秩父市 5つの岩峰を越えて登る金岳と粟野山

2021年01月17日(日) [日帰り]

• GPS: 04:48
• 距離: 5.3km
• 登り: 657m
• 下り: 622m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:58
• 休憩: 1:19
• 合計: 5:17

距離 5.3km 登り 663m 下り 640m

9:10 スタート地点
11:00 11:18 金岳(P2)
11:23 11:25 金岳(P3)
11:30 11:33 金岳(P2)
11:36 12:21 金岳(P3)
13:13 13:19 金岳（P5）
13:42 13:47 粟野山
14:27 阿熊観光トイレ

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅龍勢会館（〒369-1501 埼玉県秩父市吉田久長32）から県道284号経由で約4kmで、金岳の東の登山口、阿熊渓谷観光トイレがある。

私たちは車を、阿熊渓谷観光トイレのパーキングと、金岳南東尾根の末端周辺の県道にデポし、カーシャトルしたが、阿熊渓谷観光トイレのパーキングから南東尾根取り付きまで歩いても2km弱（30分）ほどである。

コース状況／危険箇所等

このルートは一般登山道ではありません。　 　
入山に際しては読図や登攀技術など未整備のルート歩きの経験が必要であることを留意してください。

写真

1/18 19:42

金岳南東尾根は、この階段を登って取りついた。

1/18 21:03

1/18 19:42

いくつか落ちてました

1/18 19:47

1/18 19:47

1/18 19:53

1/18 19:53

金岳P1からP2のシルエットが見える。

1/18 19:53

P2への登り

1/18 19:53

P2への登り

1/19 0:24

P2からP2・P3へのコルへの下降

1/18 19:54

P2・P3へのコルへは30mのラペル

1/18 20:39

P2・P3のコルからP3への登りは、まずは落ち葉の詰った急なルンゼを詰めて、ナイフリッジの肩まで登る。

1/18 19:54

落ち葉の詰った急なルンゼを詰める途中には、ビバーク可能な洞穴がある。

1/18 20:02

蟻の塔渡りのようなナイフリッジのバックにはラペルで下降したP2が見える。

1/18 21:29

こんなナイフリッジの上にも石柱が置かれていたのには驚いた。

1/18 20:11

ナイフリッジから見える東側の集落。　　
秩父事件の時代では、この阿熊川沿いの集落から多くの農民が、秩父困民党に加わった。　
熱き獅子たちが暮らしていた地である。

1/18 20:11

ナイフリッジの肩からP3への登り。

1/18 20:11

P3から見るP4

1/18 20:19

P3から見るP4

1/18 20:19

P3からP4手前のピナクルへの降り。

1/18 20:39

P4手前のピナクルからはラペルでP3・P4のコルへ下降する。

1/18 20:19

P3・P4のコルからP4への登りは踏み跡がある。

1/18 20:26

P4への登り

1/18 20:19

P3とピナクル

1/18 20:19

P4には山名版がある。

1/18 20:26

P4からはラペルで下降。

1/18 20:27

P5へは、巻き路ではなく尾根を直進する。

1/18 20:27

P5は西面を巻き降る。

1/18 20:27

粟野への峠

1/18 20:36

1/19 0:36

秩父事件の密会が行われたと言われる粟野山のピーク

1/19 0:24

1/18 22:02

1/18 21:12

1/18 20:39

この道標だけを頼りに行くと、なぜか人の敷地に入っちゃいます。
要注意

1/18 20:39

1/18 20:39

車をデポした阿熊集落にある阿熊渓谷観光トイレのパーキング

1/18 19:42

子ノ上の滝

感想

Sue-chan

　写真の詳細とコースガイドはこちらから →https://hikingbird.exblog.jp/32109966/


1週間ほど前に埼玉県小鹿野町の白石山（毘沙門山）を登り、このエリアには藪岩山が多いことを知った。
そこで、白石山に近い金岳の存在も気になったので、登ってみることにした。

金岳は、標高は520mと低いが険しい5つの岩峰をもつ岩山なので、ロープを持参し、この5つの岩峰を南側からダイレクトに越えて登るのが楽しい。
ついでに、金岳の北西に位置し、秩父事件にいわれのある粟野山にも登ってきた。

金岳の南東尾根をつめるこのルートはラペル（懸垂下降）さえできれば、さほどシビアな登攀は無く、いざとなればP3以北には巻き路もあるので、藪岩入門にお勧めだ。
もちろん的確なルートファインディングや、パーティーの力量に応じてロープ確保するどの判断が重要なことには変わりなく、一歩間違えば墜落の危険性もあるので、藪岩歩きに慣れた人と同行してほしい。

chiemikaga

秩父金岳は5つのピークを持つギザギザの山です。
全ての岩峰がザレた石灰岩の垂壁をフリーで登った為、私はちょっとメンタルに来ましたが又、登ってみたい不思議な山です。

コメント

mikututocoo

小粒ながらピリリと辛い
いわゆる里山ですが、楽しいお山。
みんなで笑って気分爽快でした。
滝のことは全く知りませんで、教えてもらってよかった。
でも最初に登れるか登れないかでみてしまう自分が悲しい😭

ぽちにーさん

いよいよマイナー山指向ですね
お久しぶりです。
埼玉で育ちながら、この山を知りませんでした。城峯の麓にこんなのがあるんですか。
ここ最近は、前回の白石山といいマイナー山指向ですね。

Sue-chan

Re: いよいよマイナー山指向ですね
お久しぶりです。
私も　このエリアの低山に藪岩的な山があることは知りませんでした。　寒い日に登る運動量としては最適な山です。
でも、まだ　城嶺山　には登ったことがありません。　聞くところによると、普通の里山で面白くないって話なので。

マイナー志向は、以前からあったのですが（廃道探検とか）、この寒さでフリークライミングできる場所も少なく、
パートナーもいなくて・・・現役アルパイン志向のメンバーは皆なアイスやスキーに行っちゃうんですよね〜