将監峠登山口〜牛王院平〜将監小屋〜西御殿岩〜唐松尾山〜水干〜笠取山〜雁峠〜新地平
- GPS
- 29:28
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,325m
- 下り
- 1,521m
コースタイム
将監峠登山口10:00〜10:35七ツ石尾根分岐〜12:05牛王院平〜12:20将監峠〜12:30将監小屋
2日目
将監小屋6:45〜7:05牛王院平〜7:15山の神土〜7:45西御殿岩分岐〜8:00西御殿岩
西御殿岩8:15〜9:00唐松尾山〜10:30水干分岐〜10:40水干11:05〜11:40笠取山西峰
笠取山西峰12:15〜12:40小さな分水嶺〜13:00雁峠13:15〜15:20新地平
天候 | 1日目 晴れ時々曇り 2日目 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
塩山駅北口〜将監峠登山口 \9,890 バス 山梨貸切自動車 新地平〜塩山駅 \940 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※七ツ石尾根は歩き易く危険な箇所はありませんが牛王院平までの途中に道標は見当たりませんでした。 ※将監峠から唐松尾山へはひたすらピークを巻いていく感じの歩きやすい道が続きます。 ※西御殿岩への道は岩場などがあり意外とハードです。 分岐から標高差で100m登りますが、登る価値はあります。 ※唐松尾山の西側は急坂です。ルートもちょっと分かりにくい箇所があります。 ※水干にはベンチがあり休憩には好都合です。 源頭の碑から5分ほど階段を下ると多摩川の最初の流れをみることができます。 ※笠取山の東峰から西峰にかけては岩がゴロゴロしていて歩きにくいです。 ※雁峠から新地平は傾斜が緩く歩きやすいのですが単調な道が続き途中で飽きてしまいます。 |
写真
感想
大型連休の恒例行事となりつつある奥秩父山行。
3年目の今年は将監峠から雁峠まで歩くことにしました。
公共交通機関を利用して将監峠への登り口へ行くにはタクシーしかなく、
料金1万円はちょっと痛手ですが、その分電車賃が安く済み、
例えば北アルプスにいくことを考えれば似たような金額になると、自分自身を説得させてみたりします。
登り口は丁度芽吹きの季節でした。
今夜の泊る将監小屋のテント場には林道をそのまま行くのが楽だと思いますが、
面白味に欠けると思い七ツ石尾根を登ることにしました。
七ツ石尾根はとにかく歩きやすい道でしたが、途中に道標らしきものはありません。
牛王院平あたりで分岐や交差する箇所があり、その都度地形図で確かめて進みました。
地形図を持ってきて助かりました。というか、地形図は毎回持っていくべきですね。
将監峠は気持ちのよい峠です。
峠の直下にある将監小屋のテント場もきちんと整地されて、いい感じでした。
ゴールデンウィークとあってテント場は大賑わいです。
あまり交通の便がよいとは言えないここがこうですから、他はどんだけ混雑しているのでしょうか?
奥多摩小屋のテンバはきっとスゴイことになっていることでしょう。
18時頃にどこからか風にのって小雪が舞ってきましたが、夜は満天の星空をみることができました。
起きてみるとテント内に干していたタオルが凍っていました。
2日目のスタートです。
食時の準備をしている時に気づいたのですが、隣のテントにどこかでお見かけしたお顔が…。
声をかけてみると果たしてそのとおり、Pengin22さんご夫妻でした。
ご夫妻とは2年前に棒の小屋乗越ですれ違って以来の再会?です。
その時の私の記録にコメントを頂き、それ以来ご夫妻の記録を拝見して山行の参考にさせてもらっております。
でも、お隣がヤマレコでお馴染みの方だったとは、びっくりしました。
ご夫妻が出発されてから私はようやくテントの撤収ですが予定していた7時より早くスタートすることができました。
快晴の絶好の日和です。
奥秩父の森の中をのんびりと歩いていきます。
分岐から西御殿岩へは意外とハードな道でしたが、西御殿岩からの眺望は最高でした。
見渡す限り山しか見えません。奥秩父の山の深さを感じます。
再びトラバースの道をだらだら歩いていくと、いつの間にかそこは唐松尾山でした。
地味な山頂は写真だけ撮ってそのまま西へ進みます。
山頂の西側は急坂だったり、道がわかりにくいかったり、注意が必要なところです。
小さなアップダウンを繰り返してからまたしてもトラバースだらだら歩くことななります。
黒槐山を巻いているのがわかります。
そんなこんなで水干へ。
多摩川の最初の流れです。
特に感動などありませんが、見ることができそれで満足です。
西御殿岩から歩き通しだったので、新しいベンチもあったのでここで大休止です。
休憩後、笠取山へアタックです。
分岐まで戻り、急坂を登っていきます。今回で一番の急登に感じます。
登りきって開けたところがおそらく笠取山の東峰だと思うのですが標識がないのでよくわかりません。
細かいアップダウンを繰り返して中央峰へ。
南側は開けていますが、狭いので写真だけ撮って先を急ぎます。
山頂一帯は幅がせまく岩がゴロゴロしている道になっています。
そして視界が開けて笠取山の西峰へ。
