岩堂山〜城ヶ島

2021年03月03日(水) [日帰り]

• GPS: 03:09
• 距離: 12.2km
• 登り: 185m
• 下り: 248m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:11
• 休憩: 0:58
• 合計: 3:09

距離 12.2km 登り 186m 下り 248m

10:11 松輪入口バス停
10:31 10:41 岩堂山
10:57 宮川町バス停
11:19 白秋碑前バス停
11:25 11:40 城ヶ島公園
11:50 11:57 安房崎
12:06 12:08 城ヶ島公園
12:17 12:34 馬の背洞門
12:51 12:56 城ヶ島バス停
12:57 12:59 かじの三郎山
13:10 白秋碑前バス停
13:20 城ヶ島大橋バス停

天候

晴れ（猛烈な風）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
三崎口駅から三崎港行きの京急バス（三26）に乗車。
松輪入口バス停で下車して徒歩。

■帰り
城ヶ島大橋バス停まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありませんが、馬の背洞門の上は立ち入り禁止です。

その他周辺情報

城ヶ島バス停、三崎港バス停付近には多数の飲食店や土産物屋があります。

写真

3/3 9:59

京急線の終点、三崎口駅からバスに乗って...

3/3 10:11

松輪入口バス停に到着。今日はここからスタートして、岩堂山経由で城ヶ島を目指します。

3/3 10:13

冬芽が膨らんだシロダモ。3月中には新芽が姿を現すと思います。

3/3 10:16

菜の花は終盤ですが、あちこちで見られました。

3/3 10:18

キャベツ畑とダイコン畑を見ながら、岩堂山の手前まで緩やかに下っていきます。

3/3 10:23

この分岐を右手に入ると、岩堂山まであと一息です。

3/3 10:23

ついに岩堂山が登場。真ん中で半分に割れたような形をしています。

3/3 10:24

西を見ると、畑の向こうに房総半島が見えました。写真中央の双耳峰は富山ですね。

3/3 10:28

ここから右手の砂利道に入って、いよいよ岩堂山の頂上に向かいます。

3/3 10:29

岩堂山の山頂まで車道が続いています。

3/3 10:32

岩堂山の山頂に着くと、富士山が出迎えてくれました！

3/3 10:32

富士山・箱根の左手に見える山は、おそらく伊豆の天城山辺りだと思います。

3/3 10:32

そして南には伊豆大島。さらに南にある利島や新島などは見えませんでした。

3/3 10:33

車道の終点から畑の中を探してみると、畑の真ん中に三角点がありました(笑)

3/3 10:35

アオキの新芽と花芽。3月になったばかりですが、暖地なので木々がもう活動し始めています。

3/3 10:38

昔はもっとダイコン畑の割合が高かった気がしますが、今はキャベツ畑もかなりの割合を占めています。

3/3 10:40

岩堂山が真っ二つに割れている所まで来ると、山を削って道路を通したことが分かりました。

3/3 10:43

畑の中を通る道からも、富士山の展望を楽しめました。

3/3 10:46

広々とした畑と真っ直ぐに伸びる道。神奈川県らしくない景色です。

3/3 10:53

畑に散乱したダイコン。出荷対象外として打ち捨てられたのでしょうか？

3/3 10:57

菜の花と風力発電の風車。三浦半島らしい組み合わせです。

3/3 11:03

ダイコンが満載された軽トラ。ダイコン1本あたりの重量を考えると、過積載っぽい気もしますが...

3/3 11:06

可愛らしい絵柄のマンホール。

3/3 11:08

ついに城ヶ島の文字が出てきました！

3/3 11:14

城ヶ島大橋。この橋を渡るといよいよ城ヶ島に入ります。

3/3 11:16

城ヶ島大橋からも富士山が見えました。

3/3 11:19

ついに城ヶ島に上陸！

3/3 11:26

ベンチに座ってランチタイム。今日もパン祭りに参戦です(笑)

3/3 11:43

コンクリート製の展望台に登ってみると、富士山や伊豆半島、伊豆大島などを一望出来ました。

3/3 11:44

展望台から見える房総半島。やっぱり双耳峰の富山が目立ちますね。

3/3 11:48

移設されたばかりの安房埼灯台。前の灯台はロウソク型でしたが、今はトンガリ帽子です。

3/3 11:52

今日は風がとても強いので、安房埼灯台付近も大荒れでした。

3/3 11:55

安房埼灯台の近くで見つけたハマボッスのロゼット。海浜植物群落の構成種ですね。

3/3 11:56

これも海浜植物群落の構成種であるコウボウシバだと思います。

3/3 11:56

これはボタンボウフウだと思います。海岸沿いの岩場などに多い種ですね。

3/3 11:57

イソギク。今年の秋までには大きく育って、黄色い花を咲かせると思います。

3/3 12:02

路傍で佇むタンポポ。草丈が低いと、強風で被写体ブレしにくくて助かります(笑)

3/3 12:11

スイセン。日向はほとんどの株で花が枯れていましたが、日陰だと咲き始めたばかりの株もありました。

3/3 12:13

ウミウ生息地の展望台からは、ダイナミックな海食崖を一望できます。

3/3 12:18

ウミウ生息地の展望台から下っていくと、今度は砂地と岩場が現れました。

3/3 12:20

岩礁の奥には富士山。ちょっと雲が増えてきましたね...

