唐松岳テン泊 この日が来るのを待ってました
- GPS
- 26:25
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 980m
- 下り
- 978m
コースタイム
- 山行
- 1:45
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 2:10
- 山行
- 5:24
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:05
天候 | 13-14日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野5:30(車)6:30八方 (帰り) 八方12:30(車)13:30長野 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。雪も締まって歩きやすい。トレースも明瞭。但し、天候次第で著しくコンディションが変化する山なので最新の情報収集に努めて下さい。 |
写真
感想
この日が来るのを待っていた。
今シーズン二度撤退している冬の唐松岳。10月は風雪のため八方池で断念、12月はメガネが壊れ稜線手前で断念。年明け以降じっと(してないが)リベンジの日を伺っていた。だが週末になると冬型や低気圧でなかなか登頂チャンスに恵まれず、今週末も低気圧接近で諦めていた。ところが、前々日から予報が変わり土日とも晴れ。しかも風も弱そう。よしこれはチャンスとばかり登るだけでなく欲張ってテント担いで唐松岳へ。
幕営地はノープラン。とは言え20kg超のザックは50過ぎの体にはキツ過ぎる。樹林帯の下ノ樺辺りかなあと思いつつ、でも白馬だけでなく五竜や鹿島槍も見える場所ならもうちょい上まで頑張った方がいいかな、頂上山荘で張るのもアリかな等考えてるうちにヘバって上ノ樺で幕営することに。
快晴ほぼ無風。まだ昼前だ。ダケカンバの木陰がありがたく思える程眩しい天気。南〜西風を避けるため尾根の北側に幕営決断。厳冬期ではあり得ない場所だ。早速スノーポンで足踏み整地に着手。ソロキャンなので気ままにだらだらと楽しみながら設営した。
まだ時間は14時というのに早速夕食の準備に取り掛かる。尾根北側に幕営したので15時前に太陽が沈んでしまいテン場は一気に冷え込む。本日の献立はキムチ鍋。冬キャン定番メニューだ。肉や野菜はあらかじめ家でカットしてきたので鍋キューブを入れたらハイ出来上がり。
夕食後も缶チューハイ片手にスマホやラジオで優雅?な一時を過ごした。テント内はマイナス7℃まで下がったが完全装備で寒くはなかった。誰もいない雪山で一晩暮らす。外は静寂無音で時折風が流れるのみ。そして満点の星空。野生動物に襲われる心配もない。この何もない不便さこそ究極の贅沢なのかもしれない。
午前5時。外に出ると引き続き満点の星空。よし今日も快晴だ。テン場でモルゲンを迎える予定だったが、早く目が覚めてしまったので5時半に出発し丸山の先のピークで神々しいモルゲンショータイムとした。欲を言えばもっと焼けて欲しかったなあ笑。
8時唐松岳山頂。今日も快晴無風。立山剣から槍穂高まで北アルプスがくっきりと見渡せた。すでに3名の先行者とすれ違った。中には昨夜21時から写真を撮るために夜通し歩いた強者も。唐松岳は天気さえ良ければいろいろな楽しみ方があることを知る。厳冬期らしからぬ二日間快晴ほぼ無風のポカポカ陽気に恵まれた唐松岳。山の神様とお天道様の感謝。
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