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Yamareco

記録ID: 2906670
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

天狗岳 2度目の雪山、無事登頂するも雪山は甘くなかった・・・

2021年02月06日(土) ~ 2021年02月07日(日)
 - 拍手
hiro_099 その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:45
距離
26.2km
登り
979m
下り
1,804m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:07
休憩
0:31
合計
4:38
距離 6.2km 登り 680m 下り 135m
11:29
94
13:03
13:04
30
13:34
13:59
89
15:28
15:30
3
15:33
15:34
13
15:47
15:48
10
15:58
3
16:01
16:02
5
2日目
山行
4:29
休憩
1:45
合計
6:14
距離 20.0km 登り 305m 下り 1,687m
6:50
6:51
41
7:32
7:33
12
7:45
11
7:56
7:57
15
8:12
8:21
14
8:35
9
8:44
30
9:14
20
9:34
10:03
22
10:25
10:26
14
11:11
11:25
12
11:37
11:38
16
11:54
16
12:10
12:58
1
12:59
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
渋の湯御殿駐車場 途中からチェーン装着
コース状況/
危険箇所等
高見石小屋から中山展望台あたりまで踏み抜き多くて歩きにくいです。唐沢温泉分岐から黒百合ヒュッテまでの道は雪が締まって歩きやすい。
その他周辺情報 尖石温泉縄文の湯 600円、コロナのためか食堂営業なし。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
山道に入って直後の分岐。時間があるので、高見石小屋経由で行きます。この選択が、思いの外初日の工程をハードなものにしました。
2021年02月06日 11:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 11:32
山道に入って直後の分岐。時間があるので、高見石小屋経由で行きます。この選択が、思いの外初日の工程をハードなものにしました。
素晴らしい八ヶ岳ブルー。雪もしっかりあります
2021年02月06日 12:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 12:04
素晴らしい八ヶ岳ブルー。雪もしっかりあります
賽の河原。この辺りはところどころ踏み抜きがあります。
2021年02月06日 12:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 12:43
賽の河原。この辺りはところどころ踏み抜きがあります。
高見石小屋へは左。ここから樹林帯に入ります。踏み抜きが少なくなり少し歩きやすくなります。
2021年02月06日 12:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 12:44
高見石小屋へは左。ここから樹林帯に入ります。踏み抜きが少なくなり少し歩きやすくなります。
樹林帯の道。勾配も緩やかです。
2021年02月06日 13:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 13:26
樹林帯の道。勾配も緩やかです。
麦草峠からの道との分岐。高見石小屋へはあと少し。
2021年02月06日 13:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 13:32
麦草峠からの道との分岐。高見石小屋へはあと少し。
高見石小屋。ここから中山峠へはだらだら登りとのこと。この時は楽勝かなと思ってました。
2021年02月06日 13:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 13:35
高見石小屋。ここから中山峠へはだらだら登りとのこと。この時は楽勝かなと思ってました。
名物の揚げパンをいただきます。
2021年02月06日 13:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 13:54
名物の揚げパンをいただきます。
この樹林帯の道がとにかく踏み抜きだらけ。こんなはずでは・・・。
2021年02月06日 14:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 14:27
この樹林帯の道がとにかく踏み抜きだらけ。こんなはずでは・・・。
前を歩いているのが私。雪のモフモフ感が伝わると思いますが、少し歩くと突然腰のあたりまでズボッとはまります。心身ともに疲れます。
2021年02月06日 14:52撮影 by  iPhone 7, Apple
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2/6 14:52
前を歩いているのが私。雪のモフモフ感が伝わると思いますが、少し歩くと突然腰のあたりまでズボッとはまります。心身ともに疲れます。
1時間ほど踏み抜き地獄を歩いたところで、ようやく視界が開けてきます。
2021年02月06日 15:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 15:21
1時間ほど踏み抜き地獄を歩いたところで、ようやく視界が開けてきます。
木に付いた雪が風の強さを物語ります。
2021年02月06日 15:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 15:24
木に付いた雪が風の強さを物語ります。
景色が一望です。このあたり少しトレースが消えかかっているので、視界が悪いと注意が必要。
2021年02月06日 15:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 15:25
景色が一望です。このあたり少しトレースが消えかかっているので、視界が悪いと注意が必要。
中山方面に向かいます。
2021年02月06日 15:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 15:28
中山方面に向かいます。
看板の裏側は雪がべったり。
2021年02月06日 15:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 15:29
看板の裏側は雪がべったり。
展望台から見た景色。
2021年02月06日 15:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 15:36
展望台から見た景色。
しばらく歩くと見晴台の標識。
2021年02月06日 15:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 15:56
しばらく歩くと見晴台の標識。
天狗岳がやっと見えました。この日のゴールの黒百合ヒュッテまでもう少しです。
2021年02月06日 15:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/6 15:56
天狗岳がやっと見えました。この日のゴールの黒百合ヒュッテまでもう少しです。
中山峠に到着。
2021年02月06日 16:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 16:01
中山峠に到着。
黒百合ヒュッテが見えてきました。テント泊の方も結構います。
2021年02月06日 16:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 16:06
黒百合ヒュッテが見えてきました。テント泊の方も結構います。
黒百合ヒュッテ到着。今夜はここで一泊します。
2021年02月06日 16:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/6 16:08
黒百合ヒュッテ到着。今夜はここで一泊します。
黒百合ヒュッテの夕食。名物のビーフシチューは、カフェメニューなので泊っても食べられません。
2021年02月06日 17:27撮影 by  iPhone XR, Apple
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2/6 17:27
黒百合ヒュッテの夕食。名物のビーフシチューは、カフェメニューなので泊っても食べられません。
中の様子。
2021年02月07日 05:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 5:50
中の様子。
食堂。宿泊客が多かったので、夕食も朝食も二交代制でした。
2021年02月07日 05:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 5:51
食堂。宿泊客が多かったので、夕食も朝食も二交代制でした。
受付。
2021年02月07日 05:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 5:51
受付。
朝食は6:00から。生卵がついています。6:40頃、天狗岳に向けて出発。
2021年02月07日 05:59撮影 by  iPhone XR, Apple
2/7 5:59
朝食は6:00から。生卵がついています。6:40頃、天狗岳に向けて出発。
中山峠近くからの天狗岳。
2021年02月07日 06:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 6:56
中山峠近くからの天狗岳。
朝焼けの様子。
2021年02月07日 06:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 6:56
朝焼けの様子。
天狗岳が徐々に近づいてきます。取り付きまでは、しばらく樹林帯を歩きます。
2021年02月07日 07:01撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 7:01
天狗岳が徐々に近づいてきます。取り付きまでは、しばらく樹林帯を歩きます。
東天狗の取り付き。なかなかの急登。風が吹き付けてきますが、今日はそれほど強くありません。何とか頂上まで行けそうです。
2021年02月07日 07:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 7:33
東天狗の取り付き。なかなかの急登。風が吹き付けてきますが、今日はそれほど強くありません。何とか頂上まで行けそうです。
頂上が見えてきました。
2021年02月07日 07:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 7:46
頂上が見えてきました。
東天狗山頂。
2021年02月07日 07:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 7:50
東天狗山頂。
山頂から。左から硫黄、赤岳、中岳、阿弥陀。
2021年02月07日 07:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 7:55
山頂から。左から硫黄、赤岳、中岳、阿弥陀。
山頂から見た西天狗。
2021年02月07日 07:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 7:50
山頂から見た西天狗。
西天狗に向かうところ。西天狗の山頂まで、ほとんど無風でした。
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西天狗に向かうところ。西天狗の山頂まで、ほとんど無風でした。
西天狗山頂。
2021年02月07日 08:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 8:13
西天狗山頂。
ちなみに私。
2021年02月07日 08:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 8:18
ちなみに私。
東天狗の頂上を巻いて下山します。斜面をトラバース。この日は踏み跡がしっかりありました。ピッケルを使いながら慎重に進みます。
2021年02月07日 08:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 8:28
東天狗の頂上を巻いて下山します。斜面をトラバース。この日は踏み跡がしっかりありました。ピッケルを使いながら慎重に進みます。
無事下山しました。最後にもう一度天狗岳。
2021年02月07日 09:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 9:09
無事下山しました。最後にもう一度天狗岳。
帰りは唐沢分岐の方に向かいます。唐沢分岐の標識。渋の湯の方に向かいます。
2021年02月07日 10:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 10:26
帰りは唐沢分岐の方に向かいます。唐沢分岐の標識。渋の湯の方に向かいます。
しばらく歩くとまた分岐が現れます。渋の湯の表記がありませんが、渋の湯へは「奥蓼科登山口、バス停」の方に進みます。特に難所もなく、無事下山しました。
2021年02月07日 10:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 10:40
しばらく歩くとまた分岐が現れます。渋の湯の表記がありませんが、渋の湯へは「奥蓼科登山口、バス停」の方に進みます。特に難所もなく、無事下山しました。

