大根地山(意外性の宝庫)
- GPS
- 03:58
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 535m
- 下り
- 531m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下りは神社の参道なのだが途中細道を踏み外すと20m下の沢まで転がり落ちる様なところもある。個人的には岩場よりこういう難しくもないところにある危険地帯みたいなところが一番大怪我すると思う。 |
その他周辺情報 | 竜岩自然の家キャンプ場は良く手入れされた素晴らしいキャンプ場。一度キャンプしてみたいがソロライダーには厳しい価格設定だった気がする。 |
写真
感想
大根地山を竜岩自然の家からの周回。
この山には山頂に向かって5本の登山道が通じているらしい。そのうち2本が山頂近くにある大根地神社の登拝道。登拝道は冷水峠側と米ノ山峠側から、二つの峠道を繋ぐように付いていて、九州自然歩道はここを通って向い合わせの三郡山に登り、尾根伝いに宝満へと通じる。
前回は冷水側の甕冠神社から登った。急斜面の九十九折の道で途中あまり見所のない暗いコースであったと記憶している。
飯盛山とかに近い。
今回は米ノ山峠側、竜岩自然の家キャンプ場からの周回コース。
登りは長い尾根を急登と緩い登りを繰り返しながら少しずつ高度をあげて行くルート。
杉林が多くて所々雑木林が混ざる程度。特別変化もなく面白みはないがちょっとした縦走気分。マイナーな里山を歩くと良くある風景ではある。
山頂は相変わらずの陽当たりのいい原っぱ。
本来は見晴らしも抜群なのだがこの日は大気がクリアーではなくて、昔訪れたときのように海の向こうに雲仙が見える程のビューとまではいかなかった。所々雪が残っていたが草地は暖かくて、しばらく仰向けになって昼寝した。
山頂から少し下ったところにある大根地神社にも最初来た時は驚いた。
山上にこれだけの社殿があって御守りまで売っていて自販機もある。
こんな神社九州には他にないよね。
とっくに廃墟になってはいるが、昔は茶店などもあった様子。
神功皇后が神様をお祀りしたというかなり由緒の高い神社ということもあってなのか。
山頂からここに来る間に平らな踊り場が点在して建物の基礎がいくつもあるのが気になっていた。あまりに幕営に適しているのでキャンプ場でもあったのかなと思ったが、米軍のレーダー基地だったと宮司さんが仰っていた。
それまでこの山上まで歩いて担ぎ上げていたものを、米軍さんが表参道のコンクリート道を拓いてくれたんだとか。
今となってはそれがこの神社の発展に寄与したのかどうか正直微妙。
もしこれが山上まで続く石段だったらそちらの方が人を呼べただろうな。
現代ならね。でも今まで存続できなくて小さい宝満が1つ増えるだけ…
かもしれない。
下山ルートは関連する施設が点在し、ご神域の雰囲気満点。
最後の林道は長いけど、ここを通らずしてこの山に登ったとは言えないかな。
雷山を髣髴とさせる由緒を感じさせます。
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