【南鈴鹿】源田・ツヅロウ・ナメラダン・藤木竜王山・寺山・祝詞ヶ原山・大沢竜王山 甲賀の里山を繋いでみた！

2021年02月27日(土) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,028m
• 下り: 1,021m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:33

6:34 スタート地点
6:53 6:55 源田
7:48 7:50 ツヅロウ
9:03 9:13 ナメラダン
9:50 9:51 藤木竜王山
10:09 10:12 寺山
10:26 0:00 寺山峠
10:38 10:38 参詣橋
11:03 11:03 祝詞ヶ原山
11:26 11:50 P451
13:43 13:46 大沢竜王山
14:07 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

※今回のルートは一般道・林道などを除くと、ほぼマイナールートとバリルートのみです。
ハードな藪こぎ区間もあり、一般道・林道区間以外は、GPS等でのルーファイが必須になりますので、バリルートが苦手な方や初心者の方には絶対にお薦め出来ません。
コース全般において、踏み跡、目印等は非常に少なく、基本的には無いと考えた方が良いと思います。

◎源田・ツヅロウ
源田については、自分は西側の尾根から取付いたのですが、尾根にさえ乗ってしまえば距離は短いですが、比較的快適に歩けると思います。
東側からのアプローチは林道から笹藪を経由しないルートもあるかもしれませんが、基本的には多少の笹藪は覚悟しないといけないと思われます。

ツヅロウにつきましては、身長170cmの自分が背丈以上の笹藪と何度も格闘。まぁ疲れたし、時間も掛かりました。
とにかく笹藪と格闘する覚悟が必要です。
北側も南側も笹藪との格闘は必須、自分的には正直二度と行きたくありません。

◎ナメラダン
土山SAの裏手にある取付きから明瞭な尾根に取り付いてしまえば、約5分程で登頂できます。
南側に伸びる尾根も自分が歩いた道に関しては歩きやすく、特に問題はありませんでした。

