大山 別山中央稜 八合尾根
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp5af17bf16e5e885.jpg)
- GPS
- 14:05
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,883m
- 下り
- 1,894m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:36
天候 | 無風快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
最高の大山!
九州アイスクライミングシーズンは、コロナ禍、隣県移動自粛してるうちにあっという間に過ぎてしまいました。
そして雪山シーズン!
年末からずっと行きたかった雪山!一目惚れして購入した冬靴、アイゼンの前爪を新しく取り換えて、今までレンタルしていたシュラフも購入。いつ行けるかトレーニングしながら虎視眈々と狙っておりました。
大山に連れていっていただくチャンスがきました。
そんなに寒くなくて、
前日、スキー場の積雪は、90cm、気温7℃そんなに、寒くありません。
鹿児島からの大山まで、車で約8時間。トイレ休憩以外は、寄り道せずに走破。とはいえ全部運転していただいたのですが。
南光河原駐車場で1.5時間仮眠し、スタートしました。
今回は、無風快晴の大山でした。(吹雪いてるのが当たり前と言われる大山ですが、実はあたくし、吹雪いてる時に行ったことがないのです。)
別山バットレス中央稜は、はじめは、コンテで進み、別山山頂直下でスタカットに切り替えました。岩場直登をフォローでついていきました。
吊り尾根は、下降地点が嫌らしく、雪がついた部分をそっとバックステップで下りました。途中でからだの向きを変えてトラバース。ドキドキしました。ここは、よく馬乗りになって通過する写真を見ていたからです。
雪稜をぐんぐん登って、一般道に突き上げました。
快晴無風の好条件でしたので、弥山山頂から、剣ヶ峰へそしてユートピア小屋の方までいきました。(ここは、自己責任で)トレースがしっかりとあり、精神的にも落ち着いていけたので、すごく嬉しく感動しました。自分が、真っ白い世界をてけてけーっと通過していると思うとすごく嬉しかったです。何度も何度も写真撮っていただきました!
沢筋を尻セードで、下るのも楽しかったです。
元谷のテント場に戻り、雪を融かして水作り。
早めの就寝となりました。
翌朝3時30分起床。2日は八合尾根です。
昨年登ったルートでしたので気楽に構えていましたが、昨年よりずっと雪の量が多く
グレード感up、藪こぎだったところは雪に覆われ、岩が出ていたところは、雪壁登攀となりました。昨年登ったときに下部をトラバースして巻いた岩稜帯は、雪がついているので直登できそうということになりました。そこへ近づくところのリッジが雪が少なく、岩も脆かったので通過にドキドキしました。
気持ちいい雪稜を登ってあっという間に一般道へ。そこで、ハーネスもとって尻セードに備えます。昨日と違って晴れていますが、雲がせりだしています。今日は、午後から天気が崩れる模様。帰らなくては。
下って、6合目を過ぎたあたりから沢筋を目指して急下降し、さらに尻セードで下りました。元谷小屋近くては、雪洞を作る訓練をしている方々がいました。
元谷のテントを畳んで、帰ります。振り返ると今ならはっきりと別山尾根、弥山の西稜と東稜、八合尾根がわかります。
駐車場に戻ると、何台分もの空車がありました。駐車場係の方が、1000円でいいと言ってくださいました。鹿児島県民は、ここからの帰りが核心のように思います。全部運転していただいたのですが。
恵まれた好条件で、遊び尽くした2日間となりました。
来週末、「また、来よう!」です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する