激登の末に待つ極上の青と白の世界(御池岳)



- GPS
- 09:47
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,442m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:45
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日は降雪後で、結構新雪が深かったです。トラバースの際にやや不安を感じました。 |
写真
感想
もともとは京都府内の山に3人で行く計画が立っていたのですが、前々日から急にふたりになり、ひとりになり、どこに行こうか改めて悩んでいたら、再びふたりになり、3人になり、どうやら週の初めに雪が降り、雲の具合も良さそうな御池岳に行くことにしました。ルートはいろいろ考えた末、山口から出て、木和田尾根を登り、その後白瀬峠からテーブルランドを目指すという、ありがちだがきつそうなもの。
簡易パーキングふじわらに6時前に到着してスタート。今日はヘッデンは不要でした。夜明けがだんだん早くなってきたということですね。朝日を浴びる藤原岳(方面)に目を奪われながら、最初の鉄塔あたりから雪が出てきます。白瀬峠・藤原岳分岐から雪が深くなり、足は沈むしトラバースが怖くなってきたので、ここで12本爪を履きました。白瀬峠からのルートは少し悩んだ末、真の谷に向けてまっすぐ降りていくことに。この箇所は先行者のトレースもなかったため、多少おそるおそるで降りていきました。時々深く踏み抜きます。
真の谷に降りてから、本日のメインイベントである激登りが始まります。ちょうど降りてこられた女性から、「上では霧氷もついてますよ」という嬉しい情報も仕入れ、登りにかかったのですが、聞きしに勝る急登でした。急なだけではなくて、嬉しいはずの新雪も牙をむき、踏み抜いて登れないこともしきり。結局、残り1/4くらいのところでワカンを履きました。それまでは、「こんな急登でワカンは効果あるのか」と思っていたのですが、今日に関してはあった方が登りやすかったと思います。
そうやって辿り着いたテーブルランド、多少の雲はありますが、風が強いのでどんどん流れていきます。太陽も出たり隠れたりで、日光にきらめく雪と氷の世界を堪能することができました。その後。青のドリーネの近くで昼食休憩を取り(ただし、この日は光の加減で青くはなりませんでした)、山頂へ。
帰りは、コグルミ谷経由のルートを選択。この道、新雪がもふもふで、ワカンが快適でした。コグルミ谷に到達してからは白瀬峠まで戻って元来た道を引き返すか、このまままっすぐ尾根道でR306を目指すか、を相談した末、尾根道を降りることに。途中までは同じような新雪メインの道で、しっかりトレースもついていたのですが、そろそろ雪が少なくなって、ワカンを脱ぎ、アイゼンをチェーンスパイクに替えたあたりから、積雪の下の落ち葉や泥が滑り始めました。本当にしょっちゅうスリップするため、気が抜けません。このスリッピーな道は、なかなかストレスが溜まるものでした。また、R306を目前にして道を見失ってしまい、道が見えてるから降りていったらなんとかなるかと下っていたら、道を目前にしてフェンスに阻まれるというトラップ、なんとか迂回して、その後は長々と国道を歩いて駐車場に戻りました。
頂上付近にいた間は、比較的好天が持続してくれたため、本当に美しくて目が楽しい一日でした。もう一度あの急登に挑むかというと、なかなかイエスとは言えないのではありますが。
最後に告知です。登山口まで降りてきた後、R306を長々と歩くことになったのですが、どこかでゆきさんがサングラスをなくしたそうです。もし見つけた方がおられたら、ご一報いただければ幸いです。
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