天狗岩〜シラケ山〜烏帽子岳[しらけより寒気]
- GPS
- 03:14
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 666m
- 下り
- 678m
コースタイム
7:52天狗岩−展望台7:58
8:57マル
9:07烏帽子岳9:20
10:25駐車場
天候 | 晴れとまたもや空っ風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜天狗岩 危険なし 天狗岩〜マルへの分岐(岩稜ルート) 後半までヤセ尾根の小さなアップダウンが続く。いくつかナイフリッジなところもある。 マル〜烏帽子岳 マル分岐から急登。マルの下りも急登で烏帽子岳のコルまで一旦下がり烏帽子岳の登りはザレ場でトラロープで登るような場所もある。 |
写真
感想
その名が珍しいから行ってみたい山、あるよね?
私はあまりにもすっとぼけた名前の印象を受けたこの山「シラケ山」。
下仁田ICを降りて南牧村からトンネル途中で上野村に入り、抜けた先にあるその山、林道へ入ってしばらくすると道路脇にカモシカがボケーっと突っ立って居て、私の車に慌てて逃げ出すそんな山。
天狗岩へは登山口からわずか1500m、頂上まで300mごとに道標があるので親切だ。
廃屋のある分岐から二輪草群生地を経て〜というコースで登る。私、二輪草をよく知らない。それでもつづら折りの登りを黙々と登り汗が一気に出てくる。
それらしき群生も見当たらずなんだか損した気分で尾根に乗ると、ああ、やっぱりここは上州なのだと体感させられる。押し寄せた寒気団のせいでもあるが空っ風が一気に汗をかいたカラダを冷やしてくれた。願ってもない迷惑だ(;_;)
天狗岩頂上から北面の展望に感動しているとちょいと先にはそれとは別の展望台があった。なんとこちらの方がもっと展望がよく、必然的に風も寒い。
ここから一旦コルまで下がり、登り返す途中で横道・岩稜ルートの分岐となる。程度がわからないものの、冒険野郎としては岩稜の恐怖を克服しなければ名がすたる。
おもったほどのアップダウンがきつくはないものの、ナイフリッジと地図に書いてあるとおり両側の切れ落ちた岩稜を超えていくこの道は、空っ風との相乗効果でそれはそれはうすら寒い。しかしずっと妙義山・浅間山・赤城山を目にしながらの稜線歩きは上州ならではの景色。とても気分は弾む。いや、心臓がバクバクしているだけかもしれなかったが。
途中で倒れた道標を見誤り、直登したピーク名がこれまた珍名だった。
「マル」
なんだそりゃ?
マルをストンと下り、トラロープ頼りの烏帽子岳直下を登りきり山頂へ。ここも展望抜群で360度見渡せた。風もやや弱まったもののあまりにもいい展望にこのまま飛ばされてみたい危険な衝動に駆られたりしながらしばし山頂を独り占め堪能。
帰りは横道コースでだいぶ気楽に戻り、おこもり岩を見学して戻っても10時台、随分とショートコースで終了してしまった。
時間もあるのでわざわざ荒船の湯まで足を伸ばし足を伸ばせる風呂に入りちょっと節約して富岡ICから高速へ。
しかし暴風が好き荒び車が風に煽られるまま、眠気にも後押しされあえなく藤岡ハイウェイオアシスで休憩。外に出ると暴風すぎてまたもや寒い思いをする。
帰宅してもまだ14時台、生き急ぐ私は間髪いれずに渋谷のBunkamuraミュージアムへルーベンスの展覧会を見に行った。観覧後は当然夕方になり東京でも寒さが増し、薄着で出かけた私はまたしても寒さにやられる。
更に帰宅してからレコを作成して思うのは、自分の一日の使い方にシラけるどころか呆気にとられた。
コメント
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bo-tyu-zaiさん、こんにちは。
天狗岩〜シラケ山〜烏帽子岳、お疲れ様でした。
上州の山らしくイワイワの連続ですね。
寒かったようですが眺めは360度見渡せていい所ですね。
かなり奥深い山域に思えますがそれでも下山後渋谷まで
繰り出すなんてなんとアクティブ!まったくシラケてません
(笑)。
岩稜ルートを歩くのは決して楽ではないし、だいぶスリリングなんですが結構好きみたいです、ワタシ
歩いているうちにテンションが上がってきて崖っぷちで写真を撮ったりしてる自分が今思うと末恐ろしいいです((((;゚Д゚))))
この西上州は低山の岩山が多くまだまだ遊びどころ満載のようです。山域を広げだしたワタシとしては登山欲をくすぐる山々が盛りだくさん!
ひとつ難点を言えば渋谷が遠い、ということぐらいでしょうか
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