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Yamareco

記録ID: 289279
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

再挑戦 〜快晴の稲村ヶ岳と山上ヶ岳〜

2013年04月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:30
距離
16.1km
登り
1,325m
下り
1,315m

コースタイム

0:40 自宅出発(下道で)
3:10 母公堂着(仮眠)
6:00 母公堂出発
6:50 法力峠
8:10 山上辻、稲村小屋
8:27 大日キレット
8:50 稲村ヶ岳山頂(〜9:10)
9:30 大日山
9:52 稲村小屋
10:49 レンゲ辻・女人結界
11:20 山上ヶ岳山頂(〜11:40)
11:56 西の覗
12:25 洞辻茶屋(〜13:05 昼食)
13:40 一本松茶屋
14:10 女人結界・清浄大橋
14:30 母公堂
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
母公堂の駐車場
・駐車料金500円。下山後コーヒーとお菓子を頂きます。
・AM3:00頃に到着した時は2台。AM6:00に出発時点で3台ほど。下山時点で満車。

※ルートは手入力したものなので実際と異なる可能性があります。
コース状況/
危険箇所等
●法力峠〜稲村ヶ岳・大日山
・山上辻までは特に問題ありませんが、ざれたトラバースが数回あるので少し注意。
・稲村ヶ岳手前に雪の残るトラバースが一箇所。今回の核心部と思って念のため軽アイゼンも持参しましたが、
 残雪を踏まずに階段に足が届くようステップが切られており注意すれば問題ありませんでした。
●稲村小屋〜レンゲ辻
・連続するトラバースは完全に残雪はなくなっていました。が、ざれた箇所もあるので慎重に。
・大日山はかなり無茶な梯子、階段、鎖が設置されている印象です。無理せずパスしてもよいかなと思います。
●レンゲ辻〜山上ヶ岳
・激登り。階段、梯子、鎖場など連続します。少し注意していけば問題ありません。
登山口から母公堂を少し振り返る。(無事に戻ってこれますように)
2013年04月29日 06:53撮影 by  DSC-HX1, SONY
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登山口から母公堂を少し振り返る。(無事に戻ってこれますように)
杉の木立の間を縫って1時間ほどで法力峠着。
2013年04月29日 06:54撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/29 6:54
杉の木立の間を縫って1時間ほどで法力峠着。
法力峠からはトラバースを進むので南側の稲村ヶ岳・大日山などが見えてくる
2013年04月29日 06:55撮影 by  DSC-HX1, SONY
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法力峠からはトラバースを進むので南側の稲村ヶ岳・大日山などが見えてくる
法力峠から30分強のところに水場あり(ちょろちょろと流れています)
2013年04月29日 06:56撮影 by  DSC-HX1, SONY
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法力峠から30分強のところに水場あり(ちょろちょろと流れています)
初対面のマンモス君(予想以上にリアル。特に、目玉あたり)
2013年04月29日 08:02撮影 by  DSC-HX1, SONY
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初対面のマンモス君(予想以上にリアル。特に、目玉あたり)
時々ざれたトラバースあり。(少し注意)
2013年04月29日 08:02撮影 by  DSC-HX1, SONY
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時々ざれたトラバースあり。(少し注意)
山上辻・稲村小屋(母公堂より2時間弱。稲村小屋は営業されていました)
2013年04月29日 06:58撮影 by  DSC-HX1, SONY
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山上辻・稲村小屋(母公堂より2時間弱。稲村小屋は営業されていました)
稲村ヶ岳・大日山へ向かう。ゴリラの頭がどんどん大きくなってくる
2013年04月29日 06:58撮影 by  DSC-HX1, SONY
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稲村ヶ岳・大日山へ向かう。ゴリラの頭がどんどん大きくなってくる
残雪のトラバース。残雪部分を踏まずに上の階段までステップできるので問題なし。(来年の積雪期はピッケルで臨みたい)
2013年04月29日 06:59撮影 by  DSC-HX1, SONY
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残雪のトラバース。残雪部分を踏まずに上の階段までステップできるので問題なし。(来年の積雪期はピッケルで臨みたい)
稲村ヶ岳の山頂には見晴らし台が設置。
2013年04月29日 08:03撮影 by  DSC-HX1, SONY
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稲村ヶ岳の山頂には見晴らし台が設置。
稲村ヶ岳山頂。1,726m
2013年04月29日 07:25撮影 by  DSC-HX1, SONY
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稲村ヶ岳山頂。1,726m
大普賢岳に連なる大峰奥駆道(間違ってたらご指摘ください)
2013年04月29日 07:38撮影 by  DSC-HX1, SONY
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大普賢岳に連なる大峰奥駆道(間違ってたらご指摘ください)
弥山・八経ヶ岳はガスがかかっていて残念(後ほど大日山からはきれいに見えた)
2013年04月29日 07:37撮影 by  DSC-HX1, SONY
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弥山・八経ヶ岳はガスがかかっていて残念(後ほど大日山からはきれいに見えた)
このあと向かう山上ヶ岳とそこに連なる尾根筋。
2013年04月29日 07:38撮影 by  DSC-HX1, SONY
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このあと向かう山上ヶ岳とそこに連なる尾根筋。
