雲取山 久々のテント泊 <三峰神社から石尾根で奥多摩駅まで縦走>

2013年05月03日(金) ~ 2013年05月04日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 31.3km
• 登り: 2,171m
• 下り: 2,882m

コースタイム

- 1日目 -
11:00 三峰神社
11:08 登山口鳥居
12:07 地蔵峠
12:17-12:29 霧藻ヶ峰
12:39 お清平
13:25 前白岩山
13:45-14:00 白岩小屋
14:20 白岩山
14:25 芋ノ木ドッケ
14:43 長沢背稜分岐
15:00 大ダワ
15:18 雲取山荘
16:00 テント設営完了

- 2日目 -
4:40 起床
6:40 テント撤収完了
7:14 雲取山荘出発
7:43-8:02 雲取山山頂
8:34 奥多摩小屋
8:56 ブナ坂
9:11-9:22 七ツ石山山頂
9:49 峰谷分岐
10:40-11:05 鷹ノ巣山避難小屋
11:28 鷹ノ巣山山頂
12:33 六ツ石山分岐
13:05 三ノ木戸分岐
14:00 登山口 林道へ出る
14:30 奥多摩駅

天候

3日 晴れのち曇り 午後から小雪
4日 晴れ時々曇り 少し小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

-行き-
西武秩父駅まで電車
西武秩父駅から三峰神社 バス 始発で9:10~10:30頃着。

-帰り-
奥多摩駅から電車

コース状況／危険箇所等

三峰神社~雲取山荘
トラバース道で一部崩落箇所があったが、
注意して進めば問題なかった。
どこででもあり得る事だが、一度、数メートル先で落石発生した。
拳くらいの石が何個か前を横切り谷へ落ちていった。

雲取山荘~雲取山山頂
北斜面で今でもまだ、凍結していた。
注意して進めば、滑り止めは必要なし。

雲取山~鷹ノ巣山
危険箇所は無かった。
七ツ石山と鷹ノ巣山への登りに体力温存を！(笑)

鷹ノ巣山~奥多摩駅
今度は下りがメイン。
トラバース道に崩落箇所があったが、注意すれば問題なかった。
標高差があるので、急な下りが連続する。
歩行距離も長い。

写真

い〜天気！
西武秩父駅前から武甲山を望む
バス停混雑中〜

この人数です・・・
バス2台増便になりました。

75分揺られ乗って三峰神社駐車場到着。
右がキレイなトイレ。左は休憩所

神社への参道はツツジが綺麗に咲きます。
まだちょっと早いか？！

階段上がるとビジターセンター

最初は綺麗な散策路みたいな感じ。

今日はカリマーのチータ70Lです。
重量は19kg程。
また、くだらない物を担いできてしまった・・・(笑）

登山口の鳥居
ここに登山ポストあり。

地蔵峠

うひょ~！いー天気だね~♪
先日登った両神山！
かっこい〜

秩父宮レリーフって霧藻ヶ峰にあったんですね。
しらんかったわ・・・

霧藻ヶ峰の休憩小屋

両神山のうしろに浅間山が見えてます。

お清平

この登りはきつかった(><)

なかなか急登多し！

振り返って。

三峰神社の駐車がちっちゃくなってる~

前白岩山
この辺から寒くなってきた。
気温4~5度。

白岩小屋に到着。
トイレ休憩。
テント2張りあり。

白岩山
登山道から少し外れたところにありました。

芋ノ木ドッケ
子連れ登山ではありません・・・
たまたま写りこみました(^-^)
しかし子供は本当に元気です！(^^)
こんなに小さいのに雲取！うらやましいぞ！（笑）

トラバース道で一部崩落してます。

長沢背稜への分岐
いつかココから上がってきたい。

大ダワ
もう少し！

廃屋が見えてきた〜
山荘まであと5分

やっと雲取山荘

テント超いっぱい！
この後、通路にまでテントが展開して行きました。

山荘前にはこいのぼりが・・・

オイラ達のテン場
だいぶ下りますが、平和で平です！

夕飯の支度に余念がありません（笑）

一発目は乾杯おつまみに・・・焼き鳥＆ビール！
プリムスのフライパンデビュー！

二発目は、トッポギ！
甘辛で旨かった〜！
フライパンすげ~使える！

日が暮れ、やがて夜です。

空が赤紫に染まっていました。

腹一杯でテント内に。
あとはもう寝るだけ~
少しは片付けようね~(/--)/

朝焼け！きれい！

テン場の直ぐ下に5〜6頭のシカが！？

包囲された？！
ちょっと怖い(*_*)

朝日が昇ってきました！

薄く曇り
でもお天道様、暖かい♪

雲取山荘前のトイレ。
なんと水洗！キレイです！
ありがたいです！
タイミング悪く渋滞中~

山荘前は出発ハイカーさんでごった返してます。

さて、雲取山頂上へ登ります！

さらば、雲取山荘、ありがとうございました。
今度は山荘に泊まってみたい。

山頂までは北斜面なので一部凍結個所あり！

30分ほで到着。

記念撮影ピーク！！
凄い人数！

三角点

世界遺産内定？の富士をバックにはいチーズ！(笑）
撮ってくれた方、ありがとうございます。

これから歩く石尾根縦走路

やっぱ日本人は富士でしょ！

さて、石尾根縦走開始っ！！

奥多摩小屋もごった返して休憩も出来ず、スルー

あ、でたダンシング何とか！？だっけ？！
3回目でやっと見つけられた！

七つ石山
ここからだと、サラッと登れそうたが...