◎藤木竜王山・寺山
この区間はまだそれなりに歩かれているのか、多少の踏み跡もあり結構歩きやすかったです。

◎祝詞ヶ原山
林道から外れ橋を渡り、植林地帯〜尾根道を経由して登っていきますが、全体的に歩きやすいルートでした。

◎大沢竜王山
麓の常楽寺から頂上まで、一部林道と歩きやすい植林地帯を登るだけなので特に注意箇所等はありませんが、踏み跡・目印等は一切ありません。

写真

2/27 6:35

新名神の土山SAの西北地点を通る一般道の空きスペースからスタートとします。

2/27 6:35

脇道に入り・・・

2/27 6:36

この分岐は右に行き・・・新名神の下をくぐります。

2/27 6:39

新名神の下をくぐり、そのまま真っすぐ進むと・・・

2/27 6:43

この獣避けのネットに突き当たるので、ネット沿いに左に登って源田の向かいます。

2/27 6:46

ちょっとした藪や、ツルツル滑る場所もあるので少し登りにくかったです。

2/27 6:49

尾根に乗ってしまえば楽チン楽チン！

2/27 6:50

獣避けのネットに沿って・・・

2/27 6:51

植林地帯に入ると・・・

2/27 6:53

源田登頂！
山名プレートはありませんでした。

鈴鹿300山 168座目

2/27 6:53

三角点タッチ。
三角点が新しい。

2/27 6:53

展望はほぼこれだけ。

2/27 7:00

源田の次はツヅロウへ向かいます。
最初はこんなに歩きやすいのだが・・・。

2/27 7:12

だんだんと笹が濃くなってくる。

2/27 7:16

こんな石柱も。
昔はこの辺りももっと多くの人々の往来があったと聞く。

2/27 7:20

ここはまだ少しは道の面影が残っていた。

2/27 7:21

自分の背丈より高い笹藪。
進むのに時間が掛かる。

2/27 7:23

もう前に進まないので、一旦、植林地帯に出てトラバースする。

2/27 7:24

再度、この笹藪に突っ込むと・・・

2/27 7:25

やっと道に出た。

2/27 7:31

獣避けの金網に沿って歩く。
作業小屋（跡？）を横目に・・・。

2/27 7:36

林道から、ツヅロウ南尾根に乗る。

2/27 7:47

尾根に乗ってからも笹藪と戯れながら登っていき、頂上直下もこんな感じで・・・。

2/27 7:48

ツヅロウ登頂！

鈴鹿300山 169座目

2/27 7:48

三角点タッチ。

2/27 7:54

笹藪を避けるためトラバース気味に進むが、これはこれで歩きにくい。

2/27 7:58

時々見る「界」の石柱。

2/27 8:12

笹藪を抜け、やっと林道に辿り着いた。

2/27 8:12

少しの林道歩きでもホッとする。

2/27 8:20

振り返ってですが・・・この尾根を登り、東側の一般道に向かいます。

2/27 8:23

適当に急登を登り・・・

2/27 8:26

方向だけ確認しながら藪の中を進みます。

2/27 8:27

新名神のフェンス。

2/27 8:29

雨上がりでツルツル滑る斜面をトラバース・・・。

2/27 8:32

やっと一般道に続く階段まで来た。
素直に嬉しい！

2/27 8:36

新名神の土手下の側溝脇を歩きます。

2/27 8:39

こりゃこの階段も自然に還るのも時間の問題だな。

2/27 8:41

やっと一般道までたどり着いた！

2/27 8:43

土山SAの裏手にある「ナメラダン」の取付きまで一般道歩きです。

2/27 8:55

右手のガードレールの切れ間から広場に入り、目の前の小山に取り付きナメラダンまで尾根沿いに登っていきます。
左手は土山SA。

2/27 8:57

取付きがこんな感じだから少し不安になるが・・・。

2/27 8:59

すぐにこんな明瞭な尾根道になる。

2/27 9:03

ナメラダン登頂！

鈴鹿300山 170座目

2/27 9:03

山名プレートの中身が溶けてる・・・

2/27 9:14

明瞭で歩きやすい道を南に進み、一般道へ。

2/27 9:16

道路に着地する手前だけは少しワイルド気味だった。

2/27 9:21

ここに降りてきた。

2/27 9:22

県道129号線を3分ほど歩き・・・

2/27 9:24

左折し藤木竜王山の取付きのある藤木集落へ。

2/27 9:31

集落を通り抜け、右手にある防火水槽の手前の地道に入る。

2/27 9:32

地道をちょっと進むと、右手に竜王社の入口がある。
独特の雰囲気だ。

2/27 9:33

竜王社の参道

2/27 9:36

竜王社

2/27 9:40

竜王社を参拝後、藤木竜王山に。
登り始めは獣避け柵に沿って。

2/27 9:44

頂上直下は急登の植林地帯。

2/27 9:50

藤木竜王山登頂！
思いのほか荒れているので驚いた。

鈴鹿300山 171座目

2/27 9:51

山名プレート

2/27 9:56

快適な尾根道で寺山へ。

2/27 9:58

寺山へ向かう途中、大原ダムが見えた。
今日の行程はほとんど展望が望めないので、ちょっとした展望でも嬉しくなってしまう。

2/27 10:07

寺山ピーク手前の最後の急登。
藤木竜王山〜寺山間は、何故か不思議なくらい歩きやすかった。

2/27 10:09

寺山登頂！

鈴鹿300山 172座目

2/27 10:10

山名プレート

2/27 10:12

寺山から寺山峠に下る途中、那須ヶ原山が目の前に。

2/27 10:18

寺山峠までの下りは、歩きにくさは無いが激下りだった。

2/27 10:26

林道に着地。
ここから赤線繋ぎの為、一旦、参詣橋に向かいます。

