鐘撞堂山(関東百名山/埼玉県):明るい広葉樹の雑木林の萌える緑に、半袖隊長、うっとり(*^^*)ポッ
- GPS
- 04:00
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 332m
- 下り
- 318m
コースタイム
10:50八幡山登山口⇒
11:05八幡山⇒
11:10大正池ルート合流⇒
12:00鐘撞堂山(昼食)12:45⇒
13:05円良田湖(湖畔沿い散策)13:20⇒
13:35少林寺⇒
14:20寄居駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR八高線 寄居駅15:17⇒⇒⇒15:57高崎駅⇒⇒⇒以後はレンタカー利用 (★金券ショップにて東武電鉄の株主優待券を850円にて購入・利用するも、池袋⇒寄居間の正規運賃860円と僅かな差でした!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆道の状況:危険個所なし。 ★登山ポスト:見当たらず。 △温泉:立ち寄りませんでしたが、「かんぽの宿 寄居」があります。 寄居駅との間に無料送迎バスあり(宿発14時30分/15時15分〜所要10〜15分)。 大人800円/利用時間:10時45分〜19時/受付時間:10時30分〜18時 http://www.kanponoyado.japanpost.jp/yado/yorii/ofuro.php ▲食事:登山後ではなく登山前でしたが、寄居駅秩父鉄道ホームの駅そば。 http://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11012638/ ●コインロッカー情報● 駅構内および近辺にはコインロッカーは一切ありませんが、寄居駅前にある観光協会にて、 ・貴重品がないこと ・営業時間中(9時〜17時) を前提に、手荷物を預かってもらえます。 ▽買い物情報▽ スーパー・ライフ(駅南口)営業時間9:30〜 駅周辺にコンビニはありませんでした。国道140号線まで行くとファミリーマートがありますが、登山口次第では方向が異なるので、寄れません。 ◇半袖驚かれ指数:なし ◆半袖出会い指数:ゼロ ○今日のスマホ万歩計:22,817歩(うち、山行に要したのは17千歩程度と推計) (但し、個人的には、歩数データの信憑性は乏しいと感じてあります。) |
写真
感想
GW前半は地元自治体の格安宿泊施設(群馬県)を利用して武州・上州の地味な名山巡りを画策。
27日(初日):鐘撞堂山(奥武蔵、関東百名山、58山目)
28日(二日目):十二ヶ岳⇔中ノ岳⇔小野子山(小野子三山、十二ヶ岳と小野子山はぐんま百名山)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-290430.html
29日(三日目):笠丸山(西上州、ぐんま百名山)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-290432.html(編集中かも)
初日は「群馬に向かう途中の」「駅から歩けて」「短時間で登れる」「未踏のナントカX百名山」を条件に登山マップを眺めて探索したところ、寄居駅の北方にある鐘撞堂山が候補として急浮上。
ここなら「早朝出発でなくとも寄居駅に午前10時までには到着」「コースタイム3時間半」なので、普通に歩いても余裕をもって「15:17発の八高線高崎行きに乗車可能」だと考えました。
東武東上線は「満席+α」程度の混み様。スマホで最近の記録を検索してみたら、タイミング良く、mtkenさんの4/26付けレコが載っています。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-288506.html
歩くコース(登山口)は異なりますが、感想を熟読・写真を熟視し、山行の参考(⇒言わずもがなのオヤジギャグです)にしてから熟睡しました。このレコ、最後の最後の写真コメントに思わぬ展開が待っており、そのハッピーエンドに思わずニヤリ!!とすること請け合いですので、皆さん、是非、ご一読下さい。もちろん、拙者はニヤリ!!では飽き足らず、鈍い手付きでスマホをキー操作し、コメを入れてしまいました。
さて、小川町で乗り換えた3両編成の電車には、ハイキング姿の多くの元・山ガ&山ボが乗っていました。「鐘撞堂山も人気があるな!」と思っていたら、彼らの多くは寄居駅で秩父鉄道に乗り換えました。我が隊も秩父鉄道ホームに移動します。と、言うのが、寄居駅(周辺)でのコインロッカー在り処をネット探索している過程で、「寄居駅秩父鉄道ホームにある駅そばが美味い!」との記述を発見したからです。行ってみると、かなり小さな店です。そば・うどんが300円、天ぷらが載ると350円・・・ここは大盤振る舞いで天ぷらそばを注文しツルツルと食べていたら、そば一本一本に黒い小さな粒々があります。
これは何だと店の女将(いや、オバちゃんと呼ぶ方が相応しい)に尋ねたら「粗引きそばを使っているためで、他の客からも好評である」と答えと共に、その後も機関銃を掃射するように次々と駅そば
についての解説が飛んで来るは、来るは・・・で、およそ15分。
・この粗引きそばは、駅北側にあるスーパー・ヤオコーで買える
・今の社長になってから、出汁も天ぷらも店内自家製にしたので、美味しいと言われると素直に嬉しい
・中には天ぷら(一枚50円)だけ買いに来る客もいる、卵とじにすると美味しい
・一番売上が多かったのは250人分/日(秩父の夜祭りの開催日)
・昼食時にそばを食べにくるだけの客も多い
・最近はネットで見たとの客が増えた・・・等々
もっとあれこれ聞いたのですが、今日はここまで。興味のある方は、是非、寄居駅へGo!
