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Yamareco

記録ID: 287757
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ハイキング
奥多摩・高尾

陣馬山・矢ノ音・イタドリ沢ノ頭

2013年04月20日(土) [日帰り]
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GPS
04:00
距離
14.1km
登り
838m
下り
805m

コースタイム

底沢バス停   07:25
底沢峠     08:40
明王峠     08:50
陣馬山     09:15−09:25
明王峠     09:50
矢ノ音     10:10−10:15
イタドリ沢ノ頭 10:40−10:50
藤野駅     11:25
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
相模湖 07:16−(神奈中バス)−07:22 底沢バス停
(帰り)
JR中央線 藤野駅
コース状況/
危険箇所等
●底沢バス停 〜 底沢峠
 登り始めは急坂ですが、問題となる箇所はありません。道標等による案内も必要十分だったと思います。
 なお、山道が始まる少し手前には美女谷温泉がありますが、看板に「廃業しました」と張り紙されていました。
 もう営業していないようです。

●底沢峠 〜 明王峠 〜 陣馬山
 歩きやすい高尾・陣馬縦走路の中でも、特にこの区間は穏やかな傾斜の箇所がほとんどで、快適に歩けます。

●明王峠 〜 矢ノ音
 途中までは相模湖駅または吉野バス停へ下る一般登山道を歩きますが、登山道は矢ノ音を巻いています。
 ただし矢ノ音への分岐点には手製の標識による案内あって、そこから矢ノ音までの踏み跡も、一般登山道と
 遜色ないくらいの明瞭さでした。

●矢ノ音 〜 イタドリ沢ノ頭
 何本かの道が錯綜する分かりにくい区間です。
 標識があるのは吉野バス停へ下る一般登山道だけで、そこを外れると自ら進路を見極めて進む必要があります。
 今回は「山と高原地図」が破線路としている最短経路を歩きましたが、途中には踏み跡が分散して不明瞭に
 なる区間もあり、GPSを見ながら歩いています。