雄大な景色が広がります。素晴らしい眺めです。
昼食を摂り、景色を堪能してから雁峠へ下山です。
このあたりは草原が広がり開放的で気持ちのよいところです。
2年振りの雁峠もやはりそんな峠です。
最後の亀田林業林道は歩きやすいのですが、単調な道が長く続き2度目とあって途中で飽きてしまいました。
雲行きもだいぶ怪しくなってきましたが、バス停に着くとすぐにバスが来て、バスに乗りこむと雨が降ってきました。
間一髪のところで濡れずにすみました。やれやれです。
最終盤は曇りがちでしたが、概ね好天に恵まれて、今回も満足の山行でした。
ninotsugiさんは山屋の基本通りちゃんと公共の乗り物を使って行動する本物の山屋さんですね。
いつも感心しています。
私は車使用なので大きな縦走をすると車の回収に苦労します。
奥秩父、唐松尾山から笠取山は民宿みはらしに車を置かせて頂くと周遊できるので2度ほど歩いたことがあります。
特に秋の笠取山が紅葉が見事なので好きです。
レコ懐かしく拝見しました。
昨年、妻が怪我して半年ぶりに山行再開した際に、真っ先に暖かいコメントを下さったのがninotsugiさんでした。
そのとき、「レコ、読んでいて応援して下さった方がいる! 」と妻がとてもとても喜んでいました。
そんな優しいninotsugiさんにお会いできて、本当に嬉しかったです。
快晴の笠取への稜線、満喫されたようですね。
我々もよく行くルートですが、いつも笠取側から唐松尾山に向かうので、逆方向からくると判りにくいところがあるとは初めて知りました
お写真を拝見すると確かに間違えそうですね 逆からだと迷いやすいところは全く無いですけれども・・・。
今回は巻いてしまいましたが、巻くと大回りですし、やはり唐松尾の稜線を行く方がルート的にはいいですね
またどこかでお会いできればと思います
OBABAさん、いつも嬉しいコメントありがとうございます。
車を持っていないので仕方なしに電車、バスなど利用しているんですよ。
でも単純なピストンは嫌いだし、回収する面倒を考えるとこの先も車を運転して山歩きには行かないでしょう。
よく思うことなんですが、山に向かうバスは超満員なのに、帰りのバスはガラガラということがよくあるんですが、皆さんどこに行っちゃたんでしょうね。
帰って来ないのでしょうかね。
Pengin22さん、コメントありがとうございます。
テントの中がそんな修羅場だったとは、全く気が付きませんでした(笑)
全く違う方だったらどーしようと思ったのですが、思い切って声をお掛けして良かったです!
奥様の足もすっかりよくなられたようで安心しました。
旦那様も尋常ではないと思いますが、さらにその上をいく奥様の体力は凄すぎです。
ヘタレの私にはどう転んでも到達できない領域です。
羨ましい限りです。
これからもレコ楽しみにしております。
そして、どこかの山でまたお会いしましょう。
ninotsugiさん初めまして。
実は登山口のところでお会いしてる気がします。
自分達は三人組みで、将監小屋に向かいルートも同じ、
七ツ石尾根から向かいましたが、なぜか途中で右折してしまい、林道に出てしまい悩みながら小屋に到着しました。
分かりにくいですよねww
あと、厚かましいお願いなのですが、
実はテン場に写ってる三人組が自分達です。出来れば写真を保存活用させて頂けないかと。
突然で申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
ハイ、覚えております。
登山口でお会いしていますね。
七つ石尾根は分岐に道標がなくてわかりにくいですね。
私も登っていて、果たして正しいルートなのか不安を覚えました。
これからもよろしくお願いいたします。
ninotsugiさま、
私のレコ見ていただきありがとうございます!
このコース、いってみたいルートのひとつでして、非常に参考になりました!来年、4月、5月に行ってみたいと思います。
奥武蔵もよく行かれるようですね?
仲間と一緒の時は北アや遠めな山にいきますが、私も実はソロの時はよく奥武蔵を歩いてます。
車がないので公共交通機関でいく山を極めてます。こちらも同じく、車がないので仕方なく。です。
でも、運転しなくていいし、ラクですよねー?
(^-^)
コメントありがとうございます。
奥秩父はしっとりとした森の雰囲気が素敵ですね。
静かな山を選ぶ傾向なので地味な山に行く機会がどうしても多くなります。
アルプスなどの岩稜にも憧れていますが、時間が取れなくて、なかなかいけません(泣)
奥武蔵も地味なところですが、自宅から近く、電車だけで行けるのでよく出掛けます。
奥武蔵にはあまり期待はしていません(笑)が、
登るたびに、やっぱり来てよかった!と思いますね。
一番身近で慣れ親しんでいる地域ですので、皆さんの楽しいレコを拝見すると自分が誉められているようで嬉しくなりますね。
車を持っていない者のメリットを最大限にいかすため、基本的に単純なピストンは避けるように計画しています。
私の稚拙なレコがお役になれば嬉しいです。
dakerekoさん、これからもよろしくお願いいたします。
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