(安倍奥)梅ヶ島温泉〜安倍峠〜大光山〜十枚山〜青笹山〜田代峠〜大平
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- GPS
- 19:56
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,313m
- 下り
- 2,948m
コースタイム
中野425〓431新宿442〓501品川520〓621小田原622〓645熱海649〓804静岡807=1003梅ヶ島温泉1016―1020ドコモ基地局・林道登山ポスト1025―1145八紘嶺分岐・林道登山ポスト1151―安倍峠1240―1314分岐―1330引返し地点(Co約1675m)1340―1428安倍峠(1507⇔1515水場1520)(幕営)
【20130503】
安倍峠610―644バラの段肩―652バラの段702―735ワサビ沢の頭745―753無名峰(1611m)―823大笹の頭833―907安倍の大滝分岐―908奥大光山919―956大光山(三角点)―957分岐―1000大光山(最高点)1030―1032分岐―1049大光山南の肩―1104刈安峠―1118黒崩1125―1205休(Co約1580m)1228―1309十枚山1339―1359十枚峠1405―1416水場1422―1444十枚峠1450―1520下十枚山(幕営)
【20130504】
下十枚山555―630岩岳(1682mではなく1652mの方)―704地蔵峠(地形図よりもう一つ南側のコル)715―732仏谷(1503.6m三角点)―750細島峠―816葵高原(有東木)分岐825―845うつろぎ山(1558m)846―851青笹山(1550m)935―1011休(Co約1240m)1020―1044田代峠1052―1120送電線(一本目)下―1129車止ゲート―1144徳間峠分岐―1200軍艦岩―1229大平バス停1240=1251寺尾島―1258西里温泉・やませみの湯(入浴¥600)1523―西里温泉前1528=1553但沼車庫1604=1623興津1644〓1742熱海1748〓1809小田原1814ж1947新宿1958ж2013新江古田
天候 | 【20130502】曇り一時霰 【20130503】晴れ時々曇り 【20130504】快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・基本的には整備されたコース。道標も過不足なく。 ・八紘嶺分岐の先の林道から安倍峠までの旧道は、サカサ川の源流を辿るおすすめコース。広く明るい沢筋ののんびりと歩くことができる。峠に近づく最後の最後までのびやかさを失わない珍しい谷。 ・安倍峠はお勧めのキャンプサイト。 ・ワサビ沢の頭から大光山までの間は特に私好みの静かなコース。野鳥の声を聴きながら、たおやかな尾根筋をのんびりと歩ける。 ・黒崩は崩壊が激しいが、西寄りに登山コースが巻いているので安心。 ・十枚峠から西側に10分程度下ると水場。十枚峠はキャンプをするに適した平地はないが、十枚山もしくは下十枚山の山頂にはテントが数張り張れる。 ・青笹山から田代峠までは、急傾斜。途中、尾根筋が崩壊しているところがあり、北側を巻き道がある。(が、私はそのまま痩せ尾根をエイやと通過してしまいました… お勧めはしません。) |
写真
感想
・ゴールデンウィークの第二弾(後半)は、北日本の空模様があやしいことから、静岡・山梨の県境を歩くことに。
・梅ヶ島温泉から入山し、手前のサカサ川源流部を歩いて安倍峠へ。噂通りのあかるく気持ちの良い谷筋。山仕事をしているらしい男性2人に会う。
・2007年7月に山伏〜八紘嶺を歩いたときの足跡とつなげるために、八紘嶺方面に向う。鹿三頭と会うが、どうやら保護区らしい。足跡はつながったが、天気がいまひとつで霧の中の山頂ではつまらないし、なんだか冷え込んできたので、山頂までは行かずに適当なところで引き返す。安倍峠に戻ってテントを張っていると、雹がおちてきてちょっとびっくり。どうも寒いわけだ。ラジオでは、観測史上で5月の最低気温を更新したところが各地にあったり、野辺山の最低気温がマイナス6℃、さらに北海道では真冬日にもなったらしい。
・2日目は、気持ちの良い稜線を縦走。野鳥の声を鑑賞しながら、のんびり自然観察しながら歩く。但し、相変わらず気温は上がらない。途中で、昨日の朝のバスでいっしょだった男性一名とすれ違う。大光山付近で幕営した様子。その後、大笹の頭で女性一名に追い抜かれる。