●イタドリ沢ノ頭 〜 藤野駅
 基本的には1本道で、迷いようはありませんが、途中には少々ヤブっぽくなる箇所もありました。
 また、イタドリ沢ノ頭のすぐ隣の大沢ノ頭からの下りはかなりの急降下でした。この日は路面が乾燥していて
 問題なく通過できていますが、路面状況が良い時でないと、ここを下るのは少し厄介かもしれません。
相模湖駅で降りると、乗る予定にしていたバスがロータリーで待っていました。
2013年04月20日 07:12撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 7:12
相模湖駅で降りると、乗る予定にしていたバスがロータリーで待っていました。
ほんの5〜6分だけバスに揺られて、底沢バス停から歩き始めます。
2013年04月20日 07:22撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 7:22
ほんの5〜6分だけバスに揺られて、底沢バス停から歩き始めます。
15分ほど歩くと美女谷温泉の前を通りますが、看板には「廃業しました」と張り紙されていました。
2013年04月20日 07:37撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1
4/20 7:37
15分ほど歩くと美女谷温泉の前を通りますが、看板には「廃業しました」と張り紙されていました。
美女谷温泉の先の角を右折すると、左側に登山道の入口が現れて、この先ですぐ山道が始まります。
2013年04月20日 07:39撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 7:39
美女谷温泉の先の角を右折すると、左側に登山道の入口が現れて、この先ですぐ山道が始まります。
登山道は急坂から始まって、こんな風に穏やかな道になるのは、かなり登ってからでした。
2013年04月20日 07:49撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 7:49
登山道は急坂から始まって、こんな風に穏やかな道になるのは、かなり登ってからでした。
しばらく登っていくと竹林が現れます。タケノコを採った後で捨てたらしい皮がいくつか落ちていました。
2013年04月20日 08:00撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 8:00
しばらく登っていくと竹林が現れます。タケノコを採った後で捨てたらしい皮がいくつか落ちていました。
かと思えば、足元にササが広がったり。単なる植林の中の道かと思っていたら、意外にも変化があります。
2013年04月20日 08:22撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 8:22
かと思えば、足元にササが広がったり。単なる植林の中の道かと思っていたら、意外にも変化があります。
前方に歩き慣れた高尾・陣馬縦走路が見えてきました。底沢峠に到着したようです。
2013年04月20日 08:38撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 8:38
前方に歩き慣れた高尾・陣馬縦走路が見えてきました。底沢峠に到着したようです。
底沢峠は、南北へ下る道の分岐点が200mくらいズレている、変則的な十字路でした。
2013年04月20日 08:41撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 8:41
底沢峠は、南北へ下る道の分岐点が200mくらいズレている、変則的な十字路でした。
高尾・陣馬縦走路に入って、底沢峠から10分ほどで明王峠に到着です。
2013年04月20日 08:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 8:47
高尾・陣馬縦走路に入って、底沢峠から10分ほどで明王峠に到着です。
何度も歩いている縦走路の続きを、陣馬山を目指して進みます。
2013年04月20日 09:09撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 9:09
何度も歩いている縦走路の続きを、陣馬山を目指して進みます。
予定外の寄り道につき、サクサクと歩いて、陣馬山に到着です。
2013年04月20日 09:25撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 9:25
予定外の寄り道につき、サクサクと歩いて、陣馬山に到着です。
時間はまだ朝の9時過ぎ。頂上の人数はこの通り少なくて、静かな山頂でした。
2013年04月20日 09:25撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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4/20 9:25
時間はまだ朝の9時過ぎ。頂上の人数はこの通り少なくて、静かな山頂でした。
午後には雨が降り始めるとあって、すでに遠景はきかず、眺められたのは近くの山々が中心でした。
2013年04月20日 16:53撮影
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4/20 16:53
午後には雨が降り始めるとあって、すでに遠景はきかず、眺められたのは近くの山々が中心でした。
1つ前のパノラマに主な山名を記入してみました。比較的良く見えていた西から北にかけての眺めです。
2013年04月20日 17:38撮影
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4/20 17:38
1つ前のパノラマに主な山名を記入してみました。比較的良く見えていた西から北にかけての眺めです。
山頂周辺では、何本かのサクラの木が満開に近い状況になっていました。
2013年04月20日 09:25撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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4/20 9:25
山頂周辺では、何本かのサクラの木が満開に近い状況になっていました。
同前。
2013年04月20日 09:14撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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4/20 9:14
同前。
明王峠に戻って相模湖駅・藤野駅方面に下る道に入ると、急勾配で木段になっている箇所の多い道でした。
2013年04月20日 09:51撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 9:51
明王峠に戻って相模湖駅・藤野駅方面に下る道に入ると、急勾配で木段になっている箇所の多い道でした。
途中で林道を横切って登り返して行くと、ほどなく手製の標識が案内する矢ノ音への分岐点に出ました。
2013年04月20日 10:03撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:03
途中で林道を横切って登り返して行くと、ほどなく手製の標識が案内する矢ノ音への分岐点に出ました。
分岐点から矢ノ音へは、穏やかな道を少しずつ登っていきます。新緑がいい感じです。
2013年04月20日 10:04撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:04
分岐点から矢ノ音へは、穏やかな道を少しずつ登っていきます。新緑がいい感じです。
矢ノ音の頂上は、標識のほかには気象観測機器があるだけでした。
2013年04月20日 10:08撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:08
矢ノ音の頂上は、標識のほかには気象観測機器があるだけでした。
旧藤野町の標識によれば、山麓にある集落名「吉野」を先頭に付けるのが正式名称らしいです。
2013年04月20日 10:08撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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4/20 10:08
旧藤野町の標識によれば、山麓にある集落名「吉野」を先頭に付けるのが正式名称らしいです。
この標識は、旧藤野町が「藤野町十五名山」に選定する前からあったのでしょうね。
2013年04月20日 10:13撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:13
この標識は、旧藤野町が「藤野町十五名山」に選定する前からあったのでしょうね。
矢ノ音からイタドリ沢ノ頭を目指します。ここでは、ドラム缶の脇を右へ下る踏み跡を追います。
2013年04月20日 10:26撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:26
矢ノ音からイタドリ沢ノ頭を目指します。ここでは、ドラム缶の脇を右へ下る踏み跡を追います。
ここでは、栃谷に下る右斜め前方への道を見送って直進。案内が乏しくて、結構GPSを頼りました。
2013年04月20日 10:37撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:37
ここでは、栃谷に下る右斜め前方への道を見送って直進。案内が乏しくて、結構GPSを頼りました。
順調にイタドリ沢ノ頭に着きました。展望こそありませんが、落ち着ける場所です。
2013年04月20日 10:39撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:39
順調にイタドリ沢ノ頭に着きました。展望こそありませんが、落ち着ける場所です。
ベンチから少し離れた場所で、矢ノ音で見てきたのと同じ体裁の標識を見つけました。
2013年04月20日 10:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:47
ベンチから少し離れた場所で、矢ノ音で見てきたのと同じ体裁の標識を見つけました。
イタドリ沢ノ頭を後にすると、まずは、すぐ隣にある大沢ノ頭を通過します(手書きの標識あり)。
2013年04月20日 10:51撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 10:51
イタドリ沢ノ頭を後にすると、まずは、すぐ隣にある大沢ノ頭を通過します(手書きの標識あり)。
送電線鉄塔が建つ開けた場所まで来れば、下の集落の建物が目に入って、終わりが見えてきます。
2013年04月20日 11:04撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 11:04
送電線鉄塔が建つ開けた場所まで来れば、下の集落の建物が目に入って、終わりが見えてきます。
この擁壁の上を下ってきて、道路に降り立ちました。あとはこの道路を藤野駅まで歩くだけです。
2013年04月20日 11:07撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 11:07
この擁壁の上を下ってきて、道路に降り立ちました。あとはこの道路を藤野駅まで歩くだけです。
ゴールの藤野駅に到着。駅舎は昨年改装されていました。
2013年04月20日 11:24撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/20 11:24
ゴールの藤野駅に到着。駅舎は昨年改装されていました。
撮影機器:

