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Yamareco

記録ID: 296810
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

三度の残雪期立山

2013年04月27日(土) ~ 2013年04月29日(月)
 - 拍手
MDfreak その他16人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:48
距離
8.1km
登り
777m
下り
772m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

27日 地鉄立山駅にて終日足止め。
28日 11:00室堂12:00→12:50雷鳥沢キャンプ場 幕営後、周辺で雪上訓練
29日 雷鳥沢キャンプ場6:10→8:30一ノ越9:00→10:00雄山10:40→11:20一ノ越→12:45室堂
天候 27日立山駅界隈は早朝より降ったり止んだり。昼過ぎより持ち直す。
28日晴れ
29日曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
サンシャインツアーにて中型バスをチャーターし、27日早朝立山駅入りです。
サンシャインツアーにて中型バスをチャーターし、27日早朝立山駅入りです。
27日早朝の立山駅。
27日早朝の立山駅。
美女平〜室堂間が猛吹雪のため除雪作業も儘ならない、とのことでこちらで足止めとなります。
美女平〜室堂間が猛吹雪のため除雪作業も儘ならない、とのことでこちらで足止めとなります。
けっこうな人数が詰めかけてましたものの、時間が経つとともに大半の人が引きあげていきました。
けっこうな人数が詰めかけてましたものの、時間が経つとともに大半の人が引きあげていきました。
地鉄立山駅にツバメの巣がありました。
地鉄立山駅にツバメの巣がありました。
27日は美女平−室堂間が終日アウト。
27日は美女平−室堂間が終日アウト。
駅関係者に談判し、こちらの駐車場に幕営。
あくまで大目にみてもらうってレベルのお話です。
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駅関係者に談判し、こちらの駐車場に幕営。
あくまで大目にみてもらうってレベルのお話です。
28日早朝、テントを張っていた駐車場も直ぐ満車に。
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28日早朝、テントを張っていた駐車場も直ぐ満車に。
28日早朝の立山駅。
28日早朝の立山駅。
立山駅でケーブルへの乗車待ち。
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立山駅でケーブルへの乗車待ち。
昨秋ぶりの室堂です。
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昨秋ぶりの室堂です。
久方ぶりに見える浄土山。
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久方ぶりに見える浄土山。
雄山も。
雷鳥沢キャンプ場へ向けて出立。
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雷鳥沢キャンプ場へ向けて出立。
計17人なので、3パーティー構成としました。
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計17人なので、3パーティー構成としました。
雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
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雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。
間違って持ちだした6人用テントもついでに担ぎ上げて、6人用テントが4張。
1張は荷物置き場にしてました。
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間違って持ちだした6人用テントもついでに担ぎ上げて、6人用テントが4張。
1張は荷物置き場にしてました。
雪上訓練をば。
というか、雪と戯れていた感じ。
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雪上訓練をば。
というか、雪と戯れていた感じ。
当初計画にあった奥大日岳は時間がなく中止。
残念ではある。
個人的には、岩稜の要素はないものの、雄山より奥大日岳に登る方が面白いと思う。
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当初計画にあった奥大日岳は時間がなく中止。
残念ではある。
個人的には、岩稜の要素はないものの、雄山より奥大日岳に登る方が面白いと思う。
CLの指導のもと、イグルーを作成。
周囲の注目を集めました。
この日、メンバー中3名がこちらで就寝した模様。
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CLの指導のもと、イグルーを作成。
周囲の注目を集めました。
この日、メンバー中3名がこちらで就寝した模様。
29日早朝。
途中、一ノ越への登路と合流する手間で大方の荷物をデポ。
軽荷で雄山を目指します。
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途中、一ノ越への登路と合流する手間で大方の荷物をデポ。
軽荷で雄山を目指します。
一ノ越に到着。
一変、強風が吹き付けます。
一ノ越に到着。
一変、強風が吹き付けます。
山頂は間近。
雄山神社より社務所方向を眺める。
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雄山神社より社務所方向を眺める。
別山からこちらまで縦走の予定でしたが、初日の足止めにより雄山登頂のみ。
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別山からこちらまで縦走の予定でしたが、初日の足止めにより雄山登頂のみ。
社務所あたりから。
社務所あたりから。
これ風景指示盤って言うんでしょうか。2年前に来た折は石柱状だったのでなかったか。
一昨年夏、劔と併せて三山縦走した時もアレって思ったんでした。いつの間に?
これ風景指示盤って言うんでしょうか。2年前に来た折は石柱状だったのでなかったか。
一昨年夏、劔と併せて三山縦走した時もアレって思ったんでした。いつの間に?
今夏は薬師岳へ赴きたいもの。
今夏は薬師岳へ赴きたいもの。
山頂に着いたころより天候は徐々に回復。
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山頂に着いたころより天候は徐々に回復。
下りは風も若干緩み、ゆるゆると下りてきましたよ。
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下りは風も若干緩み、ゆるゆると下りてきましたよ。
復路の一ノ越より。
槍穂高も見えてます。
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復路の一ノ越より。
槍穂高も見えてます。
あれは龍王岳かな。
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あれは龍王岳かな。
そろそろ、一ノ越を出立。
デポした荷物を回収し、室堂に戻ったらお終い。
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そろそろ、一ノ越を出立。
デポした荷物を回収し、室堂に戻ったらお終い。

感想

会報掲載用に作成した感想文から。

残雪期の立山は2010年、2011年に続き3度目になります。
2010年は、昨年末に退会されたS藤さんがCLを務められ、メンバーは雪山教室を受講したての私ら初心者が大半を占める構成でした。
S藤さんからすれば、経験の浅い私らを率いてのピークハントはやはり重責であったのでしょう、奥大日岳をピストンして雷鳥沢のベースキャンプに戻った折、何事も無く無事に戻れて良かったと嘆声混じりで深々と安堵の声をあげておられました。
おそらくは、SLのN原さん、指導者的立場であったT岡さんも同じ想いだったのでしょうね。
この時のS藤さんの様子はとても印象深く、以来、雪山へ赴くごと、S藤さんの安堵の声が脳裏をよぎり、慎重であれと自らを叱咤する契機になっているように感じています。

今年もそんな立山に赴きましたものの、まさか室堂に至ることさえ儘ならず、丸一日棒に振るなんて状況は全くもって想定外のこと。
三山縦走並びに奥大日岳ピストンは叶わず、最終日に雄山登頂を果たしたのみ。
それでも、当日の天候はさほど悪くなく、17人もの大所帯での行動なるも、雄山への登下山は何という事もなくあっけなく済んでしまい、安堵したと言うよりはいささか拍子抜け。
残雪期の高峰は初めての方も多かったはず、老婆心ながら、こんなんで良かったの?みたいに思わぬでもない。
慣れというわけでもないんでしょうが、個人的にはホント緊張感が乏しかった。
雄山への登下山中は、O塚さんが、ひとり険しい顔付きでパーティーを率いておられました。
やはり、ああでなくては、見習わなければなりません。

この度は、前回、前々回とはメンバーが一新しまして、若いパワーが満ち満ちておりましたよ。
頼もしいことこの上なし。来期の雪山が楽しみだ。
CLを務められたS本様、計画・準備段階から全てを段取りいただきましたN様、お疲れ様でした。
様々にご尽力いただき、ありがとうございました。

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