3/3 12:26

馬の背洞門。カップルがスマホで一生懸命自撮りしていたので、順番待ちをして撮りました(笑)

3/3 12:31

ハマエンドウ。まだ花は付けていません。

3/3 12:37

ハマダイコン。ショカツサイよりも淡い色合いの花で、爽やかな印象を受けます。

3/3 12:41

岩礁と砂浜と馬の背洞門。高台から見るとこんな感じでした。

3/3 12:47

猛烈なササ藪の中を通り抜けると...

3/3 12:49

城ヶ島バス停近くの飲食店・土産物屋の裏手に出てきました。

3/3 12:55

城ヶ島バス停。バスの時間まで30分ほどあるので、もう少し歩くことにしました。

3/3 12:58

バス停の周りをうろうろしていたら、京急の2階建てバスが来ました！

3/3 13:01

三浦ツナ之介を「三浦綱之介」にすると、実在した武将っぽいですね(笑)

3/3 13:03

灯台風の城ヶ島駐在所。てっぺんには風見鶏も付いています。

3/3 13:11

再び城ヶ島大橋を渡って...

3/3 13:19

城ヶ島大橋バス停にゴールイン。

撮影機器：

PENTAX KP RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

ダウンジャケット フリース 長袖シャツ 靴下 雨具 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 飲料 GPS 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 時計 小銭入れ カメラ

感想

ardisia

[ルート]
三浦半島の南端辺りは赤線の空白地帯が多いので、今回は未踏の岩堂山経由で城ヶ島までのルートを計画しました。
前半はダイコン畑・キャベツ畑の中を通る車道が続きますが、普段見慣れない光景なので退屈はしませんでした。
また、あちこちで富士山や房総半島などの展望を楽しめたので、晴れの日を狙って行って正解でした。

[展望・景色]
・岩堂山：富士山、伊豆半島（天城山）、房総半島（富山）、伊豆大島などを一望出来ました。
・城ヶ島大橋：橋の東西に位置する房総半島と富士山の展望を楽しめます。
・ウミウ展望台：城ヶ島の海食崖の展望を楽しめます。ウミウとヒメウの生息地は双眼鏡がないとほとんど何も分からないと思います。

[動植物]
城ヶ島の島内では、カワヅザクラは終わり、スイセンはほぼ終わり、ハマダイコンは咲き始めという感じでした。
今日は強風で野鳥がとても少なかったですが、ササ藪近くの樹上でシジュウカラの群れを見かけたほか、馬の背洞門近くではジョウビタキ（♀）を見ました。

[飲食・お土産]
城ヶ島バス停近くの土産物屋（北原園）で、マグロの煮物を買いました。
店主の方曰く、「これは自信をもってお薦めできる商品」とのことでした。

[その他]
海から塩分を含んだ風が吹きつけるため、靴やザックなどの金具が錆びてしまう可能性があります。
特に岩礁エリアでは靴が海水に浸かる可能性があるため、金具がない（あるいは少ない）靴にした方が良いかもしれません。

コメント

yamaonse

岬めぐり
ardisiaさん、こんばんわ。暖かそうな三浦半島の春、潮の香りが伝わってきました。城ヶ島は立ち入ったことがないけど、海沿いの崖や奇岩が遠くに居る気分にさせてくれそうですね。昨年初に歩いてその先が未踏になっている半島西半分が早く行きたい気分になってきました。海が見える風景、たとえ見えなくても気配が感じられるだけで転地療法になりそうです。

ardisia

Re: 岬めぐり
yamaonseさん、こんばんは。

私の住んでいる町から三浦半島の南端までは南北に30km足らずしか離れていませんが、それでも三浦半島の南端の方が季節の進み方が早いと感じます。
三浦半島の南端は周りが海で囲まれているので、おそらく夜間の冷え込みが多少緩和されているのだと思いますが、その僅かな環境の違いを植物は敏感に感じ取っているのでしょうね。

あと、城ヶ島の東側はほぼ県立公園、西側は飲食店や土産物屋の多いゾーン...というように島の東西で雰囲気がガラッと変わるので、次は東西両方を回ると満足感が高いかもしれません。
もし数名でハイキングするのでしたら、山行後に名物のマグロの兜焼きを食べると良い思い出になるかもしれません。