稲村ヶ岳をあとにして、大日のキレット。
2013年04月29日 07:39撮影 by  DSC-HX1, SONY
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稲村ヶ岳をあとにして、大日のキレット。
大日山の無茶な梯子。この下は断崖。慎重に。
2013年04月29日 07:39撮影 by  DSC-HX1, SONY
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大日山の無茶な梯子。この下は断崖。慎重に。
大日山の無茶な階段
2013年04月29日 07:41撮影 by  DSC-HX1, SONY
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大日山の無茶な階段
大日山山頂。
2013年04月29日 07:39撮影 by  DSC-HX1, SONY
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大日山山頂。
大日山より八経ヶ岳。ガスが晴れてきれい。
2013年04月29日 07:40撮影 by  DSC-HX1, SONY
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大日山より八経ヶ岳。ガスが晴れてきれい。
山上辻に戻ってからレンゲ辻へ向かう。気持ちのよい平坦な道がしばらく続く。
2013年04月29日 07:40撮影 by  DSC-HX1, SONY
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山上辻に戻ってからレンゲ辻へ向かう。気持ちのよい平坦な道がしばらく続く。
念仏山のすぐ西にある1,642mの小ピークを念仏山側から振り返ったところ。(この小ピークを南に巻いていくが、3月に撤退した時はこの小ピークを直登してしまったことが本日判明。納得。
2013年04月29日 07:43撮影 by  DSC-HX1, SONY
4/29 7:43
念仏山のすぐ西にある1,642mの小ピークを念仏山側から振り返ったところ。(この小ピークを南に巻いていくが、3月に撤退した時はこの小ピークを直登してしまったことが本日判明。納得。
念仏山の北側のトラバース。3月の残雪時にレンゲ辻から来てこのあたりで進めなくなり、念仏山を直登して、トラバースを回避し、一つ前の写真までたどり着いた。
2013年04月29日 07:43撮影 by  DSC-HX1, SONY
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念仏山の北側のトラバース。3月の残雪時にレンゲ辻から来てこのあたりで進めなくなり、念仏山を直登して、トラバースを回避し、一つ前の写真までたどり着いた。
レンゲ辻・女人結界門
2013年04月29日 07:44撮影 by  DSC-HX1, SONY
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レンゲ辻・女人結界門
山上ヶ岳へは距離は短いが急登が続く
2013年04月29日 07:44撮影 by  DSC-HX1, SONY
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山上ヶ岳へは距離は短いが急登が続く
稜線に到着。
2013年04月29日 07:45撮影 by  DSC-HX1, SONY
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稜線に到着。
山上ヶ岳山頂。何十億年後に釈迦が降り立つとのことですが、言われるとそんな雰囲気があります。
2013年04月29日 07:46撮影 by  DSC-HX1, SONY
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山上ヶ岳山頂。何十億年後に釈迦が降り立つとのことですが、言われるとそんな雰囲気があります。
山上ヶ岳山頂からの眺め。先ほど登った稲村ヶ岳と大日山。その向こうの弥山と八経ヶ岳、明星ヶ岳、頂仙岳。
2013年04月29日 07:48撮影 by  DSC-HX1, SONY
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山上ヶ岳山頂からの眺め。先ほど登った稲村ヶ岳と大日山。その向こうの弥山と八経ヶ岳、明星ヶ岳、頂仙岳。
パノラマ。雲ひとつない素晴らしい眺めでした。
2013年04月29日 07:47撮影 by  DSC-HX1, SONY
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4/29 7:47
パノラマ。雲ひとつない素晴らしい眺めでした。
山上ヶ岳山頂から西の方向。
2013年04月29日 07:47撮影 by  DSC-HX1, SONY
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山上ヶ岳山頂から西の方向。
もう一度八経ヶ岳。その向こうは釈迦ヶ岳?
2013年04月29日 07:49撮影 by  DSC-HX1, SONY
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もう一度八経ヶ岳。その向こうは釈迦ヶ岳?
頂上のしるし。
2013年04月29日 07:50撮影 by  DSC-HX1, SONY
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頂上のしるし。
山頂から10分ちょっとで、西の覗き。こちらも絶景。
2013年04月29日 07:53撮影 by  DSC-HX1, SONY
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山頂から10分ちょっとで、西の覗き。こちらも絶景。
下山開始。遠くに洞川の集落が見えてきます。
2013年04月29日 07:53撮影 by  DSC-HX1, SONY
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下山開始。遠くに洞川の集落が見えてきます。
洞川茶屋の道標。近いうちに大峰奥駆道をテントかついで縦走したい。
2013年04月29日 07:54撮影 by  DSC-HX1, SONY
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洞川茶屋の道標。近いうちに大峰奥駆道をテントかついで縦走したい。
帰路へ。山桜がまだまだきれいでした。
2013年04月29日 07:57撮影 by  DSC-HX1, SONY
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帰路へ。山桜がまだまだきれいでした。

