記録ID: 2913352
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ハイキング
奥秩父
戸蓋山【林道皆本沼里線】
2021年02月11日(木) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:09
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 650m
- 下り
- 657m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ有り |
コース状況/ 危険箇所等 |
時計回りに周回です。 ○間明平〜戸蓋峠 地形図破線は消滅しており、ただの急登です。 ○戸蓋峠〜戸蓋山 ザレの急坂、ナイフリッジなどあります。 以上の区間は所謂VRなので、安易な入山は危険です。 ○戸蓋峠〜加明地 よく踏まれたトレイルです。 ○林道皆本沼里線 崩落箇所はありますが歩く分には問題ありません。部分的な凍結箇所がありました。 |
写真
戸蓋峠の石造物
左:観音様27cm、左面「□年」右面「八月廿八日」とあります。台石15cmの正面にも銘文がありそう。
右:地蔵尊50cm、左面「販真一山妙心大姉」右面「安永三甲午天(1774)三月朔日 上薄村 施主 幾太良(郎)」とあります。台座14cmが天地逆さまになっています。
左:観音様27cm、左面「□年」右面「八月廿八日」とあります。台石15cmの正面にも銘文がありそう。
右:地蔵尊50cm、左面「販真一山妙心大姉」右面「安永三甲午天(1774)三月朔日 上薄村 施主 幾太良(郎)」とあります。台座14cmが天地逆さまになっています。
戸蓋山
石祠68cmの左面には「昭和三十四年四月吉日 加西脇耕地建之」とあります。加西脇とは、加明地、西平、串脇の字名で「加明地の金毘羅様」として天狗が祀られているとのことです。
樹林越しに二子山が見えますが、山中地溝帯を吹き抜ける強風が寒かったです。
石祠68cmの左面には「昭和三十四年四月吉日 加西脇耕地建之」とあります。加西脇とは、加明地、西平、串脇の字名で「加明地の金毘羅様」として天狗が祀られているとのことです。
樹林越しに二子山が見えますが、山中地溝帯を吹き抜ける強風が寒かったです。
今神バス停の道標
「←出原ヲ経テ両神山ニ至ル」
「→神明地 飛田峠ヲ経テ三田川村ニ通ズ」
「両神村 軍人分會 青年団 □女會」
とあります。年号は無しですが大正期と思われます。歴史ある両神山の道標に萌えです。
「←出原ヲ経テ両神山ニ至ル」
「→神明地 飛田峠ヲ経テ三田川村ニ通ズ」
「両神村 軍人分會 青年団 □女會」
とあります。年号は無しですが大正期と思われます。歴史ある両神山の道標に萌えです。
撮影機器:
感想
gさんをお誘いして、ライフワークにしている両神山の踏査へ。今回の目標は戸蓋峠北面の古道と林道皆本沼里線でした。
戸蓋峠は赤平川と薄川が最も接近する箇所であり、かつては間明平から加明地をつなぐ小径があったとのことです。北面の古道は踏み跡も無く、残念ながらほぼ消滅していることがわかりました。
林道皆本沼里線については、昨年の台風によるモノと思われる多くの崩落箇所がありましたが、両神山周辺の散策を楽しむことができました。
今回もマニアな踏査でしたが、御同伴いただいたgさんに感謝です。
・以前、戸蓋峠から三田川側に下ろうとして撤退した事があるので、今回その旧道の探索ということで参加させていただきました。やはり崩落が激しく登りでもきつかったです。道標にもあるくらいですから、かつてはそれなりの道があったんでしょうね。
・首なし地蔵の台石に銘文らしきものがあったり、山伏風の馬頭尊や、「天和」「正徳」の石造物に出会えたりと、今回も大収穫でした。こちらこそ感謝です。
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