箕輪山1728m〜鬼面山周回
- GPS
- 06:39
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 810m
- 下り
- 807m
コースタイム
9:34 スキー場トップ
10:58 箕輪山頂
鉄山に向かうがUターン
11:54 雪渓手前で昼食
12:23 出発
13:36 鬼面山
15:00 登山口戻る
天候 | 晴れ 風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*横向ルートは歩く人が少ないが、夏道が出始めているのでOK。オオシラビソの樹林は赤テープあり。それを抜けると歩きにくいスリッピーな道。 *箕輪から鉄山に向かう縦走路を少し下ったが、泥々の田んぼ道になっている。もう少し乾いてからのほうがよいと思う。 *箕輪から鬼面山へ周回する道は、北面なのでほとんど残雪。いつもの藪や泥道はない。気温が高いので踏み抜き多し。まずまず快適な下山路。 *入山者は我々以外2名のパーティだけ。寒そうで山頂からすぐ引き返された。 *一昨日に続き、本日もクマの足跡発見。 |
写真
感想
*連休最後の山は天気の良さそうな福島へ。早朝であれば渋滞も避けられるはず。幾つか候補があったが一番近い箕輪山周回コースを選んだ。箕輪山は、メイジャーな安達太良連山にあって大変不遇な山。ヤマレコの登場回数も極端に少ない。いついっても数人と会うのみ。この安達太良最高峰は吾妻連峰と磐梯山の展望抜群で周回コースもとれ、登山口が温泉と言うことなしなのだが…道が悪いのです。藪と泥の悪名高きコース。この山の適期は残雪が泥と藪を覆い隠している4月か、好天が続いた後の秋でしょう。ちなみに冬はBCスキーヤーがたくさんいそうなので、山スキーしない私は近寄らない。同じ安達太良なので強風で有名でもあります。
*できれば安達太良山ピストン、せめて鉄山までと考えて比較的早めに出発した。多少遅くなっても今なら6時まで歩ける季節、クローズした箕輪のゲレンデをのんびりと登る。残雪にクマの足跡が一つ。実は5月3日の大東岳でも見かけた。大東では7合目付近の雪渓を登山コースを横切るように巨大な足跡がついていた。最初はワカン跡と思ったほど。爪跡がしっかり残っており、その日のものと思われた。箕輪のはもう少し小さくてなぜかちょっと安心。
*オオシラビソの樹林を抜けるまでは快適な残雪歩きだったのだが、潅木帯に入ると雪解けが早く、泥っぽい道に。足を取られてなかなか進まない。天気はいいが風が冷たい。山頂の大岩にはえびのしっぽがびっしり。岩陰でオニギリを一つ食べて、鉄山に向かった。だが、40m程降りた時点でギブアップ。雪が解けて粘土質の登山道の泥濘がひどい。数分歩いただけで靴の表面が見えなくなるほど。長靴ならよかったかな。
*山頂に戻って、三角点を探しにしばし探索。すぐに昼食ポイントを探しながら下山にかかる。鬼面山コースは上部に大雪渓が残る。雪渓手前で雪の登山道の真ん中に倒木がちょうどいい具合に横たわっており、座ると風が当たらない。暖かい日差しと快晴の吾妻連峰を眺めてゆっくりとお昼にした。最近は強風の日が多く、こんなにのんびりできたのは3月の軍沢以来だった。
*大雪渓はグリセードが楽しめる斜度。滑落の危険はない。このコース、どこも大展望だが、ここがベスト。夏は最悪の藪泥道だが雪が全部被っている。ただ踏み抜きが多いのはこの時期しょうがない。鬼面山へは少し登り返しがある。山頂付近は強風だが、ここも見事な展望ポイントである。あとはのんびりと下山する。横向温泉へ左折するとようやく春の花があった。ショウジョウバカマしか見当たらないが小さな群生だった。
*この日早朝、天気をチェックするついでにヤマレコを開いたら、pamir88さんの劔岳小窓尾根の記録。引き込まれるように読んでしまって、少し出発が遅れた。ヤマレコ最高レベルの記録。アルパインクライミングに関心があればご覧になっては。
コメント
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箕輪山から鉄山への下りは、秋もぬかるんでいたような気がします。
粘土質で滑りやすいですしね。
でも、一旦下ってからの登りの方がぬかるんでいたような…。
鬼面山、前にレコで藪が凄いと教えてもらったところですよね。
今回は快適だったようで…
今年はMINOWAに滑りに行きませんでしたが,雪は良いところですよね〜。
安達太良山域は行ったことがないので、興味深く拝読しました。これは長靴スタイルでも背中まで泥を跳ね上げそうな道ですね でも吾妻の眺望がすばらしく、登山者が少ないというのは不思議な感じです
ところで・・31番はどんな意味のポーズですか?
プルミエール箕輪に泊ったことがあるよ。グリーンシーズンで半額でした。とってもおしゃれなホテルでしたが今はどうなっているか、すごく昔の話です。
お嬢さんにはお薦めしない道ですので、雪がたっぷりあるときにどうぞ 展望は凄いです
この山のこの時期、泥でも行きたくなるんです。この展望と人の少なさがいいね ただし晴れた日に限る
31番はポーズじゃなくて、採ったバッケでお手玉してるんですよ
素晴らしい風景です、この日はやっぱり南に向かって正解だったようですね。
このコース行ってみたい気がしますが、泥まみれの足元を見てしまうと、う〜んって思ってしまいます、きっと冬にBCスキーでチャレンジするのがいいのでしょうね 、来冬までによく調べておきます
この二つの山って、kiyoshiさん以外に行く方がいらっしゃるのかと思うほどマイナーですよね
地図を見ると、とてもよい場所におわします山なのですが…。
道が悪いと聞くと、この近所のメジャーな山に足が向いてしまいますね
クマ・・・今日は足跡だけで良かったですね
本当に秀逸な周回ルートなんですけどね、惜しい ちなみに夏場は胸丈の藪になります
でも私は嫌いじゃないよ
この山、いつの間にか、春の定番になってた
mokkeさんも来週あたり行って、ヤブの話題を語ろうよ ちなみに野地温泉から登って、温泉のお話をしたいなあ
またしばらく山休みになりそうだわ〜
kiyoshiさんもどろんこ靴になる事があるのですね
この大展望に人がいないのですか。
不思議ですね。
メイジャーな山に挟まれているから?
静かな山歩きを求める人には穴場ですね
歩きだして15分もすると磐梯山と吾妻連峰が見えてきて、あとはずっと大展望なんですよ。いいコースだと思うけどな〜長靴だったら問題ないしね。
何か怖い秘密があるのかもしれない。福島のヤマレコさんに聞いてみたいな
くつは雪渓で泥を落とし、家でしっかり洗ってスタンバイOKなんだけど、仕事忙しくてしばらく山は行けないわ〜
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