去年2月のリベンジ！夢にみた西穂独標♪

2013年04月27日(土) ~ 2013年04月28日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 6.0km
• 登り: 626m
• 下り: 620m

コースタイム

［1日目］
16：00　西穂高口
17：03　西穂山荘

［2日目］
06：37　西穂山荘出発
06：55　丸山（休憩約30秒）
07：51　独標到着（休憩約30分）
08：17　独標より下山
09：11　丸山
09：22　西穂山荘到着（ラーメン休憩約1時間）
10：33　西穂山荘出発
11：34　西穂高口

天候

雪のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

●京王高速バス：新宿〜平湯温泉（往復割引、web決済割引で片道\5025×2）
●濃飛バス：平湯温泉〜新穂高ロープウェイ（2日間有効往復\1500）
●新穂高ロープウェイ：新穂高温泉〜西穂高口（モンベル会員10%割引で往復\2520）

コース状況／危険箇所等

危険箇所：独標の直下
今回は前日に降った新雪が多くアイゼンが利いたので楽だった(私でも行けた)ように思う

★女性は特に雪焼けに注意！
日焼け止めを塗っていましたが結構焼けました…

写真

4/27 8:51

トイレ付き高速バスで出発
ケータイ乗車券（画面を見せるだけ）が断然便利

4/27 14:00

平湯温泉に着いたら冬景色

4/27 15:27

ザックが約10kg\300追加
お、重い、、、

4/27 15:59

ドアを開けると真っ白な世界

4/27 15:59

では行ってきまーす！

4/27 16:00

新雪が積もってるー

4/27 16:00

山荘まではアイゼンなし、ストックのみ

4/27 16:01

わかり易い看板

4/27 16:06

こんな天候でも何だか嬉しくて、ひとりでニヤニヤしてしまう…

4/27 16:18

だって今日は、怒る人いないもん（笑）
マイペースで行こう

4/27 16:31

少し歩くともう暑くなり
帽子とネックウォーマーを外す

4/27 16:43

強風の合間に青空が覗く

4/27 16:50

なんてキレイなんだろ
晴れてきた

4/27 16:51

もしかしてもうすぐなのかなぁ？

4/27 16:54

ゆうべ降ったと思われる雪がキレイ

4/27 17:00

あれっ、もう山荘の屋根？

4/27 17:01

去年2月とは道が違っていて
今回は1時間で到着
（去年は吹雪で2時間も…）

4/27 17:03

渋滞で到着が遅れると電話しておいたけど、早めに着いてホッとする

4/27 17:03

雪だるま‘さかい’くんは
顔が無くなってた（笑）

4/27 17:03

雪のトンネル

4/27 17:18

今晩の寝床、はじっこ嬉しい
女性のみ6名ほどなのでかなり余裕あり

4/27 17:27

書架コーナーで見つけた
懐かしい恐怖まんが

4/27 17:30

激混みってほどではなく適度に
こちらは1回転目の17:30

4/27 18:23

豚汁が美味しくお代わり、品数多くバランス良し

18：30（2回転目）同テーブルの男性陣ありがとう！楽しいひとときでした

4/27 19:17

19：20〜‘山のお天気教室’
雨雲をビールの泡に喩え、とてもわかり易く面白いトークに拍手喝采！

4/28 5:33

5：30より朝食
茄子の味噌汁をまたお代わり

4/28 6:26

4/28 6:27

アイゼンをサクッと着けて出発準備

4/28 6:33

天気も上々、テンション↑↑

4/28 6:34

これから向かうよ
待っててね独標

4/28 6:43

ちょっと登っただけでこんな景色って

4/28 6:47

ハブラシみたい

4/28 6:47

Riging Sun !

