巻機山

2008年10月12日(日) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 10.9km
• 登り: 1,385m
• 下り: 1,384m

コースタイム

桜坂駐車場(6:10)-(6:35)巻道分岐(6:35)-(7:20)ヌクビ沢出合(7:20)-(7:45)
行者ノ滝(7:45)-(9:20)割引岳(9:35)-(9:55)井戸尾根分岐(9:55)-(10:00)巻機山
(10:10)-(10:15)井戸尾根分岐(10:15)-(10:25)避難小屋(10:25)-(10:35)前巻機
(10:35)-(11:15)六合目(11:15)-(11:35)五合目(11:35)-(12:05)桜坂駐車場

天候

曇後晴

コース状況／危険箇所等

割引沢・ヌクビ沢コースは初心者不可になっており、下山も禁止。
今回はどちらかと言えば一般向きであるヌクビ沢コースを取る。
一般向きと言えど沢を直登するコースで、滑りやすく危険。
普通であれば鎖や梯子があるような場所にも無い事が多い。
ペンキマークがしっかり付いているのでルートは明瞭。
次のペンキマークを確認しながら、慎重に登ることが重要。

下山に利用した井戸尾根はメインルートで、殆どの人がこちらを利用。
特に危険な箇所は無いが、降雨後は非常に滑りやすい。

写真

10/11 16:06

巻機山麓キャンプ場

10/12 6:08

満車の桜坂駐車場

10/12 7:03

滝の脇を登っていく

10/12 7:33

布千岩を登る

10/12 8:41

雪が残っている(2,000Mに満たないのに…)

10/12 9:10

稜線が見えてきた！

10/12 9:23

割引岳山頂

10/12 9:45

越後三山(左から八海山・越後駒ケ岳・中ノ岳)

10/12 9:52

霧氷も見られる

10/12 9:53

巻機山山頂の案内(井戸尾根分岐にある)

10/12 10:09

ここが本当の巻機山山頂(植生保護の為案内は無い)

10/12 10:25

新しい避難小屋

10/12 10:27

避難小屋付近から巻機山を望む

10/12 10:36

割引岳(左)と巻機山

10/12 10:51

天狗岩とヌクビ沢方面を見下ろす

10/12 10:58

前巻機

10/12 11:15

登りに使ったヌクビ沢が見える

撮影機器：

DMC-TZ5 Panasonic

感想

trattoria

巻機山の紅葉を以前ガイドブックで見た。
「こんな紅葉を自分の目で見てみたい！」
その時一つの夢が生まれた。

今週末は土曜の天気が悪く、日曜は晴の予報だった。
土日共予定の無い私は、日帰りでは行くことが難しい山へテントを担いで前泊して行く事を考えた。
「さあ何処へ行こうか」
時は紅葉シーズン。
迷いも無く足は巻機山へ向いていた。

前日、山麓に入り巻機山麓キャンプ場にテントを張る。
ネットで調べると要予約との事だったが、問い合わせると予約は必要ないとの事。
事実、3連休だと言うのに利用者は私を含め5組だけだった。
麓のキャンプ場とあって、殆どの人がテントに車を横付けしていた。
料金は定期的に徴収しに来るので、どこかへ払いに行く必要はない。

翌日、目を覚ますと雲が多いものの天気はまずまず。
6時前と言うのに桜坂駐車場は満車、道路脇にも多くの車が停められていた。
これだけの混雑に登山道の渋滞を覚悟したが、沢ルートはそうでもなかった。
殆どの人が井戸尾根から登っているようだ。

今回使ったヌクビ沢ルートは割引沢ルートに比べて一般的との事だったが、十分怖い。
何度も沢に落ちそうになった。
アルプスほど道は整備されておらず、鎖やロープも少なかった。
（これが本当の姿なのだろうが…）
しかし、このスリルが徐々に楽しくなり、山頂まで飽きることが無かった。

登っている間は紅葉を見る余裕が殆ど無かったが、山頂に来てその紅葉に唖然とした。
なんて言えばいいのだろう。
この美しさ文字や言葉では表現できない。
ただ一つ言える事…
「今日一つ私の夢が叶った」