【奥八王子周遊山行】千手尾根〜盆前山〜市道山〜連行峰〜茅丸〜生藤山〜熊倉山〜トヤド浅間【丁60.8】

2021年02月14日(日) [日帰り]

• GPS: 09:15
• 距離: 30.1km
• 登り: 2,248m
• 下り: 2,175m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:47
• 休憩: 0:46
• 合計: 9:33

距離 30.1km 登り 2,298m 下り 2,184m

6:58 大久保バス停
7:00 浄福寺
7:06 浄福寺奥の院
7:17 7:20 千手山
7:39 小津峠
7:55 千手尾根370m圏峰
8:05 天神山
8:15 8:17 興慶寺山
8:25 力石峠
8:38 盆前山登山口
9:07 前盆前
9:11 9:19 盆前山
9:42 恩方の頭
9:44 9:45 恩方山
10:02 高留沢ノ頭
10:10 不動山
10:17 入山峠
10:23 鳥切場
10:34 弾左衛門ノ峰−新多摩線81号鉄塔分岐
10:47 栗ノ木沢ノ頭
11:19 11:24 市道山
11:47 独標734ｍ
12:15 12:22 醍醐丸
12:37 大蔵里山
12:40 12:41 山ノ神
13:05 13:06 連行峰
13:16 13:17 茅丸
13:24 丸山
13:26 13:32 生藤山
13:35 13:37 三国山
13:46 13:48 軍刀利神社元社
13:52 軍荼利山
13:57 13:58 熊倉山
14:11 坊主山
14:28 栗坂峠
14:34 14:35 浅間峠
15:01 15:05 トヤド浅間
15:35 下川乗
15:38 京岳バス停
15:45 15:46 南郷バス停
15:52 出畑バス停
16:04 柏木野バス停
16:21 笹平バス停
16:31 笹野バス停

天候

快晴　やや暑い。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：京王八王子駅〜大久保バス停
復路：笹野バス停〜武蔵五日市駅

コース状況／危険箇所等

最初の山域は元々山城ということで、急峻にして登るに難し。また、尾根を曲がる所では道誤りしやすそうだ。
市道山から笹尾根はメジャールートであり、ピーク部以外はアップダウン少ないので、適度に巻いていくと良い。