4/28 6:49

行進は続く…

4/28 6:53

右手からガスがどんどん上がってくる

4/28 6:54

4/28 6:55

丸山
「撮ってあげようか？」と聞かれお言葉に甘える

4/28 6:58

いつも感じるけど
頂に向かう列はまるで巡礼のよう

4/28 7:02

4/28 7:21

はぁ。。。もうため息

4/28 7:21

♪その光がここからどこまでも広がってく♪

4/28 7:33

4/28 7:39

4/28 7:41

一人ずつ降りる

4/28 7:41

気をつければ大丈夫

4/28 7:42

独標が目前に

4/28 7:43

ここら辺までは去年の冬に来たはず

4/28 7:44

去年、師匠に止められた場所を難なく通過

4/28 7:46

むむ、もう少しじゃないのっ？

4/28 7:52

やったー！
ついに来れたよ！！

4/28 7:53

夢にみた独標
ありがとう！！！

4/28 7:55

本当はあちらへ行ってみたいけど。。。

4/28 7:56

うーん、この崖。。。
今の私にはムリっぽい

4/28 7:58

独標の直下で滑落しかけた青い男子
居合わせた全員がビックリ！
でも、ニヤッと笑って何事もなかったように登って行った

4/28 7:59

あ〜ここにずっと居たい
何度見ても見飽きない。。。

4/28 8:02

下りて行く人達の姿を見守る

夕食時にお話した男性の内2名とここで会えたが、独標までにしておくとのこと
山頂を目指すと言っていた広島の方、どうされたかな？

4/28 8:08

とりあえずカフェオレで乾杯！

4/28 8:17

強風でガスが拡がり移動していく

4/28 8:17

赤い手袋が写ってしまったのが数枚
ごめんなさい

4/28 8:17

でも、もう下りなくては…
渋滞だったので少し待ってから下山開始
直下を下りる時さすがに怖かった

4/28 8:36

写真撮ってる場合じゃないんだけど（笑）

4/28 8:37

下りてきて振り返ったとこ

4/28 8:38

登ってくる人待ち

4/28 8:58

笠さん？

4/28 9:06

トレースがしっかりある

4/28 9:09

雪国まいたけ(白いの)みたい

4/28 9:10

下りたくないなあ

4/28 9:11

丸山通過
午前中なのにガスがどんどん

4/28 9:16

姿かたちが素晴らしい！
ガスに包まれた美男子、という感じ

4/28 9:18

何度も振り返ってしまう

4/28 9:19

無事に山荘まで戻ってこれた

4/28 9:26

これから登る人達も大勢いた

4/28 9:26

テントの花が雪に映える

4/28 9:53

西穂らーめん醤油味\900
あっさり美味
これも、去年からずっと食べたかった〜

4/28 10:33

ではそろそろ

4/28 10:41

雪山は下山も楽しい

4/28 10:43

だって

4/28 10:50

こんなにキレイなんだもん

4/28 10:52

登山日和

4/28 11:04

本当に楽しい

4/28 11:12

下りたくなーい

4/28 11:14

4/28 11:33

西穂高口近くには観光の方が大勢いて、私の姿を見てビックリしていた（汗）
おつかれさまでしたー

4/28 13:31

平湯温泉‘アルプス街道平湯’（3F）
バスの待ち時間に汗を流す

4/27 14:40

ちなみに、これの裏側に温泉の割引券があったので利用（\600→300）

4/28 15:12

バスの車窓より

撮影機器：

DSC-TX10 SONY

SO-02E Sony

感想

sion

去年の2月、師匠にお願いした雪山登山。
あいにくの風雪により2時間もかかり
やっとのことで山荘に到着。
ホットミルクで身も心も温まり
最高に美味しかったのを思い出す。

翌朝、独標に向かったものの
その日が初アイゼンだった初心者の私を見て
独標直下の鎖場で師匠のストップが。。。
ヤル気満々の私を置いてサッサと登頂してしまう。
その時の悔しさから、ずっと私の中で
積雪期の独標への憧憬が募っていった。