感想

・3月に稲村ヶ岳を目指すも、山上ヶ岳からレンゲ辻経由で山上辻に向かう、凍結したトラバースで
 進退窮まり、少々道にも迷って撤退しました。
・今回は母公堂から稲村ヶ岳経由の山上ヶ岳周回コースで再挑戦。

●母公堂〜山上辻(稲村小屋)
・母公堂から数分歩いたところに法力峠に向かう登山口があります。人工林の中を谷筋を巻きながら進んで法力峠へ。
・法力峠から白倉山を巻きながらトラバースを進む。時折木立の間から稲村ヶ岳や八経ヶ岳方面の山影が見える。
・マンモス君を過ぎて、大日のゴリラ頭が近くなってきて道がコケむしてきた頃、山上辻と稲村小屋に到着。
 3月にレンゲ辻からたどり着けなかったこのポイントですが、今回はあっけなく到着。

●山上辻(稲村小屋)〜稲村ヶ岳・大日山
・稲村ヶ岳手前のトラバースは残雪もわずかとなっており、雪をまたいでステップを切って梯子に
 足が届くようになっており、問題ありませんでした。
・稲村ヶ岳山頂からの360度の眺望は、山上ヶ岳、大普賢岳など大峰奥掛道の主要な面々が顔を
 そろえていました。快晴のもと素晴らしい景色です。
・大日山はちょっと無茶な梯子・階段・鎖を辿って無事頂上へ。梯子の下は奈落の底といった箇所もあり、
 高所恐怖症の方は無理しないほうがよいかと思います。梯子もちょっと古くなっており、微妙な気もします。
 大日山からは眺望が臨めないと思っていましたが、祠の後ろに回ると八経ヶ岳方面の景色を堪能できました。

●山上辻〜レンゲ辻
<3月17日>
・レンゲ辻から山上辻にむかう凍結したトラバースで進退窮まり、トラバースの途中から直登して尾根伝いに
 山上辻を目指しました。尾根を伝うことで危険なトラバースは回避できたものの、その直後の
 小さなピークを直登してみると、進路が不明になり撤退しました。
<今回>
・逆コースで検証したところ、あの時小さなピークを直登せず、南に巻いていれば難なく山上辻に到着
 できていたことが判明し非常に納得。無雪期にはなんでもない道が、積雪・凍結期には、
 全く違った顔になることを改めて実感できました。

●山上ヶ岳
・今回も快晴の山上ヶ岳。先ほどまでいた稲村ヶ岳、大日山。その向こうに先々週登った弥山、八経ヶ岳や明星ヶ岳、頂仙岳。
 さらに向こうにはその内登ってみたい釈迦ヶ岳と大峰の主峰が大峰奥駆道とともに連なっています。
・その後、西の覗きの絶景も楽しんだ後、下山としました。

洞川の集落はまだまだ桜が満開のエリアもあり、時間があればゆっくり散策&温泉を楽しむのがよいと思います。

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コメント

稲村と山上
こんにちは
稲村と山上を一日で歩かれるなんてすごいですね!
稲村ヶ岳に何度か登った時も一度はそんな山歩きをと思っていますが
いつも疲れてしまってレンゲ辻で下山してしまいます

tubataroさんの記録を拝見させていただくとそろそろ稲村の雪も大丈夫みたいですね!
また大好きなあの展望台へ稲村ヶ岳を歩きたくなりました
2013/4/30 16:27
Re;稲村と山上
cocoeさん

こんにちは。レンタカー代がもったいないのでできるだけ複数の山を登って経費の効率化を図ってます。
なので本当はのんびり、ゆっくりと登るのが一番だと思います!

GWは家族でテン泊と大峰の山行で皆と大自然の景色を共有したいと思っているのですが、子供が少々風邪気味なので様子見の状態です。

また行けたらレコします。
2013/5/1 0:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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