写真

2/14 6:58

前夜に大きな地震があったため、予定を変更して都内を歩くことにする。

2/14 6:59

山の入口、浄福寺

2/14 7:02

墓地の中を抜けて入山する。

2/14 7:02

八十八霊場？の石仏が並ぶ。

2/14 7:06

奥の院に到達。墓地から入山といい、この辺りまでが寺領か。

2/14 7:11

本格的な山道に入るが、元山城というだけあって、なかなか登りが辛い。

2/14 7:17

千手山（浄福寺城跡）。この千手尾根のピークにはそれぞれ麓の寺社の名称が付いているようだ（天神山・興慶寺山）。

2/14 7:22

間伐地から奥高尾・陣馬と、

2/14 7:25

高尾山を見晴らせる。

2/14 7:26

こっちは刈寄山だったかな？

2/14 7:38

小津峠。かつての峠道も今は通る人なく、荒れ放題。

2/14 7:45

千手尾根は、間違えて進みそうになる尾根分岐が多い。こちらは先に進まないよう落ち枝を積んであるが、落葉のせいか目立たない。何本か足しておいた。

2/14 7:58

茂みや倒木が増えて行く先が不安になる。

2/14 8:05

天神山。山頂標識が手の届かない高さに付けられている。

2/14 8:14

興慶寺山

2/14 8:25

小津峠の惨状に力石峠はどうだろうかと不安だったが、こちらは舗装化されていた。

2/14 8:30

小津坂入口バス停

2/14 8:34

朝露が気化して湯気が立っていたが、デジカメでは捉えられず。

2/14 8:37

盆前山入口

2/14 8:42

入口の藪っぽさに反して意外と道はしっかりしている。しかし、かなりの急登だ。

2/14 8:43

そして、ついつい見上げたくなる巨木群。奥八王子の山域は今まで見落としていたが、歩くに十分魅力的だ。

2/14 8:45

猿の腰掛

2/14 9:11

盆前山。展望には乏しいが、十分歩き応えあって楽しめる行程だった。

2/14 9:24

一旦、危険なほどの急降下。

2/14 9:34

ん？えーっと、これはどっちだ？ルートではない側の方が歩きやすく見えるので間違えないよう要注意。

2/14 9:42

恩方の頭。道中、これに似たカードが何枚か「この程度の低山に苦労するようでは云々」と煽り文句付きである。低山なめるな。

2/14 9:44

恩方山

2/14 9:47

足元が岩めいてきた。

2/14 10:01

高留沢ノ頭

2/14 10:05

深い森の中にも陽が入って明るい。

2/14 10:07

空が青い。ただそれだけで十分楽しい。

2/14 10:12

こんな澄んだ青空を楽しめるのもあと僅かかな。春霞というくらいだから。

2/14 10:17

入山峠。ここまで出会ったのは、盆前山まで0人。盆前山以降1人+ハンター1人。以降は徐々に会う人も増えてくる。

2/14 10:21

鳥切場ってイマイチ場所がよくわからんのだよなあ。

2/14 10:26

こんな標識が出てきたら、もうメジャールート。

2/14 10:30

大岳山が正面にドーン。

2/14 10:32

メジャールートにも急登箇所はある。

2/14 10:37

生え替わりの季節なのか、鳥の羽が大量に落ちている。

2/14 10:51

鳥屋戸

2/14 11:18

市道山到着。

2/14 11:18

結構木の枝が伸びてきたなあ。

2/14 11:33

笹尾根に向かう。

2/14 11:39

あれ？こんなに藪が茂っている箇所あったかな？

2/14 11:47

特段目立たない734m独標。「東京三五〇」といっても単なる数合わせの感あり。

2/14 12:15

醍醐丸

2/14 12:27

巻き道を通っても倒木があったり岩場のトラバースがあったり気を抜けない。

2/14 12:31

まだら模様の陽だまり。

2/14 12:36

大蔵里山の辺り

2/14 12:40

山の神

2/14 12:45

陣馬山

2/14 12:49

だんだんと暑さを感じ、着ているものを一枚ずつ脱いでいく。

2/14 12:54

南側は丹沢の端っこか。

2/14 13:00

東京の低山でも北側の斜面や日陰には雪が残っている。

2/14 13:04

連行峰

2/14 13:15

後半にかけて高度を上げていく行程のため、暑さと相まって、さすがに疲れてくる。

2/14 13:16

今回の最高地点、茅丸。

2/14 13:16

茅丸南側の展望。天気予想通り雲が出てきている。

2/14 13:22

生藤山は登りきった所（丸山）のもう少し先にある。

2/14 13:26

生藤山

2/14 13:26

生藤山からの展望。

2/14 13:34

三国山

2/14 13:36

三国山から山梨・大月側。

2/14 13:43

三国山以降は人と出会うことが再度無くなる。

2/14 13:46

軍刀利神社元社

2/14 13:46

おお、期待していなかったが富士山が見えた。

2/14 13:52

軍荼利山の辺り

2/14 13:56

熊倉山

2/14 13:57

32℃！？日が当たっているからだろうが、道理で暑いわけだ。

2/14 13:58

昔はMTBの轍を見ることは無かったが、最近は増えているのだろうか。

2/14 14:10

気がつかずに通り過ぎそうになった坊主山。ピークという感じは全くない。

2/14 14:27

栗坂峠

2/14 14:32

落葉の下がぬかるんでいて、時折、足が崖側にスライドする。

2/14 14:34

浅間峠

2/14 14:39

上川乗へ下る道を外れてトヤド浅間へ。

2/14 14:52

屹立した峰へ一歩ずつ歩を進める。

2/14 15:01

トヤド浅間

2/14 15:05

小さな祠が落葉落ち枝に埋もれている。

2/14 15:10

林業用の道のようだが、目印となるテープもあり、それに随って行けば概ね大丈夫。

2/14 15:15

進行方向は臼杵山かな？

2/14 15:17

間伐がされているということは、しっかり手入れされているということ。

2/14 15:23

整然とした植林帯に入ってからはジグザグに下りていく。この辺りは道がしっかり。

2/14 15:27

麓の住宅が見えてきた。

2/14 15:32

下山地点は藪が濃い目で道がわかりにくい。ヤマプラ地図でも軌跡が乱れている。別の所に出る人もいるだろう。

2/14 15:33

水の澄んだ南秋川を渡り、

2/14 15:35

下川乗に出て喉の渇きを潤す。バスが来るまで45分あるので、もう少し歩くことにする。

2/14 15:44

下山後、雲が出てきた。

2/14 16:03

柏木野バス停は連行峰登山口。

2/14 16:30

笹野バス停で打ち止め。

撮影機器：

Canon PowerShot SX740 HS Canon

感想

narodniki

この週末は梅の香を求めて遠方を歩くつもりだったが、前夜に最大震度6強の地震が発生したため、大事をとって近場を歩くことにした。

だんだんと暖かくなりぬる今日この頃。
啓蟄というごとく、ちょっとばかり遠出して見たい気持ちが日に日に高まってくる。
一方、コロナの新規感染者数は最近ガンガン落ち込んできている。マスコミがあれだけセンセーショナルに「人出が減らない」と騒ぎ立て、政府も追随して、後付けで、日中も自粛してくださいと言った割には、因果関係どころか相関関係もなかったわけだ。
今はワクチンの副作用への不安を煽るのに移行しているようだが、この一件は、マスコミの煽りにいちいち反応することの危うさを示すものだったと言える。
しかし、そうすると、いよいよもってコロナの感染者数が何故大きく増減するのかわからなくなってくる。
わからないものは恐ろしい。よくわからず恐ろしいものを避けようとするのは、生き物として当然のことだ。

そうはいっても、外に出れば花が咲いている。鳥が啼いている。日射しは暖かく、空は青く澄みわたっている。
ただそれだけで外出する十分な理由となる。
何となれば、私は生きているから。