阿弥陀山西峰(広島市 湯来)日入谷から
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- GPS
- 03:36
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 800m
- 下り
- 788m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:37
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
はじめは倒木、次は急登、歩くというより、よじ登る。踏ん張る場所、掴む木を探しながらよじ登る。楽な道には棘のある木。地図を確認しながら尾根を進まないとコースから外れる。 |
その他周辺情報 | 湯来温泉など |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
湯来ロッジの先、日入谷から阿弥陀山西峰へ向かう。国道からの道はコンクリ、少し行くとコンクリの上に土と苔が分厚くあり滑りやすい。暫く行くとに細い山道になる。道の下に川の音を聞きながら進む。道ははっきりしているが、クモが巣を張っているので、棒の先をクルクル回しながら進む。
今回阿弥陀山西峰へ行こうと思ったのは、山頂へ行くのが目的ではない。湯来に伝わる「大蛇伝説」を知って、その池がどこにあるのか調べていた。地理院地図には記載がないが、googleMAPの航空写真にそれらしきモノが写っており、
また阿弥陀山西峰にある三角点検索で基準点名が「池の草」。ここだな、と思い実行に移した。
石垣がある場所は昔人家があったのか。
この付近は竹が生え、古い竹が倒れ道を塞いでいる。この辺りは道が不明瞭だが、森の際に道がある。地図を確認しながら進む。細いがしっかりした道がある。暫く行くと鞍部にある丁字の分岐に着く。直進すると中倉。中倉へ向かう荒れていないように見える。右に折れると阿弥陀山へ向かう道。ここからホンの数メートルは歩きやすい道。この先から急登が始まる。登る先にテープがあったりはするが、登ること、滑らないようにするのと、息が切れるのと、なんだかんだでいっぱいいっぱいになった。全然余裕がなかった。
この辺りを歩く人には良くある傾斜かもしれない。
尾根を外さないように登り続け、標高750m付近でやっと緩くなる。展望はかろうじて木立の間から西、北方面の山が見える。チョッと下って数メートル藪漕ぎ、これを抜けると林道。この林道が曲者。棘のある細い木が生えている。急登を登ってきて暑かったので半袖シャツでいたので、引っ掛かり突き刺さって、腕は傷だらけ。上の方ほど密生した所が多く、酷い事になった。テレビでよく見る芸人の罰ゲームのよう。「痛い!痛い!痛い!」と叫ぶのは嘘ではなかった。こんな所で一人で何をやっているのか。帰ってズボンを見ると、いたる所がほつれてダメになった。
そんなこんなで林道を進み、ふと下をみると池があった。丁度木がない開けた所に丸い小さい池が。深さはありそう。空の色が写り青くなったりする。これが蛇の池なんだろうな。植林する前は森の中の池だったのか。でも人立岩はどこだろう。周りには伐採した木が散らばっているが岩は見当たらない。
とりあえず三角点のある山頂へ行ったが、展望ない。ポットのコーヒーを飲んで引き返す。阿弥陀山にも行こうと思っていたがそんな元気はなくなっていた。
林道の棘に「痛い!痛い!痛い!」と叫びながら岩を探す。池のある平らな部分からまた傾斜がきつくなる場所になんか岩のようなものがみえる。双眼鏡でもあればハッキリみえるが持ってないので断定できないけど、あれは岩だ。そうに違いない、と決めて下山することにする。正直、あのコースをまた通って下るのかと思うと恐ろしい。早く下りたいの一心で尻もち付きながら降る。
疲れたなぁ。気持ちの余裕がなかったなぁ。
つかれた、この疲れ方は昔ハーフマラソンで記録を狙ってゴールした時のような疲労だ。
足全体の疲労、酸素不足のような疲れ方は久しぶりだ。
棘で血だらけになるし、里におりて恥しくなるほど泥だらけになった。
厳しいルートでした。
無事に下山できた事を感謝。
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