足尾山 雨巻山 高峯
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- GPS
- 06:54
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,075m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
足尾山へは道に印はないが問題なく尾根を辿ることができる。高峯から北に延びる尾根も多少薮ははあるが、歩く分にはあまり支障はない。危険個所はないが地図やGPSで現在地の確認は必要 |
写真
感想
【日付】2021年1月30日(土)
【山域】茂木
【メンバー】単独
【天候】晴
【ルート】
中深沢8:02---8:53足尾山---9:00タイタニック岩---10:15雨巻山---11:02深沢峠---12:41高峯---13:32P442---
13:35林道---14:11P336---14:40車道---14:47深沢駐車地
先日高峯に登った時に地図を見ていたら雨巻山や足尾山からここまで歩けるなあ。高峯から北尾根に道を取れば周回も可能なのではと思いついた。帰宅してネットで検索すると高峯から北に辿る尾根の記録はない。道は地図上に書かれているがあまり歩かれていないのだろうか。よく分からないけど行ってみよう
まず足尾山にはどう取り付こう。中深沢あたりの尾根を取り付くつもりでやって来て、適当な路肩に停める。そしてサアどこから行こうかなと思い斜面を見上げると車を置いた上に道がついている。そしてみれば道の脇に庚申塚の碑がある。これは何かあるのだろうか。いずれにしてもここから登れそう。
開けた道を登っていくと途中で落ち葉に埋もれた石の階段が現れた。アレ。もしかして足尾山に続く道?そう思って登っていくと小さな祠のある場所に出た。何の祠だろう。何の説明書きもないがおそらく地元の氏神なのだろう。まあそれほど人は来ることもない場所のようだ。
この先はどうかなと思ったがやはりここで道は途絶えていた。やっぱりなあと思うがその先も疎林であり歩くには支障がない。途中からは踏み跡も見て取れる。多少は歩かれているのかな。ただテープの類は皆無。そこを黙々と登っていけば結局50分ほどで足尾山に着いた。まずまずのペースだ。
今日のこの山に来た目的の一つにタイタニック岩なるものの確認がある。前回この近辺に来た時に聞いた名である。すこぶる展望がよいらしい。地図に書かれていないので場所が分かるかなと思っていたが、ジオグラフィカの地図をみたらちゃんと記載されている。マイナーながらそれなりに認知されているらしい。足尾山から普通に登山道を行けば5分ほどでそこに着いた。確かにそこはタイタニックの舳先のような場所で眼下に大きく広がる地形が見渡せる。Ca380mとは思えぬ展望だ。ここはうまくいくと雲海が広がる風景も見られるらしい。いいところを教えてもらった。
さてここからは雨巻山のメインルートで歩くには何の支障もない道。途中に急坂や鎖場もあるがほとんど問題ない。そしてなだらかな雑木林の中を歩くのはすこぶる気持ちがいい。冬場のこのエリアは陽だまりハイクに最適だなと又思う。
結局1時間ほどで雨巻山到着。ここは南東側が大きく開かれており展望がよくベンチもたくさん置かれている。そこに数組の人が陣取っている。まだ朝が早いのでこの程度だがもう少しすればきっといっぱいになるだろう。自分はまだ先が長いので早々に出発する。まずは深沢峠まで行こう。今までに比べると少し道も細くなるが明瞭であり下りでもあるのでどんどん行ける。峠に降りるのはどう行くのかなと思いつつ行くと峠近くで左に折れるところに来た。道なりに行けば良かったのだが行きたい方向と少しずれていたので、ちょっと怪しいなと思って地図にある境界上を行くことにした。しかしこれは失敗だった。藪が出て来て思うように進めない。強引に行けば最後は使われていない旧道のようなところを伝って道に出た。やれやれ、こういうところでは標識に従うべきだったなあ。では次は高峯の登山口はどこだ。ジオグラフィカには書いてあったのでそこに行こうとしたがまたミス。最短距離を行こうとして山の中でまた右往左往。結局林道沿いに歩くことになった。急がば回れの諺そのままだ。
登山口には駐車スペースもあり3台ほど停まっている。ここから標高差220mで頂上。40分もあれば行ける距離だ。ここだけを登るなら楽だろうなあ。さあ行くか。最初は階段が続く。これはしんどい。できるだけ階段の脇を登る。そしてゆっくり行くと草地の広場にでた。振り返ると南側の展望が素晴らしい。いいいところだなあ。天気もいいしここでランチにしよう。確か頂上は展望がなかったはずだ。シートを広げてランチ開始。いつもの味噌煮込み作って食べていると弁当を片手に登ってきた若いグループが来た。登山という感じではない。この距離ならハイキングといったところだろうか。その後も何人かの人が休憩を始めていた。やっぱりいいところだな。
ゆったり休憩したら出発だ。もう少しで頂上のはず。登ること数分で高峯に到着。ここの頂にもベンチはあるが展望は少ない。ちょっと日も陰ってきた。やっぱり先ほどのところがランチには正解だった。先日も来た頂上なのでほとんどスルーしてここから未知の北尾根の分岐まで進む。赤テープもあるが道は見るからに細い。そこを下りていくと結構藪が出てきて歩きづらい。ただいつのまにか普通に歩けるようになった。CA410のピークにある分岐は気づかずに通過。P442のピークは開けた場所にありその少し先に石灯篭が現れた。なんでこんなところにこんなものが。すぐ下が植林なのでなにか関係があるのかな。さらに進むと林道に降りるところは道がはっきりせずに強引に峠に出ようとしたら法面があって下りられない。降り口を探して迂回しつつ何とか林道に着地。ヤレヤレ。その後は歩きやすい道が続く。最初は植林の道かと思っていたが雑木林の気持ちいい尾根だ。意外にいい道ではないか。そんな気がしてきた。適当な間隔でピンクのテープがある。これはこの尾根上の道を示しているのだろうか。確かにこのピンクテープの下は歩きやすい。地図とピンクテープを交互に見ながら進んで行く。そのまま行けばCA200あたりではっきりした道型が現れた。もう下界も近いし後はこの道をたどるだけのようだ。ここは雑木林の明るい場所なので最後の休憩をする。西側には雨巻山が木の枝越に見えている。それほど悪いコースでもなかったな。 ティータイムの後は道なりに行けば廃屋となった民家の脇を抜けて道に飛び出した。大川戸の方はおそらく登山者で一杯だろうがこちらに登山者は皆無。そこをぽくぽく歩けば直に駐車地に戻った。低山の冬場ならではの山歩きができたかなあ。
Kasaya
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