硫黄岳は優しかった
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,336m
- 下り
- 1,328m
コースタイム
5日赤岩鉱泉6:30ー峰の松目下8:17ー硫黄岳山頂9:00休憩35分ー下山開始9:35ー赤岩鉱泉11:00昼食ー出発12:00ー美濃戸12:56休憩ー美濃戸口着14:00
天候 | 晴れ 無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口から歩いたが、美濃戸まで雪は全く無しだが、車高が高くないと下を擦りそう |
写真
感想
昨年の南縦走以来の豪華な山旅でございます。赤岳鉱泉は2度目かな。いや始めて賀茂しれないが、まあ、いい加減なもんですが、夕食のステーキはご馳走様でした。
ユメさんと尾瀬の景鶴山に行きたいと前から言われていたのですが、ユメさんは連休もこの日にしか予定が取れないとの事でしたが。松本のYさんの計画で、昨年北岳で一緒した名古屋のmieちゃんtaksaちゃん夫婦も来られるというので、二人にも会いたいのでユメさんを硫黄にお誘いしました。
膝が痛んでいるのでとても心配で、ヒザ用のガードを付けて登りました。ところが腰と太もも、股関節が上がらないので急な登りは遅れてしまいます。
はなはだ切ない思いですが、少し遅れる程度でなんとかついては行けました。
アキレス腱も痛み出して満身創痍です。
ジムの運動で膝を痛めたのと剣道の練習に顔を出して動いたのとが重なってとてもつらいとは言わないまでも、わが身を気遣いつつ歩くのは、いささか喜びを減ずるものがある。
それでもね、こんな天気は一生に何度もないですよね。八ヶ岳6回くらい来てますが、硫黄の頭で風がないなんて、よほどのことですよ。ほんとにびっくり。爆裂口を身を乗り出して下まで除いたのも初めてでしたから。
20歳の時に正月の八ヶ岳を縦走して、記念の写真がありましたかね。あれから半世紀、まだ登ってる自分にびっくりだね。
最近はがんがん歩きは無理のようで、マイペースで歩かせてもらいます。
それにつけても最近の若者は男女を問わずカッコええねぇ〜、うらやましいよ。背は高いしスリムだし、女性もスタイルいいし、山の風景が変わってきたね。ほんとに。でもおじいさんやおばあさんたちもがんばってるね。下山時に林道で出会った昔の若者の多いこと。
今度シルバーマークをザックに貼り付けようかな。枯葉マークではないですよ。
そんなこと考えながら硫黄の山頂から眺めたきたアルプスや乗鞍、御嶽、中央アルプス、駒に仙丈、鳳凰と雪のない浅間山、よろしいですね。
でもね空気は冬と違って暖かいから遠くの山も春めいています。
雪も朝の内は堅いのですが昼頃には緩んで、お日様の力を感じます。
北沢の水の流れもどことなく春めいて、雪解けの水を集めています。木々も芽吹いて緑が徐々に鮮やかになりそうで、春はいいですね。
麓から山頂まで、春のシーンをいろいろに感じます。自然の豊かな国に育ってよかったなとしみじみ思いますね。
インドや中国ではこんな微妙な自然の動きを体感できないからね。5月と言えば初夏ですが、山は以前と遅い春。
初日の午後には雪が降り出して驚かされました。稜線を歩いていた人たちは天気の急変にあわてたことでしょう。
Yさん、mieちゃん、takaちゃんとユメさんと楽しい2日間でした。
Aonumaさんが思っていた通り、夏沢峠から登ってましたね。あと1時間早くでてくれたなら、山頂で会えたんですよね。とても残念でした。
最後に、この日のビデオの映像を操作ミスで消去させてしまい編集できませんでした。日記にかいたら回復してくれる会社を教えてくださるコメをいただきました。ありがたいことです。おかげで貴重な無風の硫黄岳の映像編修できました。
それからユメさんとmie&takaちゃんで行者小屋まで言って赤岳の写真撮ってきてくれました。私は足をかばっていきませんでしたが、ほんとは行きたかったんですよ。
南と北をつなぐ硫黄岳から夏沢峠まで、まだつないでいないので、いつか佐久側から八ヶ岳縦走をしてみますかね。ユメさんとtakaちゃんが赤岳のテッペンに立ちたいと思ったようですので、折をみて縦走しましょうね。
6月2日は開山祭で、美人の神主さんが今年も登ってこられるでしょう。出来たら行きたいけれど、今年は他の計画がありますので残念です。
この日hagureさんと尾瀬の景鶴山に行く予定だったが、JINさんの会の松本市のYさんからお誘いで硫黄岳に連れて行ってもらいました。
