笠取山-唐松尾山周回 一泊二日テント泊(将監小屋)


- GPS
- 09:45
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,309m
コースタイム
7:42駐車場-(5)-7:47中島川橋-(1:31)-9:18休坂分岐-(1:30)-10://笠取小屋10:56-(54)-
11:50笠取山-(1:40)-14:00唐松尾山-(1:10)-15:10将監峠-(10)-15:20将監小屋
【2日目】
7:00将監小屋-(10)-7:10将監峠-(2:00)-9:10三ノ瀬
天候 | 5月4日 晴れ→くもり時々雪 5月5日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※駐車場までの道路は狭めだが、所々、待避場所があるので、カーブミラーなどで対向車を確認のうえ対応。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・笠取小屋までは、歩きやすい登山道が続く。 ・笠取小屋 トイレはバイオトイレ(無料) ・笠取小屋から笠取山への登山道は見晴らしがよい。 ・笠取山東峰は岩場多し。 ・唐松尾山への登りは、岩場あり。 ・唐松尾山山頂は展望なし、簡素な標識のみ。 ・唐松尾山から将監峠までは、概ねシングルトラックのトラバース道が続く。降雨時は泥道になるので、転倒注意。 ●下山後の温泉 はやぶさ温泉 営業時間午前10時〜午後9時(火曜日定休) 山梨県山梨市牧丘町隼818-1 TEL 0553-35-2611 ★料金 入浴 500円(2時間) 1000円(4時間) |
写真
感想
ゴールデンウィーク後半の天気予報は、概ね天候は良好。
どこの山にテント泊しようか、迷っていたところ、PEAKS 5月号の記事 "峠と峠を結ぶ、森深い稜線の道"を読み、行程も初心者向きとのことで、嫁さんといっしょに、笠取山に行ってきました。
●PEAKSの記事を参考に
PEAKSの記事では、"三ノ瀬→将監峠(将監小屋泊)→唐松尾山→笠取山→雁峠→三ノ瀬"のルートで、二日目の行程が長かったので、今回は逆ルート、将監小屋泊で、一日目の行程を長くとり、二日目は早々に下山、高速道路が渋滞にならないうちに帰宅というプランとしました。
●意外と駐車場が満車
現地には、午前7時過ぎに到着しましたが、作場平の駐車場や周辺の駐車場は、ほぼ満車。しかたなく、中島川橋の登山口から少し離れた場所に駐車することにしました。意外と人気の山なんですね。驚きました。
●歩きやすい登山道(中島川橋-一休坂)
中島川橋登山口からは、歩きやすい登山道が続きます。一休坂までは巻き道が続くので、上りもほとんどなく、楽に歩けます。ただ、あまり景色に変化がないので、少々飽きました。
所々に、多摩川源流と思われる沢の上を通ります。
●小川に砂金か?
一休坂からは、上り基調となります。しばらく、忍耐の上りが続きますが、しばらく登ると、登山道の脇に小川が流れています。小川の流れを見るとキラキラ光る物が、砂金か、と思いましたが、後にいろいろ調べてみると違うらしいです。でも、いい気分転換となり、疲れも和らぎます。
●笠取小屋
笠取小屋に到着。ここのベンチでひと休み。ここで小屋でコーヒー(200円)を購入。ここのコーヒーは、ヘーゼルナッツのフレーバーコーヒーで、とてもおいしいです。
ちなみにここのトイレは無料、バイオトイレのようです。
●笠取山は展望抜群
笠取小屋を出発。笠取山に向かいます。相変わらず、歩きやすい道が続きます。歩きやすいせいか、子供連れの方も多く見られます。
そして、森を抜けると、広大な景色の草原が現れ、また眼前には見晴らしのいい笠取山が見えます。
笠取山への道は、傾斜は結構急で、まるでスキー場のようです。でも、頑張って登ると、山頂は樹木に覆われていないので、景色は抜群にいいです。残念ながら、富士山は見れませんでした。
●唐松尾山へ向けて
笠取山西峰を経て、笠取山東峰へ向かうと、これまでと一転して、岩場が現れ、少々歩きづらい登山道となります。シャクナゲの木なども茂り、見通しも悪いです。
笠取山東峰は、頂上が狭めなので、数人が休むともういっぱいです。人が多く休むどころでなかったので、そそくさと先を急ぎます。
この頃になると、天候が一転し、曇り空になり、気分も滅入ります。ここからは、稜線を進むので、それほど大変とは予想していませんでしたが、小さなピークを上っては下りを繰り返すので、だいぶ疲れました。
おまけに、唐松尾山直前にして、小雪も舞う天候になってきたので、気持ちは焦ります。
それでも、やっと最後の難関の唐松尾山への急登を上り、頂上についたときには、あとは将監小屋まで下るだけだと思い、安心しました。
それにしても、唐松尾山は、標識の簡素で、展望もなく、少々パッとしませんでした。
●将監小屋へ向けいざ下山
唐松尾山をあとにして、小雪も降り、寒くなってきたので、早々に下山します。
下るだけなので、今までと比べ楽ですが、最初のうちは、道幅の狭いトラバース道が続きます。下山時は、疲労が溜まった状態で、泥濘や木の根などで、ふとした瞬間に谷側に転倒する恐れがあるので、それが意外と怖かったです。何せ、いつもより荷物が重いですし、天候も悪かったですから。
●将監小屋到着
将監小屋に到着したのは、15時過ぎ。すでに約50張のテント場もいっぱいです。テントを張れるか心配でしたが、小屋番の人におしえてもらい、何とかテントを張り、いち早くテントに入ります。テントに入ると、中はだいぶ暖かいです。小雪の中歩いていたので、だいぶ体が冷えていましたから、テントのありがたみを感じました。
いつもは、外で景色を見ながら、夕飯を食べるのですが、とても寒くてそれもできないので、ずっとテントの中で過ごしました。
夕飯では、ナポリタンをたくさん作りましたが、日中の体力消耗が激しかったのか、それもぺろりと平らげてしまいました。それも、とても美味しくとても満足でした。山ではじめてナポリタンを作りましたが、なかなかいけますね。これからは山ごはんとして、パスタを持って行こうと思いました。
●下山
次の日は、5時半に起床。7時過ぎに出発しましたが、テントについた結露は凍っていました。
下界は暖かいのですが、山はまだまだ寒いですね。防寒装備はしっかりしないと、まだしばらく寒いかもしれません。
この日は、下山するだけなので、気が楽です。天気も晴天。今日登山する人はラッキーでしたね。
将監小屋からは、林道を歩いて下山です。途中、昨日は見えなかった富士山も見えました。
そして、やっと三ノ瀬に到着。ここから車の駐車している中島川橋付近までは、まだ約25分近く歩かないといけないので、私が走って、車をとってくることにしました。
ザックをおき、靴をビブラムファイブフィンガーズに履き替え、走ります。上り基調の林道なのですが、空身なので、歩くのに比べると楽なものです。ものの10分程度で車まで着いたと思います。
そして、嫁さんとザックを回収して、今回の山行は終了となりました。
その後、はやぶさ温泉に行き、汗を流し、午前中には帰路につくことになりました。
帰りの高速道路は、中央自動車道で若干の渋滞はあったものの、概ねスムーズに帰宅することができました。
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