根子岳でカフェ、これぞネコカフェ ツェルトでまったり四阿山はあきらめ
- GPS
- 05:55
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 769m
- 下り
- 771m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 8:10
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
カリカリありふかふかあり踏み抜き注意、状況によっては雪崩も |
写真
装備
個人装備 |
ニット帽
ゴーグル
長袖シャツ
ソフトシェル
ハードシェル上下
タイツ
ウールソックス
以上着用
薄フリース上下
ダウンジャケット
ウィンドブレーカー
以上ザック内
スキー
スキー靴
軽アイゼン
10本爪アイゼン
登山靴
わかんじき
ピッケル
以上雪装備
バーナー
クッカー
ツェルト
カップ麺2個
行動食ABCチョコと大きいチョコボール
サーモスに熱湯
カメラNIKON D90+18-300
モバイルバッテリー2個
スマホiphoneXRとAppleWatch
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感想
今週は高気圧が西から東へ繰り返し抜けるようなので好天を期待して根子岳から四阿山をピストンを計画。
数日前降雪があったので雪は期待できるが、これは同時に雪崩の危険もあることを意味する。無理はしないで雪遊びを目的に。
予定を約30分オーバーして駐車場をスタート。
山スキーを持っていないので、斜度が出てくるまでは普通のスキーに軽アイゼンを噛ませて登行。
軽さを優先して女性初心者用板を使いビンディングを男性ブーツに合わせる。
ゲレンデのすみっこを登らせてもらう。
リフトの降り口からが本番。カリカリ部分は爪が噛んで進む。
しかし当たり前だがふかふか雪では少し斜度があると爪が噛めずにずり落ちて体力を消耗。時間も消費する。
前日のものか、つぼ足のトレースはストックの1段目以上、30センチ以上もぐりこんでいる。
途中斜面を登るのがつらくてわかんに変えようかと思ったが地図ではまだなだらかな方だったのでカニ足で頑張る。
雪がふかふかになって斜度も出たところで登山靴とわかんにチェンジ。凍結はないので10本爪アイゼンはなし。
交換に30分くらいかかったかな。
スキーは靴をつけたままザックにくくりつける。
急に肩が重くなる。斜度も出て吹き溜まりでは時々わかんが沈む。
気温も上がってきて暑い。途中の斜面で雪の表面が解けてきている感じがした。
表層雪崩の条件が整っている。四阿山への途中はトラバースする場所もある。
無理かな。
雪の山は動物の痕跡がたくさん。
体重や足の形で沈み方も歩き方も変わってくるのは人も動物も同じ。
シール登行で登る人はすいすいすすむ。わかんの場合は一歩一歩、トレースも違う
振り返ると北アの山々。高度を上げるごとに白馬の向こう側が見えて来る。
斜度とザックの重量でペースがガタ落ち。頻繁に振り返ってみてしまうのは知らずのうちに休憩していたからだった。
自覚したのちも休み休み高度を上げていく。
久しぶりにきつかったな。
小根子岳分岐から山頂まで35分かかってることからもそのペースの遅さがわかる。
根子岳にやっとこさ到着した私には四阿山まではまだ無理か。ここで撤退。
山頂でコーヒー。今回の目的である根子岳カフェ完了。
風が少しある。そのままだと寒いので木のわきにツェルトを設営。しばらくここでまったり。
サーモスの湯をバーナーで再度沸かしてカレー麺を作る。
私の場合は湯を多め注ぐようにすると、汁まで飲み干すことができるようなる。体も温まる。
風をさえぎるツェルト内は快適。外の山頂は登山者が入れかわり立ちかわり到着してはさっていく。
13時を過ぎると到着する人も少なくなってくる。
徐々に風は強くなってくる。撤収が難儀になっても困るので、予定より早いが降りるか。
パッキングとわかんから再度スキーにチェンジ、この時の所要時間が約45分。
結構時間がかかっている。
雪山の大変さは何をするにもいつもより時間がかかることも頭に入れておかないといけないな。
出発直前、山頂にいたスノーシューのお二人と雑談、NIKONのZ5をお持ちの方だった。しばしNIKON談義。
ザックにつけたわかんに興味を持ったらしく、ほめてもらったのがうれしかった。
14時に山頂出発。次は隣の小根子岳でミルクを飲む予定だったが、小根子岳へのアクセスはふかふかの雪を登っていかなければならなかった。
スキーでカニ歩きで登ろうとしたが、無理。わかんに履き替えて登る気力はなかった。
見上げてまた来るよと声をかけて14:20分滑降。
カリカリとふわふわの雪を降りる。
思っていたよりうまく滑れない。
原因
1.ザックが重く重心がぐらつく。
2.スキー板も短いので安定しない。
3.女性用の短い板に男性用ブーツをはめるためビンディングを最大近くまで調整したため板の前後のバランスが悪い
4.初心者用の板なので柔く反発がない。
5.何より登りの4時間半で足にもきている。
どれもが重なり合ってたんだろうなあ。
それでもスキーは楽しい。
このためにかついで登ったんだ。
登山口のリフト降り場まで17分、
下りは一瞬だ。
そこからはゲレンデを駐車場へ滑り降りるだけ。
登り4時間半、下り40分の根子岳カフェ登山は終了。
反省点:何をするにしても手袋を脱いで行ったためあかぎれが悪化
指先と手の甲が血まみれになった。
手袋越しにロープや細引きを扱えるように訓練とロープや細引きの選定の見直しも必要
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