八ヶ岳も硫黄岳なら赤岳とは違うらしいが硫黄岳はいつも強風で寒さが厳しいと聞いて防寒具を持って参加です、今回は赤岩鉱泉で1泊どんな山行になるのか不安と期待で胸ワクワクでした。
硫黄岳の山頂、今日の山頂は私を優しく包んでくれた。深い深い青空八ヶ岳ブルーで装って、強く厳しいと言われる風は微塵もなく、広い広いその山頂のすぐ向こうにあの赤岳が雪を纏ってすっくと立ち、右のコルの先には阿弥陀岳、左のコルの先には横岳がヤマケイの写真で何度も見たその姿がそこに優しくあった、ずっと続く稜線が私を呼んでいるようだった、「夏になったらきっと来るから待ってろよ」と心の中で叫んでました。静かな山頂だったが今日は子供の日、そこにはざっと4,50人位の人が皆嬉しそうにしていました。とびきりの幸福感を抱かせてくれた硫黄岳山頂でした。
ヒマラヤに4度も行ったことのある松本市のYさんのリードが上手く、急登もそれ程きついと感じないで山頂まで行ってしまいました、高度が上がる度に木々の間から見える稜線に早く行かないとこの景色が雲に隠れてしまうのではと、少しハラハラしながら、山頂が見えるたびにシャッターを切ってました。この硫黄岳なら冬でもトレースは有るだろうし来られそうと思ったが、赤岩の頭下の樹林が終わった急斜面は条件が重なれば雪崩る事もある所かも知れないと今は感じてます。
八ヶ岳は見て憧れる山だと思っていましたが、2月の北横岳をaonumaさん、今回硫黄岳にhagureさん繋がりで松本のYさんに連れて行って貰えて何とも嬉しい限りです。
一緒に行ったmieちゃんtakaちゃん夫婦は仲良くて見るからにいい夫婦(ちょっとかかあ天下?)
聞けば高校生と中学生の子供がいるなんて、もしや孫の話をしてしまったけど子供がいないのではないかと無用の気遣をしました。所属のハイキングクラブでは同年代の人たちとの山行ですが子供の様な若者と一緒に歩けるなんてYさんの幅の広い人柄のお陰です。
赤岳の謂れの赤い底の沢、苔の林の中、凍った小川の白に日が差して絵のような光景、大きな2本の木の根元にある小さな祠、美濃戸山荘の牛乳、大阪の若者と会えた事、赤岳鉱泉の豪華な夕食や檜風呂、異様な姿の大同心の岩場、雪に埋まった行者小屋の賑わいと赤岳とテント場、道中の雪の林の気持ちよさ、Yさんや若い夫婦との語らい、どれもこれも思い出いっぱいです。
もしやと思ったがやはりaonumaさんも硫黄岳山頂に同じ日、立っていたそうです。最高の頂きでしたね。一つだけ苦い思いは高度計を山頂で失ってしまいましたがそれも思い出です、誰かが使ってくれるでしょう。帰りに道で見た八ヶ岳に再会を誓って帰路に着きました。次回はaonumaさん是非案内をお願いします。
こんばんは、yumesouf様&hagure1945様
前日はお昼頃から雪が舞う天気。
翌日は里でも結構な風。いい日を当てましたね。
こんなこともあるだろうと、別コースからアタックしました。
あまりににもタイムラグの誤差が大きくお会いできませんでしたが、
同じ日の硫黄岳を満喫しておりました。
yumesouf様,次は縦走ですか??
私のおひざ元の八ヶ岳を一人で歩かせるわけにはいきませんね。
ご連絡いただければどうにか都合を合わせますよ。
とわいえ、平日はまだ無理ですけどね。
aonumaさん こんにちは
連休も関係なく昨日も仕事をして来ました。年なのか山から帰ってお酒をいただくとパソコンも開かず寝てしまいます、ららん藤岡で何か甘いものでも買って帰るべきでした。
前の日は雪が降ってきて、明日晴れのはずだがと心配しましたが汚れてしまった雪を隠してくれる演出をしてくれました、aonumaさんの八ヶ岳は本当に心優しいです。
あの景色を見たら縦走しない訳には行きません、aonumaさんの案内で歩いてみたいです、宜しくお願いしますm(_ _)m
夢さん こんばんは。
GWは、雪山でしたね。 山々がきれいで、気もち良さそうですね。
あとで、雪山の話お聞かせてください。
PB
PBさん こんばんは
ゴールデンウィークの終わりにやっと山に行けました。
しかも八ヶ岳の硫黄岳に1泊してなんて、贅沢な山行でした。ビフテキと檜風呂の赤岳鉱泉、無風快晴の硫黄岳山頂その向こうに赤岳、横岳、阿弥陀岳が手のひらに乗るような近くに見えました。
天気が良いと極楽ですねー。
hagureさん こんばんわ
ビデオを今見ました、やっぱり良いですね。
見られて良かったです、天候もあるしいつも撮れるビデオでは無いですね。ナイスリカバリー
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