正直、リベンジと書くのは違和感があるが
山や人に対して恨みなどある訳もなく、
あくまでも自分の心から発する再挑戦の気持ち
という意味合いなので悪しからず。

今回の山行のまえに、一応師匠に確認すると
「最後の登りだけ気をつければ行けるんちゃう？」
許可が出なくてもたぶん登っただろうけど…(笑)
4月の異動でGWがなくなってしまったので
たまたま入った連休はとても貴重なんだもん。

高速バスと山荘を予約した翌日、
アルプス方面が荒れ模様とのdaizさんの日記。
日曜には回復し晴れるとの情報を得て一安心。
大変参考になりました。
ありがとうございます。

一番悩んだのは、危険かどうかよりも
自分のコースタイムについて。
厳冬期に2時間かかっていたから今回は？
往復の高速バスは安いけれど時間が読めない。
特急あずさなら高くても確実だけどね。
脳内で何度もシュミレーションして
乗り継ぎ時間を決めそれに賭けることにした。

結果的には、行きのバスが渋滞で遅延したが
何とかロープウェイにも間に合い、
山荘までの冬道が去年と違っていて
予想より早めに到着できたのでホッとする。
そして、帰りも予定通りの乗り継ぎが間に合い
待ち時間内で平湯温泉を満喫できた。

思いがけなく楽しかったのは夕食時。
遅く到着した数人だけがちらほら。
男性5人(それぞれ単独)のテーブルに私一人。
九州や広島からやってきた方もいて話が弾む。
比較的若めなのに、皆さん経験豊富。

その後、常務さんによるお天気教室。
山の上昇気流の仕組みや雨について
ビールの泡に喩えてわかり易くお話あり、目から鱗。
西穂山荘と雷についてのエピソードには
そこに居た皆が真剣に耳を傾けていた。
ありがとうございました。

そして、待ちに待った翌朝は晴れ！
パウダースノーにアイゼンがよく利いて絶好調。
少し歩いただけなのにアルプスの絶景が拝める。
なんて贅沢なんだろう。
まるで巡礼のように、頂きに向かう人達。
何かカッコいい。

一年前に留まった場所である鎖場を通過し
心の中でガッツポーズ。
今日こそ登れるという嬉しさがどんどん溢れてきて。
去年より雪が多いので私でも楽に行けたのだ。
怖さはなく、静かな手応えと高揚感。

西穂高独標の標識が目の前に現れる。
やった！絶景！！
一人でここに来れたよ！
単独だとよく声をかけられるがここでも。
「一人で来たの？根性あるねぇ！」
「はいっ＼(^o^)／ありがとうございます」

あぁーーもう下りたくない。ずっとここにいたい。
あわよくばピラミッドピークまで行けたらな、
なんて考えていたがとんでもなかった！(笑)
地図だけ見ると行けそうに思えるが、下は険しい崖。
誰かが言っていたけど、人が立ち入ることを
一切拒否しているような。。。
冬期にこの先を登って行くのは凄いことなんだと
改めて感じた。

積雪期の目標であった独標へ来られたことに
感謝して、いつものカフェオレを淹れる。
何度見ても見飽きることのない風景。
矛盾しているようだけれど、
登山てただ景色を見に来てるんじゃないんだよね。
弱かったり醜かったりする自分の内面を、
(追記:そして粘り強いなど良い部分も)
否が応でも引き出されてしまう行為。

そんなことを思いながら、今回もまた
無事に下山させて頂いた。
西穂高ありがとう！
夏にまた。必ず来るよ！

コメント

りゅう

西穂独標！
はじめまして、28日の同じ日に西穂独標に初登頂してたryu0214と申します。

めちゃくちゃいい天気でしたね〜

あこがれの独標にもいけちゃったし、見える景色もすごかったし、最高でしたね〜

sion

ryu0214 さん
おはようございます。
コメントありがとうございます。

本当に最高でしたね！
私も初めてだったので感激しました。

上高地を撤退して独標に切り替えたのは
大正解だったと思います。
また、どこかの山でお会いしましょう！(^-^)v