清八山&本社ヶ丸(天下茶屋〜笹子)
- GPS
- 05:30
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 544m
- 下り
- 1,228m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:30
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)JR/笹子駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な所はない。注意個所としては、)楴劵丸の岩場、∧越えからの急な下り、Aザ饗瑤療肋銚捗蝓△あるが、よほどの天候悪化以外は問題ないと思う。 ただし本コースは登りよりも下り偏重で、上記△紡への負担のしわ寄せがくる。 コース全体では標識がしっかりしており、道自体も随分と歩き易い。また昭文社地図のタイムは過大に見積られているように思う。 |
写真
感想
天候不順や種々タイミングが合わず出遅れていたが、冨士山の世界遺産確定のの報から冨士展望の山行として本社ヶ丸にでかけた。
事前の予報とは大違い、河口湖駅に着いたころは曇り空で薄ら寒い。土休日運転のバスは連休中とはいえ余り混んではいないが、約10分遅れで天下茶屋に到着。ここにはすでに多くの観光客の車が停まっている。準備を整え早速出発する。
登山道入口の太宰の碑を見て登りにかかる。急な登りだがつづら折りに道が切ってあり歩き易く、20分足らずで尾根に達する。尾根は自然林に囲まれているがまだ枯れ木状態、その分周辺の景色はよく見える。木立の間から間ノ岳を始め南アルプスが見える。河口湖を従えた冨士は頭が見えるだけでその分景観は割引される。
尾根道は多少のアップダウンはあるものの清八峠まで気持ちよく歩ける。まずは電線鉄塔のある八丁峠、ここからは南アルプスが遮るものがなく綺麗に見える。腰を下ろして暫し景観を楽しみ間食休憩。
次は清八山、ここは「秀麗富嶽十二景の十二番」だが冨士は雲の中だが西側の展望は素晴らしい。御坂山塊に加えて南アルプス、八ヶ岳、そして北アルプスの白峰が美しく輝いている。
清八峠を過ぎると岩場に転じ、今までと登山道は一変する。岩場を登って、本日の最高点の本社ヶ丸に着く。さすがに登山者は多い。ここも清八山と同じ「秀麗富嶽十二景の十二番」、なるほど景観は清八山と甲乙つけがたく同着なのかもしれない。展望はほぼ360度、奥秩父、大菩薩の山並も望める。ここで昼食、暑くもなく、寒くもなくとてもよい気候だ。
本社ヶ丸からの下りは約1000m。しかし尾根道はブナ、ナラの林の中、快適に歩ける。所々にまだスミレも咲いている。超巨大な送電鉄塔、角研山を経て通称ヤグラ(運搬用ウィンチの残骸)を見ると笹子への下山道は近い。
下山ポイントは「宝越え」とネットにはある。宝越えからは急激な下りで途中の黒野田林道を横切ったあとも急坂が続く。標高1200mを下るあたりから大きなブナの木が目につき、徐々に木々の緑が増して美しい。
下りながら沢音が聞こえてくるが、なかなか沢にはたどり着かない気分の中、ようやく船橋沢に達すると急下りは終わる。渡渉を5回繰り返し沢沿いの道を歩いて林道に達すると笹子駅までは20分の道のりだ。
今回は冨士の展望という面ではいまひとつだったが、南北アルプスから近隣の山々まで展望の山歩きを満喫できた山行だったと思う。
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