上ホロカメットク山・富良野岳
- GPS
- 07:05
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,033m
コースタイム
天候 | 晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
山渓の「分県登山ガイド」を見て、十勝・美瑛の次はここに行ってみたいと、上ホロカメットク山と富良野岳に行ってきました。思えば化雲岳で初めて大雪山のピークを踏んで以来、2000m近くの山ばかり登っている気がします。
十勝岳温泉凌雲閣を出発すると整備された歩きやすい道が続いていて、これをのんびりと進むと切立った崖のような場所に出ました。この先に火口があるのかと思いつつ、グルっとまわりこむように沢の対岸に渡って登り続けます。上ホロ分岐手前は巨岩帯になっていて結構てこずりました。上ホロ分岐からはゴツゴツした岩がある道を進みますが、その先には私の大嫌いな階段道が...しかし長い...どこまで続いているんだろと思って進むと、結局、D尾根の先端まで続いてました。うーむ、このコースは好きになれないなぁと思いつつ、D尾根に出ると安政火口越しに見る十勝岳が...「うぉぉ、すごい」と感動します。
景色を堪能しながら登りきると上富良野岳に到着です。向こう側の人がいっぱいいる山頂が上ホロカメットク山かぁ、意外と近そうと思い、上富良野岳を早々に後にしました。途中のルートは崖の上になっていて、たまに覗き込んだりしながら進みました。上ホロカメットク山は山頂が広場のようになっていて随分イメージしていたのとは違いましたが、十勝岳方面や崖から見下ろす景色などたまりません。下界からガスが上がってきて少し眺望が遮られましたが、ここはすごくいいところですね。
お次は富良野岳に向かいます。快適な稜線です。ただ歩いているだけなのにとても気持ちいいです。時折ナキウサギの声が聞こえますが、全然、発見できません。1回ぐらいは見てみたいもんだと思うのですが、まだ、そのチャンスに巡り合うことができずにいます。ナキウサギとは巡り合えなかったものの、この稜線で化雲岳で出会った男性と再び会いました。今日は美唄の山岳会の会長(?)と御一緒で、アドレスを交換しました。
富良野岳に着くと何十人という人で酒飲んだり完全に宴会状態です。ガスって視界もよくなく適当な場所に座って昼食にしようと思いますが、なんか落ち着かない。12時30分を過ぎると徐々に人が減ってきて、そばにいた原始ヶ原から登ってきたというパーティと話をしましたが、彼らが使っていたストーブがものすごくコンパクトで、「これ、いいですね」と話をしたら色々と情報を教えてもらえました。山にストーブ持ち込むなんて想像もしてませんでしたが、これほど小さいなら使ってみたいと思いました。下山したら、即、買いに行きたいと思います(^^;。
しばらく待ったらガスが晴れるかと思いましたが、たまに晴れるぐらい、もう今日はダメかもということで下山します。下山はトラバース路を延々と...なんだか退屈です、この道。おまけに途中で雨に降られました。
帰りに安政火口にも行って見ましたが、視界が悪くてどこが火口なのかよくわからないなと思いつつ進んだら、段々、周囲が暑くなってきて、足下からブクブクと蒸気が立っているのを発見。ん、もしかして火口の上を歩いているのか?とか思い始めると急に恐くなって退散しました。
なんだか色々と不満なルートではあったものの、盛り沢山な山行で、終わってみればとても良かったです。札幌からも高速使って2時間半ぐらいと意外と近いし、また機会があれば来てみたい山です。
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