2/27 10:32

大原ダムからくる林道と合流。

2/27 10:38

参詣橋に到着。
那須ヶ原山と赤線がつながりました。
ここから折返し、祝詞ヶ原山へ。

2/27 10:45

2/27 10:46

参詣橋から林道を北に歩き約8分、左手にあるこの橋を渡って祝詞ヶ原山の取付きへ。

2/27 10:46

橋を渡ってすぐ右手の植林地帯に入っていきます。

2/27 10:47

3分程、平和な植林地帯を歩き目的の尾根に取付く。

2/27 10:50

一応、これが目的の尾根。

2/27 10:57

登っている途中で植林地帯から自然林に変化してくる。

2/27 11:03

石柱のあるピークに到着。

2/27 11:03

あれ？山名プレートがあるぞ？
自分的にはこの先 西北に500m程 先に進んだP450が祝詞ヶ原山かと思っていたが、後で調べたらどうもここが山頂らしい。

鈴鹿300山 173座目

2/27 11:06

さっきのピークから西南に3分ほど歩いた所にも山名プレートが付いていた。

2/27 11:08

しばらく獣避け柵に沿って進みます。

2/27 11:26

自分が最初、祝詞ヶ原山頂上と思っていたピークに到着。
ここでお昼ご飯休憩とします。

2/27 11:50

大原ダムに向けて下っていきます。
次の目的地は大沢竜王山です。

2/27 11:51

支尾根もありルーファイは必須だが、基本的には歩きやすい尾根道でした。

2/27 11:56

2/27 12:09

大原ダム脇の林道に着地。
ここから大原ダム東側遊歩道を経由し、新名神方向に向かいます。

2/27 12:09

この日の大原ダムはちょっと寒そうな景色。

2/27 12:12

この小さな橋を渡り、すぐ左折、キャンプ場方向の遊歩道へ。

2/27 12:12

その橋の上から見る水面（みなも）は驚く程キレイだった。

2/27 12:14

さっきの水面（みなも）を別角度から。
とても綺麗で癒されます。

2/27 12:16

きれいに整備された遊歩道だが、結構荒れ気味に。

2/27 12:27

振り返ってだが、一部崩落している箇所があり、少し高巻きして迂回した。

2/27 12:28

遊歩道から林道に合流する。

2/27 12:32

大原ダムを横目に・・・。

2/27 12:33

以前はキャンプ場があった様だが、現在は閉鎖されている。

2/27 12:37

県道129号線に合流、右折し・・・そしてすぐ左折。

2/27 12:42

少し進むと綿向山がきれいに見える場所があった。

2/27 12:51

さっきまでの立派な道が嘘のようにいきなり未舗装のがたがた道に・・・。

2/27 12:52

高低差ありすぎやろ・・・。

2/27 12:57

新名神の下をくぐるトンネル。
そのままくぐっていきます。

2/27 12:59

トンネル通過中〜。
トンネルを出たらすぐに左折。

2/27 13:07

振り返ってだが、新名神を眺めながら。

2/27 13:20

種類は分からないが、何だか雰囲気のある木が並ぶ。

2/27 13:25

ため池の向こうに常楽寺と大沢竜王山が見える。

2/27 13:28

大沢竜王山に行くまでに、2箇所の獣避け柵を開けて通過した。

2/27 13:33

大沢竜王山は林道を造る工事中？

2/27 13:36

出来たて？の林道を離れ、ここから尾根に取付いた。

2/27 13:39

ごく普通の植林地帯を登っていく。

2/27 13:40

頂上がどこか分かりづらかったので、少し右往左往してしまった。

2/27 13:43

大沢竜王山登頂！
山名プレートは地面に転がっていたので立て掛けておいた。

鈴鹿300山 174座目

2/27 13:43

大沢竜王山の頂上の様子。

2/27 14:01

帰りは少しだけショートカット。

2/27 14:07

スタート地点の一般道の空きスペースに到着。
ゴールとします。

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

感想

ベジ

そろそろ鈴鹿にも春の足音が聞こえてきた。
皆さんのレポにもキレイな花々が登場する場面が多くなってきました。
正直、今回の山行も鈴鹿北部に春の花でも愛でようかどうか迷いましたが、結局計画通りこの変態ルートを歩くことにしました。

今回は、南鈴鹿の甲賀のマイナーな超低山を繋ぐルートです。
鈴鹿300山の、源田・ツヅロウ・ナメラダン・藤木竜王山・寺山・祝詞ヶ原山・大沢竜王山の7座踏破を目指します。
事前の下調べでは、今回計画しているすべての山々で情報が少なかったのですが、やはりというか流石というか、一番参考になったのは西内本「地図で歩く鈴鹿の山 ハイキング100選」でした。

実際に今回のルートを歩いてみて印象的だったのは、ツヅロウの藪こぎの辛さと、ツヅロウ以外の山の意外な歩きやすさです。
ツヅロウだけは藪で歩きにくく本当に大変でしたが、他の山々はそれなりに道も付いている箇所もあり、意外と普通に歩く事が出来ました。
故郷の里山を歩いているような感じで、メジャーな山々を歩くのとはまた違う楽しさがありました。
これは北鈴鹿の山々を歩く楽しさと似た感覚かもしれませんが・・・ただ、北鈴鹿はノスタルジックな感覚という感じですが、今回の山行はまだ里山に多少の現役感を感じるという感じでしょうか？
自分はまだボキャブラリーが少ないので、表現するのは難しいのですが・・・。

ここ一ヶ月間は、自分の中で南鈴鹿強化月間として、この地域の山々を一生懸命？楽しんできましたが、そろそろ自分的に一番大好きな季節である春を感じ、そして楽しみに北鈴鹿〜南鈴鹿まで各地を訪ねてみようと思っています。