その後、駅南口のスーパー・ライフに立ち寄り(買い物だけではなく、トイレに行けます)、観光案内所に寄り手荷物を預かってもらい(無料です)、出発したのは既に10時20分でした。
駅舎を再び南口方面に渡ってまっすぐ北上し、国道140号線に出て右折し、暫く国道沿いを歩きます。珍しい「さやエンドウ狩り」農園や寄居警察署を過ぎると八幡大神社に到着します。八幡山登山口はその裏手から取り付き、いきなり急坂から始まりますが、10分もすると八幡山のピークに達し、その後は基本的に幅広の尾根歩きとなります。歩きだしてすぐに感じたことは、この山の素晴らしい点は、そのほとんどが広葉樹の雑木林のため山全体が非常に明るいことです。
若葉が太陽光線を透かし、(燃えるではなく)萌える黄緑が青空と一体化しています。所々で木々に絡むように咲いているヤマフジの薄い紫色も相まって春本番の到来を感じさせます。好んで歩く高尾・陣馬・奥多摩・丹沢山域の春の緑も素晴らしいですが、至る処にスギ林がありますので、比較になりません。結局、スギはコースの終盤になるまで見当たりませんでした。
左手に大正池からの道を合わせ、濃淡ピンクのツツジが目立ち始めます。木段の三連発(合計で200段+α)をこなすと、直に鐘撞堂山の山頂に到達します。広い山頂には展望台や東屋、ベンチ、山名の由縁が記された案内板と鐘が設置されています。南方の展望(秩父や奥武蔵の山々や筑波山)には優れますが、その他の方角の展望はありません。
また、展望台に登っても、この時期はサクラの葉が生い茂り、展望の邪魔をしています。でも、それはサクラの開花時期は素晴らしいってことでしょうね。山頂には家族連れやアベック(←表現が古い!)にソロも・・・と、幅広い層が集っておりました。我が隊は、「その鐘を〜♪鳴らすのは♪〜アナタ〜♪」と和田アキ子ばりに絶唱しながら軽く一回(⇒各人一回だけとの制限あり)だけ鐘を鳴らしてから昼食タイムとしました。
下山開始時刻は12時40分。シャカシャカ下って、寄居駅に余りにも早く着き過ぎると、また無駄な飲み食いをしてしまうし、しかしながら今日はまだレンタカーの運転があるのでビールを飲むわけにはいかないし・・・との事情もあり、大外回り(円良田湖や少林寺の五百羅漢コース)で下山することにしました。登山道を暫く下ると舗装路に変わり、左手にシイタケ栽培用の家屋(小屋)を過ぎると円良田湖の一角に達します。折角なので、湖沿いに歩いてみましたが、一周すると八高線の電車時刻に遅れてしまいそうなので、5分ばかり歩いた地点で戻りました。
少林寺の五百羅漢コースは、大した距離ではありませんが、まさかの登り返しでした。一登りすると、小高い丘の上に釈迦三尊が祭られており、そこから少林寺までの間に、様々な表情や仕草をした五百羅漢が立ち並んでおり圧巻!・・・なので、あっという間に下ってしまいました。少林寺からは3キロ弱の車道歩きとなり、左手に今日歩いた小高い山稜を見ながらのんびり歩いて寄居駅に戻りました。
歩行距離10.5km、標高差253m・・・平地(車道)歩きが多いコースでしたが、意外に距離は伸びました。明日は、上信越国境の山並みの眺望の良さで知られる小野子三山へ行きます。
隊長、こんばんはー^^
ヤマレコを拝見しました。
うーん、素晴らしい
はい、朝食の「駅そば」に 喰いついてしまいました。
私も 27日に 青梅駅の「青梅思い出そば」で
朝食を取るつもりだったのですが・・・ 閉店してました
とても、期待していたので、
隊長の朝食は "とても羨ましい"限りでしたよ〜
hayakazeさん、
粗挽きそばも美味かったですが、手作り掻き揚げもまいうーでした。
女将さんが、まな板を出して、人参を豪快に(太めに)ザクザクと切っているもので、もしや店内で手作りかと尋ねたら、そうだと。
あさかわに寄られたのですよね!!
拙者、まだ未踏の地ですので、そのうちにコースに組み込まねば(@_@)
YamaBeerYu
実は東上線沿線に実家があります・・・。
でも寄居って終点でしたっけ?
未踏です
埼玉にもいい山たくさんあるんでしょうけど・・・
なかなかアクセスが難しいです
勉強になりました
今回の斬新な企画の「そばレコ」を楽しく読ませていただきました
機会があればボクも食べに行こう
Liccaさん、
おはようございます。
東上線沿線にご実家がおありですか?
Liccaさんのこれまでにレコやコメからして、
・町田(町田XX小だったかXX中の卒業ですよね?)
・八王子・立川辺り(お店にお詳しいので)
と、なんとなく、思っておりました。
埼玉の山・・・今年は宝登山・四阿屋山遠征に続いて二回目です。
Liccaさんも当たった西武電車無料券を握りしめて伊豆ヶ岳へ行かれてましたね。
標高が低くて地味ですが、逆に里山の魅力に溢れていますから、バックアップ大作戦!で盛り上げましょう。
東上線は寄居駅が終着駅です。
寄居駅には、秩父鉄道とJR八高線も乗り入れています。八高線で高崎駅まで行けるので、終着駅のイメージが薄いのかもしれませんね。
YamaBeerYu
akaisuiseiさん
寄居駅ホームのそば屋の女将(オバチャン)、とても元気よく、色んなことを話してくれましたよ。
・粗引きそばが採用された経緯とか(それまでのそばがブツブツ切れて客から苦情が来たので)
・天ぷらや汁を自家製にした経緯とか(若社長の決断)
・どこで買えるのかとか(寄居では、ヤオコー)
それは、それは、ここでは書けないこともまでたくさん!
もし、このそば屋に寄られた際は、ひと言、
「ヤマレコ」「半袖隊長」
と添えると・・・おばちゃんの話をたっぷり聞けます。
YamaBeerYu
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