ブナ坂到着

南アルプス

なかなか着かない七ツ石山頂
もう少し！

着いた！七つ石山頂

振り返って。

奥多摩と笹尾根方面も一望できました！！

峰谷への分岐

所々ですが結構、荒れてて崩落してたりします。

崩落個所を進むfcyosshi氏。

鷹ノ巣避難小屋
奥多摩山域の避難小屋はどこもキレイですね！

今度、利用してみたい。

コイツに登ります。

鷹ノ巣山頂
暗い雲が出てきました。

5/7 23:52

山頂は混んでたのでスルー。
石尾根を進みます。

こんな急な下りも結構多かった。

六つ石山への分岐

小さい花がちらほら咲いてます。

この辺から小雨パラパラ。

新緑がきれいです。

林道に出ました。
ココからアスファルト歩きが結構長い！

ゴールで乾杯！！
天気もって良かった。

駅前でヤマメ焼売ってて、つい買ってしまう。
うまっ！

感想

muku-hide

GW後半はテント泊でーす！
昨年のGWも雲取山へテント担いで行ったけか...
初雲取山に初テント泊、オマケに単独。
ドキドキ、ワクワクの連続だったなぁ~(^-^)
あの時は鴨沢ピストンだったんで、今回は違うルートで。

最近、埼玉の山がマイブーム(笑)なオイラですが、
別にソレが理由って訳ではないのですが、
埼玉側の三峰神社から入る事にしました。


今回は友達と2人で、それぞれテント担いで登ります。
2人共に70Lのバックパックに19kg程の重量です(笑)
日頃から2人「ライトパッキング」を目標にパッキングするんですが、
結局、こんな重量物を背負って来ちゃいます(。>д<)


- 一日目 -

三峰神社までは電車とバスを乗り継ぎますが、
GW、天気に恵まれ、朝から電車超~混雑！
座れる気配もなく、ほとんど立ったまま、西武秩父駅。
駅前はバス待ちのハイカーでごった返してました(*_*;
三峰神社行きのバス停にも長蛇の列！
こりゃ、立ち乗り決定だなぁ！と思ったら、
乗りきれないようで、バス増便。
ウマイ具合に座れました(^-^)
神社まで峠道を75分。
立ってたハイカーさん、お疲れ様です、すみません(*_*)
結局、バスは3台になってました！

10:30頃、三峰神社到着。
キレイなトイレで済ませ、準備完了。
気持ち良い天気の中、今日の幕営地、雲取山荘へ向けスタート。

いつも同じなんだけど、最初の30分は身体が慣れるまで、滝汗である。
そして、段々とエンジンがかかって、汗は減る。
汗をかくのは気持ち良い事だし、好きだから良いと思っていたが、
そもそも、この汗は必要なのか？！
だいたい、滝汗かかないと、エンジン始動しないわけではないだろうし...
吸汗速乾シャツは着ているけど、そんな「即効性」はある訳もなく、
シャツはビタビタになる。
着替えるのは面倒くさいし、また汗かくしキリがない。
今度、序盤の30分は、汗かかないよう全力で歩いて見るか...
脱線しちまった(--;)

それにしてもバックパックが重い。
どーも無駄に重い気がする。
テントとは言え、たかが1泊。
夜は冷えるとは言え、厳冬期じゃあるまいし。
無駄な物、いっぱい担いでんじゃないか？！
...まぁ~食材関係を中心に、いっぱい担いでるのであーる。
無くても全然死なないし、生きて下山出来るのであるが、
テント泊を楽しむには欠かせないアイテムなのである。
次こそは、ムダを省いたライトパッキングでテン泊しよう~(^-^;

秩父宮レリーフが現れると差の先が霧藻ヶ峰の休憩小屋。
いっぱい休んでました。
ここでおにぎり休憩。

霧藻ヶ峰からは一旦下り。
白岩山へまた登り返す。
前白岩があったりで、この登りが大変だったかな。

何だか寒いと思ったら、気温3~4度くらいしかないみたい。
止まると寒い。
そのうち、空からは白い物が舞い降りてきた。
マジか。テント寒そうだなぁ...