感想

この日は午後から天気が崩れるという予報だったので、午前中で歩けるコースを見繕って出掛けてきました。
比較的歩き慣れたエリアですが、登りも下りもまだ歩いたことのない道を選び、それらを単純に結んだだけの
ショートコースが当初の予定です。その中で、未登頂だった矢ノ音とイタドリ沢ノ頭を踏むことにしていました。

ところが、折り返し地点になる予定だった明王峠に来た時点で、天気の崩れはまだまだ先という気配。
そこで、さらに陣馬山まで往復することにしたので、結果的にはそこそこ歩き甲斐のある山行になりました。

なお、藤野駅に昼前に下りてきた時点では、まだ天気の崩れは感じられなかったのですが、約1時間後に
最寄駅まで戻ってくると、間もなくポツポツと雨が降り始めました。
この日はこのくらいの長さのコースがちょうど良かったようです。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2013_04_06/mt2013_04_06.html#20130420

写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一ですが、写真の説明は少し丁寧に書いています)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2013-04-20

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コメント

興味深く拝見致しました。
cellistさん、初めまして。

大変に興味深く、本レコを拝見致しました。
特に明王峠から藤野駅までの部分です。

と、いうのが、拙者も、同時の午後に、同じく明王峠から矢の音・イタドリの頭を経て藤野駅に下る予定が、いつのまにやら間違えて、相模湖IC方面へ下ってしまったのです。

前日、予習用にヤマレコ地図を描いて臨み、購入したばかりの高尾山詳細図を手に持ち、コースを随時確認しながら歩いていた「はず」なのに・・・間違えました。

単なる思い込みで、誤った道に足を踏み入れ、そのまま気付かず下山しただけなのですが、下山口で自分の現在地を確認した時には、自分のふがいなさに情けないやら悔しいやら。そこから道路歩き3.5キロでした。

よければ、拙者のレコも冷やかしに覗いてやって下さい。

さて、美女谷温泉、いつのまにか廃業していたのですね。「日帰り客はお断り」でしたから、訪ねたことはありませんが、寂しいですね。

それと、プロフィールを拝見したら、過去レコを全てアップされたと・・・偉業です、素晴らしい。
拙者も同じことを考え、手を付けたものの、遅々として前に進まず、中途半端に放置したままとなっております。


YamaBeerYu
2013/4/24 12:58
yamabeeryuさん、はじめまして。
コメントありがとうございました。

こんなマイナーなルートを、同じ日に歩こうとされている方がいらしたとは。
あの日は、矢ノ音から先では誰とも会わず、人気の高尾・陣馬エリアを歩いているとは思えない静けさでした。

ただ、イタドリ沢ノ頭から先は急降下で、あまり道もよろしくありませんでした。
昼前の時点では全く問題なく通過できましたが、午後には雨が降り始めたようですし、路面がウェットな状況では相当歩きにくくなったと思われます。
そこで別の方向に進まれたということは、無意識のうちに、リスクを察知する天性の能力が発揮されたのかもしれませんね。

yamabeeryuさんのレコも拝見しました。
こんなに盛り沢山のルートを歩かれたのですから、どこか1箇所くらい、うまくいかない所があったりしますよね。
私も、駅から登って駅まで下った入笠山で、目的にしていた駅のひとつ隣の駅に下ってしまったことがあったのを思い出しました。
それにしても、登ったり下ったりとお疲れ様でした。最後にルートミスをされたとはいえ、これだけ歩けば充実した山行となったのではないでしょうか
2013/4/27 2:04
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