感想

先月の硫黄に続き、人生2度目の本格的な雪山登山で天狗岳に行きました。昨年10月、八ヶ岳の初冠雪で断念しているので、何としてでも行きたかった思い入れのある山です。

初日は黒百合ヒュッテまでのアプローチ。最短ルートの唐沢分岐経由ではなく、少し遠回りをして高見石小屋経由の道を進みます。道は特に険しくないのですが、踏み抜きが多く、特に高見石小屋から先は、歩いてはズボッの繰り返しで、体力は消耗するわスピードは上がらないわで、こんなこともあるのかと雪山の一面を知る学びの機会となりました。

2日目は、山頂を目指します。東天狗は、風はあったものの冷え込みはそれほどでもなかったため、あまり辛さを感じることなく、無事登頂できました。西天狗は、途中ほぼ無風で、わりとすんなり山頂を踏むことができました。下山は、東天狗のピークを巻いたのですが、はじめてピッケルを持ち、斜面に刺しながら慎重にトラバースしました。

実は、東天狗登頂直後、風で手袋を飛ばしてしまい、ストックを伸ばして取ろうとしたところ、雪庇を踏んでしまい、肩のあたりまでズボッと落ち込みました。ロープの杭につかまり、何とか自力で這い上がりましたが、ヒヤッとする瞬間でした。

無事登頂も果たし、途中の景色も素晴らしく、山小屋では楽しい時間を過ごし、登山としては申し分なかったのですが、私には「楽しさ半分、恐ろしさ半分」の雪山登山でした。

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