・十枚山では山頂を独占していたが、男女2名が十枚峠側から上がってきたのを頃合いに、十枚峠に向かう。ここで男性3名(2名+1名)に会う。中の段へこれから下山するところとのこと。中の段への下山路をとり、水場で水を汲んで峠に戻る。当初は十枚峠で幕営する計画だったが適当な平地がないので、下十枚山まで登ることにする。展望が良いので正解。結局、三角点の脇にマイテント。富士山や南アルプスの眺望を独り占め。夜は満点の星空。
・3日目は、ダイヤモンド富士(もどき)でスタート。やっと快晴で気温も回復基調。展望を楽しみながら、岩岳、地蔵峠、細島峠を越えて、葵高原への下山路分岐のところで、2009年12月に真富士山から青笹山まで歩いた区間とつながる。
・青笹山でも山頂を独占していると男女2名が上がって来たので、適当なところで南アルプス眺望とも別れを告げ、急坂を転げるように田代峠へ。時間に余裕があると思っていたが、道標を見る限り、12:40のバスに間に合いそうもない。ちょっとペースを上げて時速4〜5kmぐらいで下って、大平バス停に12:30ちょい前に到着。途中下車して西里温泉に立ち寄り湯。テントも乾かし、身も心も荷物もさっぱり。
・残雪期限定のコースではなかったが、静かな山を楽しめた点で丸ですね。今回の山行の結果、山伏からほぼ尾根伝いに、安倍川河口まで足跡が繋がりました。青薙山〜山伏のちょっとタフそうな藪区間が宿題に残っています。(そうすれば、白根南嶺から太平洋まで完成)
コメント
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いつもコメントありがとうございます。
この付近はjunjapaさんの庭ですよね。無断侵入、ご容赦ください
足跡繋ぎの方は、私個人としては中央分水嶺が基軸になっていますので、北アルプスと南アルプスをも尾根伝いで中央分水嶺に接続することを夢見ています。結果として、親不知から安倍川河口までがつながれば、日本海から太平洋、ということにもなりますので。
こんにちは、初めまして。
地元の山なので景色を見るにしても写真を撮るにしても割と雑にやっておりましたが他人様の撮った写真を拝見すると改めて安倍奥の良さを実感することが出来ます。
富士山と南アは勿論ですが40、43、44枚目の写真は素晴らしいと思いました。
青笹〜田代峠は崩落が進んでいると聞いていたので敬遠しておりましたが巻道があるのですか。
ヒルの活動しない時期になったら行ってみたいと思います。
ご来訪ありがとうございました。
安倍奥とか深南部とか、けっこうお気に入りです。
ところで、kenpapaさんのページを訪ねてみましたが、ランキングを見てびっくりです。すごいハイペースで登られているのですね。確かにこれでは、ひとつひとつの山行が軽くなってしまう嬉しい悲鳴がありそうですね。
また、プロフィールのおしゃしんも雪山をバックに「シェー」とは、恐れ入りました。
ちょうど、4月連休前半で同じコースを歩いたので、やはり歩く人がいるのだな、と思いましたが、私の時はほとんど人に会いませんでした。あの時は天気が良くて良かったですよね。私は山伏の寒い避難小屋に泊ったのですが、山伏から見た南アルプスは忘れられません。
コメントありがとうございました。きなこさんのコメントに全然気づいておらずに、大変失礼しました。
山伏の避難小屋は、おくればせながら、私も2015年秋のお彼岸の時に、利用させて頂き、山伏〜青薙山〜笊ヶ岳と繋いで歩くことができました。
nomoshinさん、こんばんは、はじめまして。
年末年始に南アルプスフロントトレイルと、安倍奥(東山稜)の縦走をしてきました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-789111.html
計画に当たっては、 nomoshinさんのこのレコを参考にさせていただきました。
特に水場や天場についての情報が助かりました。
貴重な情報をありがとございました。
shigetoshiさん、こちらこそはじめまして。
わざわざコメントをありがとうございました。
南アルプスは、前衛の山や山麓も含めてなぜか落ち着くところですよね。この山域では、私もまだまだ入門クラスでして、宿題の山やルートが沢山残っていて、いつも悲鳴状態です。
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