうごうと唸っているが大丈夫、今日は2,500mまでだから。
出発して3時間で大崩山に着いた。太陽は見えないが視界はあるので条件はまあまあ良い。このまま来た道を戻るとひらゆの森が営業開始前なので今日は2往復する。まずは久手牧場側へ下りよう。適当に木が少なくて斜度のある所を選んで楽しく滑っていたらかなり右手東側に出てしまい西の尾根には復帰不可。斜度のユルいスカイラインをせっせと漕いで夫婦松で尾根に合流した。この辺から昨日のトレースが出てくるので適当にボブスレーしながら久手牧場へ。登ってくる人は2人しか見なかった。牧場付近のPにはクルマが1台だけだった。四ッ岳から帰るとき、ここのPにいっぱいクルマが停まっているのをよく見るので人気のルートなのだと思っていたが今日は全然人がいなかった。天気が良くないからだろうか。水を飲んで一休みしてシールを貼ったら2回戦。久手牧場側はトレースがある。もう明るいのでルーファイ無し。ただただ一番高いところを登っていけばよい。2時間半ちょいで2度目の大崩山に到着した。トレースがあるのでもっと早く着くと思っていたが、久手牧場側は距離がめちゃ長いので1回目とそんな変わらなかった。風はさっきより荒ぶっていた。シールを剥がしてお楽しみの沢目指して来た道を戻る。ルートを外すとえらいことになるので慎重に。四ッ岳ならロクにGPSを見なくても下りてこれるので下りは速いが、今日はそんなに速く下りれなかった。初めてのルートは怖い。沢はデブリで埋まった上に新雪が乗っていた。状態が悪かったら尾根から帰ろうと思っていたが、非常に良かった。ところどころ狭いところは雪崩が怖いので西面尾根をトラバースしてやり過ごしながら安全に下りた。非常に良かった。タマランチ。なんでこんな良い日に限って単独なのか。
下山後は安定のひらゆの森へ。ずーっともさもさ雪が降っている。いいね。雪が増えればもっと楽しい。また来よう。そうそう、乗鞍の大崩山は"おおくずれやま"で合ってる。"おおくえやま"は九州の方。
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