テント場の混み具合いが気になって、おちおち休んでいられない。
白岩小屋前で2回目の休憩をして、残りは雲取山荘まで頑張る。

大きな廃屋(昔の雲取山荘？)を越えるとテント場に出た。
超~いっぱい！
とりあえず登り、5分程で山荘に到着。
立派な山荘へ入ると小屋泊まりの受付でごった返してた。
テントの受付はサラッと済み、来た道を戻りながらテン場物色。
あちこち動き回るがみんな、斜め。
しかも相当斜め。
ふと、廃屋を思い出す。

テントの群れは廃屋手前で終わる。
廃屋まで戻ると.... ありました。
廃屋の前に5張りはできそうなフラットな場所が！(^o^)
まあ、ちょっと景色は悪いですが、最高にフラットです！
良く寝れそう(笑)

設営したら、ビールでカンパーイ＼(^o^)／
これも担いで来ました(笑)

今回はフライパンを調達してきました！
プリムスの16cmくらいのですが1980円で衝動買い(^-^;
夜は焼き鳥とトッポギ。
朝はハムと目玉焼きを作ってみました。
全然焦げ付かないし、なかなか使えそーです！
欲を言えば蓋が欲しいかな(^-^;

食事中、少し小雪が舞ってましたが、
夕日もキレイに拝めたし、天気は回復傾向みたい。

18:00頃就寝、シュラフに潜りこむ。
寒い。
寒さで1~2時間に1度は目が覚める。
テント内は2度くらい。
外はマイナス2~3度ってとこかな？！
シュラフはmont-bellの#3。
下着で快適0度のはずだが...
ダウンジャケット着ても寒かった(。>д<)

それでも何とか寝た(笑)


- 二日目 -

朝は鹿に起こされた？(^-^;
空が白み出した頃、テントを出ると、
直ぐ下の斜面に鹿の群れが！確認出来ただけで6頭はいた。
みんなしてオイラを睨んでる...
じわじわ登って近づいてくる~！怖~い(。>д<)
少ししたら何処かへ移動していった。
ビックリした....

本来なら日の出は雲取山山頂で拝みたい所ですが、
朝飯食って、テント撤収、山頂まで30分...逆算して....
ムリ、ムリ、ムリ、ムリ...(×_×)

テント場で日の出を拝んで、朝飯食って、テント撤収。

さあ、二日目のスタートです。

山荘に別れを告げ、山頂を目指します。
山頂へは、北斜面なんですが、所々少し凍結してます。
アイゼンなんか必要無いですが、ボーッとしてるとコケそう。
降りは怖そうだなぁ。
のんびり目で登ったので汗かく前に山頂到着。

山頂は沢山の人で賑わってました！
少し霞んでましたが、ボチボチ眺望です。

少し休んで、先に進みまーす。
今日は鴨沢へではなく、石尾根を奥多摩駅まで縦走します。
さて、予定通り行くかな？(笑)

まだ真っ白な富士山を右手に、気持ち良い尾根を歩きます。

七ツ石山へはこっち側からは始めて登ります。
結構長い急斜面でした(^-^;

七ツ石の山頂は7~8人くらいの人が休憩してました。
オイラ達もおにぎり休憩。
でも昨日のおにぎり、固くて....(。>д<)

ここから鷹ノ巣山までは未踏域です。
ほんとは全部登りたいところだけど、ザック重いし
完歩重視で今回は巻きで進みまーす(笑)

トラバース道が良く出来てて、楽チン♪

だけど、鷹ノ巣山は登ろうって事になり、
巻かないように注意しながら進みます。
が、避難小屋まで結構距離あって、時間かかりました。
小屋の手前でメインルートと合流するので、
巻く心配はありませんでした。

小屋前の大きなベンチで休憩。
小屋には、泊まったのか泊まるのか、分かりませんが、
4~5人入ってました。連休中は混み合うんでしょうね~！

休憩後、最後と思われる？登りにかかります。
避難小屋からの鷹ノ巣山の登り、七ツ石山と負けず劣らずありました。

鷹ノ巣山山頂は昼時ってこともあり、大変賑わってました。
ここもスルーして進みます。

イヤな色の雲が出てきました。
あっという間に暗くなり、ポツリポツリときました。
まだ、奥多摩駅まで3時間くらいかかる地点ですが、
ここからエスケープしても、1.5時間はかかります。
ここまで来たんだし、先に進むことにします。

幸い、雨はパラパラで終わり、本降りにはなりませんでした。

六ツ石山からは断続的に急斜面を降ります。
ここは2回目、共に下り利用ですが、
登りでは通りたくありませんね(笑)
すれ違う人、みんな、疲れて大変そう！(×_×)
でも今度、チャレンジしてみよー！←バカ

ひたすら歩いてると、車の音や街の騒音が聞こえてきます。
左下に奥多摩駅前のセメント工場が見え、
更に降ると舗装路が見えてきます。

駅まで舗装路歩きは疲れた脚にはキツいッス(丿￣ο￣)丿

駅の少し手前の酒屋でビール調達。
駅前でお疲れカンパーイ！
ヤマメの塩焼きが旨そうに焼かれていたので、思わず購入。
超~旨っ！
良い？締めくくり？！でした(笑)


今回の石尾根、去年の笹尾根と縦走は気持ち良い。
次は長沢背稜も歩きたいなぁ~。
奥秩父全山縦走もいつか行きたい！


おつかれさまでした。