三城から美ヶ原〜茶臼山 周回
- GPS
- 07:42
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 867m
- 下り
- 850m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車は三城いこいの広場の日帰り登山者用駐車場へ駐車 いこいの広場の登山者用駐車場は午後5時には閉鎖され夜間の駐車は禁止なので注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な場所はない アルプス展望コースから茶臼山への分岐には標識はないので注意 茶臼山へは牧場内の踏跡に沿って進むが、牛糞が散乱しているので注意 茶臼山から三城への下山ルートは三つあるが、一番西寄りのコースは踏跡はしっかりしているがあまり歩かれていないようだ。 |
写真
感想
GW後半、諏訪に連泊しての連チャン登山三日目、5月5日子供の日も長野県中部地方の天気予報は晴れ!!
今日は三城から美ヶ原に登り茶臼山を経て三城に戻る周回コースへ。
百名山に入る美ヶ原だけど、大半のハイカーは山本小屋からの往復で三城から標高差600メートルを登る登山者は1割にも満たないのではないか??
もちろん考え方は人それぞれだけど、やっぱり登山は下から登らなきゃ!!
いつものように宿泊している諏訪のルートインを午前4時に発ち、ビーナスライン〜アザレアライン経由で登山口のある三城へ。いこいの広場駐車場の日帰り登山者用駐車場に車を止める。
もちろんこの日も一番乗り。
美ヶ原に登るルートはいくつかあるが、今回は八丁ダルミコースでまず王ヶ鼻へ向かうことに。
八丁ダルミコースの登山口のある石切場までは30分ほどの車道歩き。
桜清水コテージの脇から指導標に従ってキャンプ場を進むと木舟コースを分ける。
ここから本格的な登りとなるが、地形図だけ見れば標高差500メートルを一気に登るように見えるが、実際には急斜面をジグザグに登るため急登という感じはない。
カラマツ林を延々と登り草付の斜面になると王ヶ頭への巻き道の分岐点。王ヶ鼻への指導標に従うと頭上に王ヶ鼻の岩場が現れる。
安山岩の板状節理のガレ場を登ると王ヶ鼻に到着。
ちょうど王ヶ頭ホテルの宿泊者がホテルのバスで到着したところで王ヶ鼻は大混雑。
アルプスの展望は素晴らしいが、前日に比べて一段と霞が濃くなり薄ぼんやりとしている。混雑のすきを狙って石仏と王ヶ頭の石表の写真を撮るとそそくさと王ヶ頭へ向かう。
三角点のある王ヶ頭は美ヶ原の山頂ということになるが、三角点周辺は王ヶ頭ホテルとテレビ塔が林立しており山頂という趣きではない。
とりあえず写真を撮ったらアルプス展望コースで茶臼山へ向かうことに。
ホテルの下に下ると爆裂火口跡の断崖に沿うように山道がつけられており、文字通り北アルプスから乗鞍、御嶽、鉢伏山の奥に中央アルプスを見ながらの稜線散歩となるが、春霞が濃くいま一つという感じ。
数組のハイカーとすれ違うが皆さん山本小屋からの往復組。
百曲コース下降点をすぎると、塩くれ場の手前で牧場内を右手に伸びる踏跡が分かれる。
これが茶臼山への分岐だがここには指標はない。
分岐からは牧場内を進むが牛糞が散乱しており踏まないように慎重に進む。今の時期はまだ牛さんは下界にいるが、夏場になってここに上がってくればほやほやの牛糞の匂いとの戦いになるんだろう。
ゲートを抜けると一登りで茶臼山山頂だが誰もいない。
山頂は西半分がカラマツ林になっているが、南東側の展望は素晴らしい。
浅間連山から西上州の山々、一昨日登った三峰山の先に車山から八ツ、昨日登った鉢伏山の奥には中央アルプスが一望できる。
ただ何度も言うように霞が濃いため景色はぼやけている。
ここで昼食を兼ねて大休止。
お昼のメニューはカレーハンバーグうどん。
これまではおでんうどんが定番だったけど、さすがに飽きてきたところで前日スーパーでの買い出しでふと思いついたメニュー。山で食べるにはこれ以上ない御馳走だ。
人の来る気配がないまま1時間強休んだ後、下山に取り掛かる。
線をつなぐという目的を考慮すれば、一昨日折り返した扉峠まで往復してから三城に下るということになるが、お腹がいっぱいになると往復2時間半、標高差350メートルを下ってから登り返す気力は失せてしまった。
嫁さんの『残りは予定が決まっていない最終日に登ればいいじゃん』との御宣託で三城への下山決定。
茶臼山から三城へは三つのコースがあるが深く考えず尾根の一番西側のコースで下ることに。
休業中のハイランドロッジの脇を抜けガレ場を下ると反射板。ここからはカラマツの中を緩やかに下る。中央キャンプ場への道を分けると荒廃した東屋に到着。
ここが茶臼山から西に延びる尾根の先端で管理道の指示に従ってジグザグに高度を下げてゆく。
このコースは踏跡ははっきりしているが余り人が歩いてないようで土が柔らかい。
林道を交差し三城のオートキャンプ場を抜けると車を置いたいこいの広場駐車場に戻る。
王ヶ鼻から王ヶ頭は半ば観光地であり、ここでは多くのハイカーとすれ違ったが茶臼山へのルートに入ると人気は全くなし。
結局百曲下降点から三城まで誰にも会うことがなく、GWの百名山にもかかわらず静かな山歩きを楽しむことができた。
三城からはアザレアラインで扉峠に戻り、ビーナスラインで諏訪へ戻るが、連休中日ということでビーナスラインも諏訪の市街も交通量の多いこと。
スーパーで買い出しをして、ホテルで洗濯、入浴を終えたらこの日も9時過ぎに寝込んでしまった。
翌6日は白樺湖をベースに車山と八子ヶ峰に登りスズラン峠までの線をつなぐ予定。
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