内黒峠一帯(サバノ頭・内黒山、古屋敷古道)スキーハイキング
- GPS
- 05:55
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 686m
- 下り
- 704m
コースタイム
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 6:09
天候 | 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
幅広ウロコ板(G3スピットファイアー 170cm 120-88-111mm)
ケーブル式金具(G3タルガ)
プラブーツ(スカルパT2エコ)
シールは使わず
|
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感想
4日前の高清水トレイルスキーハイキング (人形峠〜伯州山の少し先を往復) がなかなか面白かったので、車で行ける峠を起点としたスキーハイキングをこんどは近場の山で行ってみた。
行先は我が家から2時間ほどで行ける安芸太田町の内黒峠(標高1000m)。
50数年前までは、恐羅漢でスキーをするためには戸河内の町から歩きとスキーでこの峠を越していたと聞くが、私も一度だけ、36年前の3月下旬に、戸河内からメインザックを背負って歩いたことがある。距離8km・標高差700mあるので、おそらく3時間くらいかかったと思う。雪道だと、4〜5時間はかかったことだろう。
峠には加藤武三氏の碑もあるが、広島県の最高峰である恐羅漢山の入口となるこの峠は、いにしえの広島の岳人たちにとってはちょっと特別なものであったに違いない。
峠からまず目指したのは、無雪期も含めてまだ訪れたことのなかったサバノ頭である。12月の半ばに中国山地にもまとまった雪が積もった際に内黒山と合わせてトライしようとしたが、ラッセルの深さに断念していた山だ。
このたびは締まった雪で、しかも前日には10cm前後の新雪があり、すこぶる快適なスキー山行となった。
サバノ頭の山頂手前、林道を離れてからの稜線はちょっと積雪不足ではあったが、大きな苦労はなかったし、林道もスキーがよくスライドしてくれ、滑走と言える区間も結構あった。
帰路は内黒山を経由した。そして内黒山から峠への下りも今回はかなり楽しめた (12月の時にはまだ積雪が十分でなく、狭い登山道を滑るというちょっとリスキーな滑走であったが)。
1回ではちょっと物足りなくもあったので、峠の手前からこんどは林道経由で山頂まで登り返して再滑走した。
計画していたのはサバノ頭・内黒山往復だけであったが、昨年、内黒峠と恐羅漢山麓の横川(よこごう)地区の古屋敷とを結ぶ古い道が再整備されて復活したと聞いていたので、その道がどうなっているか気になり、内黒峠に近い入口まで歩いて偵察してみた。
すると、きれいな道が続いており、スキーでもトレースできるのではないかと思い、いったん車のルーフボックスに仕舞っていたスキーを再び取り出した。
谷に架かった橋や崩壊地、雪に隠れた小石など、気をつけねばならない所がありはしたが、これまた楽しい滑走であった。
帰路は登りとなるが、緩やかな傾斜であるし、林越しに見える周囲の山々を眺めながらで、それなりに楽しめるハイクアップであった。
内黒峠の出発点に三たび帰り着いて、まだ中に入ったことのなかった古びた避難小屋を少しばかり偵察し、最後は峠のすぐ脇にある広場の小散歩で締めくくったが、なかなかに充実したスキーハイキングとなった。
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