焼岳:北面台地より・・クラストとモナカとデブリに遊ばれる


- GPS
- 08:13
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,330m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
北面はこの日はクラスト・モナカ・デブリのオンパレードでシートラーゲン・アイゼン歩行・アイゼン下降など山スキーとしては修行の状態でした。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼンとダブルセルフアレストは必携です!出来れば6mmロープもあると安心かも。
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感想
焼岳のリクエストからどのルート?となり、パウダーシーズンは終わってるが、北面台地からスタート。
雪が緩んでから滑りたいので、遅いスタートになったが、それでも北面は陽が当たるのが遅いので、最終的に登り下りとも非常に緊張した一日となった。
最初は尾根取り付きが核心。尾根に登れば後は樹林帯で比較的歩きやすい。
森林限界に来るとデブリはあるし、傾斜が増しスキーアイゼンでもやばしとなってシートラアイゼンに早々に切り替えた。
しかし、モナカ状態なので踏み抜き多数。ヒヤヒヤのトラバースもあり、外輪に抜けた時はホント安堵した。
山頂は中の湯からの登山者多数。人気の山ですね。
滑走は流石に黒谷は無理。トレースを追って尾根を下るが、それでも雪面が堅く、緊張を強いられた。一部デブリの雪面下降では危険なので板を担いで下りた。
標高下げて傾斜が緩むと一安心であったが、それでもモナカと重雪で修行であった。
何が良かったかと言ったら皆怪我無く下りてきたこと。これで十分さ。
JUNDrさん、ktn92さんたちの「焼岳北面台地からの黒谷」https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1733395.html
ヤマレコを拝見して、凄い!カッコイイな〜と思ってはいたが、なんと今回、同ルートに同行する機会を得た。到底、単独では無理と思っていたので、終始最後尾ながら力強いメンバーに引っ張られながら登頂できました。メンバーの皆さんありがとうございました。思っていた通り痺れる体験になりました。
JUNDrさんが滑落した場面ですが、動画を見ると結構落ちているのでびっくりしました。あそこからのリカバリーはさすがです。ちなみにこちらからも呼びかけはしたんですけど見えてないと、声って聞こえないものなんですね。ちょっと見に行くモードにはなっていたんですけど・・・失礼しました。
以前から同行の方から焼岳へ行きたいと言う意見があり2月中旬から計画を練っていたが、パウダー優先の山ばかりになっていて先延ばしになっていた。今回は前々日が雨模様で最近の高温で条件はきっと最悪な中、ラストチャンスと思い5名で臨む。最初は平湯餌掛谷から登って条件良ければ黒谷へ・・と考えていたが、色々ありまして。中尾温泉から入りました。登りはまずまずで北面台地に乗り上げたが、シートラが予想以上に早く始まり、山頂まで靴ラッセルの登りが続いた(大半を先頭で歩いてくれたME-JINに感謝!!)視界が良すぎて、常に谷底が見えており、山頂までは痺れる行程だった・・・(下りも痺れまくりだったが・・・(;゜ロ゜))
登りはひたすら辛く、山頂には中ノ湯から初心者がわんさか、下りは楽しくない滑り
(Yさんの迷言?)の焼岳山行でしたが、時には苦行をこなしておくのも山スキー
アルパイン入門としてイカがですか?
皆さん生きて帰れて良かったですね・・・
やはり焼岳はパウダーシーズンに限りますね。勉強になりました。
2年前は天国でしたが。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1733395.html
下りはカリカリでどうやって下りるか悩み苦しみ・・・・
そして僕は滑落しかかりHELP~~と叫んでみたが後で聞くと
”そういえば声が聞こえたような・・・”
と寂しい限り。黒谷の岩をどうやって蹴り除けようか真剣に考えた一瞬だった(^_^;)
最後は温泉に入って、山スキー専用”超高級車”を囲んでのおっさん達の馬鹿話!
生きて帰れてほんと良かった!
帰りの新平湯温泉の○○○の食事も最高に美味しかったですね。
焼岳サイコー!
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