丹沢三峰で丹沢山
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,698m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:35
行きはかなり休憩しながら歩いています。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
青宇治橋分岐の看板より上は積雪あり。チェーンスパイク等あった方がいいと思います。丹沢山までのピークでは積雪は30センチくらいですが、吹き溜まりだと60センチくらいあります。 地図は手動です。正確さにかける可能性あります。要注意。 |
写真
感想
今年1月の塔の岳あたりを歩いているときに丹沢三峰が見え、しばし眺めていると「そろそろ来ないの?」と呼び掛けてるような気がして(気のせいです)、雪が降り積もったこともあり、本日はチャリにて登山口付近まで行こうと計画。
しんどくも登り切った土山峠を越えたあたりで宮ケ瀬行きのバスに追い抜かれる。これならバスで来ればよかったと思う。そして出発をあと一時間早くすればよかったと思うのはいつものことなのだが。
仏果山登山口の前あたりを通過すると、それなりの登山客あり。やる気に満ちている感あり。朝7時台半ば過ぎ、ほぼほぼの満月と遠くに白い山なみ。眼下にさざなみの湖面。橋にある温度計で−1℃。
三叉路登山口からしばらく落葉を踏みしめながら歩くと青宇治橋分岐に。このあたりから雪が始まります。すぐに北面の登山道になるのでチェーンスパイクはあった方がいいかもしれません。このあたりは人一人分の道幅が続きます。登りの際にはここでは使わなかったけども、下りの時は使用しました。靴裏を滑らせて斜面を降りたような跡もあり、これからさらに踏みしめられて硬くなるとさらに滑りやすくなると思われます。
道が南向きになると暖かく雪は解けており、それを何度か繰り返す。一つのルートで三寒四温を体感しながら抜けると本間の頭への登りがきつくなり始めます。そこから先は丹沢山まで雪道の中へ。
さあここからと思い、柔かな雪を踏みながら本来楽しむはずが、すぐに息が上がって先に進めない。10歩進んで呼吸を整えるを繰り返す。高山病か?いや、んなわけない。
前日の酒かチャリでの峠越えの影響か、あるいは寒さ対策で厚めに覆った脚部が焼きなまし状態になったせいか、久しぶりの雪のせいなのかとにかくペースが上がらない。
それでも止まればほんに静かな山の中、といった風情で気持ちがいい。ずっとこうしていたいくらい。目を閉じて耳を澄ましてみるのだが、先は長い。だがこのあたりでは本当にもう本間の頭までで今日は引き返そうと思いながら登り続ける。
ところが本間の頭に到着してみると、「あと少し…行ってみようか」と思うから山登りは不思議なもの。結局、あと少しあと少し作戦で丹沢三峰を登って下る。塩水橋分岐まで来たら本当にあと少し。そしてなんとか丹沢山到着。昨年2月初めに同じコースを歩いているが、30分以上遅れての到着となりました。
その時の復路ゴールは16時半。今日はどうなることやらと思うと休憩時間もそこそこに来た道を引き返します。
ちなみに丹沢三峰から丹沢山までの間の積雪はほぼ30センチほどで、吹き溜まりのところに突っ込むと60センチくらいになります。休憩して腹が満たされたせいか、行きよりもテンションアップ。登り返しが何度もあるのできつくもあるが、立ち止まらないで登り切れるように、ペースを落として階段も一段ごとに両足が並ぶようにゆっくり上がっていく。
東を見ると大山三峰以外にも、大山付近で峰が三つ。西を見れば蛭ヶ岳・鬼が岩・不動ノ峰は隠れて、その手前の箒杉沢ノ頭で峰三つ。そしてここに丹沢三峰。冬ならではの景色がここにあり。ただし本間の頭以降は景色少なめの長丁場つきではあるが。
そうはいっても本間の頭を過ぎればあとは下るだけなので気持ちも楽になり、ペースも上がり始める。先が読めるだけでこんなに気分が違うものかと実感。あとは一気に戻るのみ。疲労感を抱えながらも明るい時間帯に、無事三叉路登山道入り口に到着。
無事に戻れて山の神様仏さまに感謝です。今日の丹沢山のほとけさんは手を振ってくれてるようでもありました。頑張れよーって。
雪面や みかん酸っぱし 溶かしをり
空青し 山は静寂(しじま)の 雪二尺
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