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Yamareco

記録ID: 2995178
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

【藪山レコ】桂山 3度目の挑戦で登れた山

2021年03月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:54
距離
7.0km
登り
718m
下り
715m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:06
休憩
0:40
合計
8:46
8:23
267
スタート地点
12:50
13:30
219
17:09
ゴール地点
●桂山は夏道が存在しない藪山です。
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●関越自動車道・六日町ICより、R17→県道233号を経由して日吉神社まで車でおよそ20分。
●日吉神社に駐車スペースなし。近くの広い車道に路駐しました。
コース状況/
危険箇所等
●登山適期…1〜2月。3月に入るとヤブやブロック崩壊が煩わしい。
●難所
 仝状500m手前の急斜面。ヤブがひどく、トラバースを強いられます。
 625m峰〜頂稜区間。ヤブとブロック崩壊が連続。頂稜手前は急斜面。
●ピッケル…序盤の345m「城群山野際城址」手前の雪壁にて1度だけ使用。
●状況に応じ、ワカンと6本爪アイゼンをトータル10回ほど交換しました。
【過去・桂山敗退1回目】
2016年12月16日、初めて桂山に挑むも、新雪ラッセルに体力尽き、625m手前で敗退。
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【過去・桂山敗退1回目】
2016年12月16日、初めて桂山に挑むも、新雪ラッセルに体力尽き、625m手前で敗退。
【過去・桂山敗退2回目】
2020年2月12日、桂山2度目のチャレンジ。暖冬少雪で雪が拾えず、激藪に体力尽きて圧倒的敗退。
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【過去・桂山敗退2回目】
2020年2月12日、桂山2度目のチャレンジ。暖冬少雪で雪が拾えず、激藪に体力尽きて圧倒的敗退。
【3度目のチャレンジ】
2021年3月7日(日)、懲りもせずに桂山に3度目のチャレンジ。「今日こそは意地でも登ってみせる!」
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【3度目のチャレンジ】
2021年3月7日(日)、懲りもせずに桂山に3度目のチャレンジ。「今日こそは意地でも登ってみせる!」
8時10分、六日町・日吉神社そばの車道。近所の人にも確認し、迷惑にならないように路駐。「スンマセン…」
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8時10分、六日町・日吉神社そばの車道。近所の人にも確認し、迷惑にならないように路駐。「スンマセン…」
本日の相棒たち。ワカン、6本爪アイゼン、Wストック、そして珍しくピッケル。足元はもちろん長靴。
2021年03月07日 08:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 8:19
本日の相棒たち。ワカン、6本爪アイゼン、Wストック、そして珍しくピッケル。足元はもちろん長靴。
【登山開始】
8時27分、登山開始。車道から1mほどの雪壁を越えて日吉神社の境内に入ります。「鳥居に手が届いた!」
2021年03月07日 08:27撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 8:27
【登山開始】
8時27分、登山開始。車道から1mほどの雪壁を越えて日吉神社の境内に入ります。「鳥居に手が届いた!」
【日吉(ひえ)神社】
桂山西尾根末端に建つ日吉神社。八海山への登り口として、かつては「坂本神社」と称されていたそうです。
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【日吉(ひえ)神社】
桂山西尾根末端に建つ日吉神社。八海山への登り口として、かつては「坂本神社」と称されていたそうです。
【序盤のルート】
路駐場所から序盤のルート。日吉神社から先は杉林。345m手前のハング気味の雪壁にてピッケル使用。
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【序盤のルート】
路駐場所から序盤のルート。日吉神社から先は杉林。345m手前のハング気味の雪壁にてピッケル使用。
日吉神社の右奥へ進み、いつしか尾根に取り付きます。序盤は杉林。ここは夏道もあります。クマも出ます。*地元の人 談
2021年03月07日 08:38撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 8:38
日吉神社の右奥へ進み、いつしか尾根に取り付きます。序盤は杉林。ここは夏道もあります。クマも出ます。*地元の人 談
ワカン装着にて植林された杉林の急登を登っていると、右後方に坂戸山が見えてくる。
「きっと賑わってるだろうな…」
2021年03月07日 08:54撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 8:54
ワカン装着にて植林された杉林の急登を登っていると、右後方に坂戸山が見えてくる。
「きっと賑わってるだろうな…」
9時08分、345m手前に雪壁が現れます。6〜7mほどはあろうか。「ク〜!いつ来てもコレだよ…」
2021年03月07日 09:08撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 9:08
9時08分、345m手前に雪壁が現れます。6〜7mほどはあろうか。「ク〜!いつ来てもコレだよ…」
【ピッケル使用】
雪壁の左右とも険悪なヤブでトラバースはムリ。ツボ足になってピッケルを手がかりによじ登る。足元の写真。
2021年03月07日 09:12撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 9:12
【ピッケル使用】
雪壁の左右とも険悪なヤブでトラバースはムリ。ツボ足になってピッケルを手がかりによじ登る。足元の写真。
【城群山野際城址】
9時16分、345mを通過。ここまでは夏道あり。「城群山野際城址」と記された道標は雪の下です。
2021年03月07日 09:16撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 9:16
【城群山野際城址】
9時16分、345mを通過。ここまでは夏道あり。「城群山野際城址」と記された道標は雪の下です。
【中盤のルート】
ここから先のルートを確認。緩急の登降。肩状500m手前の激ヤブを回避してトラバース。さらに急登にて625m峰を目指す。
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【中盤のルート】
ここから先のルートを確認。緩急の登降。肩状500m手前の激ヤブを回避してトラバース。さらに急登にて625m峰を目指す。
361m付近、ゆるやかな楢林を進みます。去年2月、この辺りはもうひどいヤブでした。
2021年03月07日 09:24撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 9:24
361m付近、ゆるやかな楢林を進みます。去年2月、この辺りはもうひどいヤブでした。
マンサクが咲いています。この日は気温が低く、一部が凍り付いていました。「さぞ寒かろうに…」
2021年03月07日 09:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 9:33
マンサクが咲いています。この日は気温が低く、一部が凍り付いていました。「さぞ寒かろうに…」
楢林を過ぎると、雪庇が全て落ちた雪堤歩き。この山で数少ない、のんびり歩ける区間でした。
2021年03月07日 09:48撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 9:48
楢林を過ぎると、雪庇が全て落ちた雪堤歩き。この山で数少ない、のんびり歩ける区間でした。
目指す610m肩をズーム。625m峰は奥に隠れる。肩状500m手前、雪がハゲてかなりヤブが出ていると確認。
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目指す610m肩をズーム。625m峰は奥に隠れる。肩状500m手前、雪がハゲてかなりヤブが出ていると確認。
右手側、割引岳から巻機山、そして牛ヶ岳への稜線。ガスの上にかろうじて見えます。「晴れないかなぁ…」
2021年03月07日 09:51撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 9:51
右手側、割引岳から巻機山、そして牛ヶ岳への稜線。ガスの上にかろうじて見えます。「晴れないかなぁ…」
10時01分、高度430m付近から急登開始。アイゼンに履き替え。ヤブを避けながらコース取り。
2021年03月07日 10:01撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 10:01
10時01分、高度430m付近から急登開始。アイゼンに履き替え。ヤブを避けながらコース取り。
【ヤブ回避トラバース】
肩状500m手前、急斜面の尾根上にひどいヤブが出ていました。ヤブ突破を敬遠し、左斜面トラバースへ。
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【ヤブ回避トラバース】
肩状500m手前、急斜面の尾根上にひどいヤブが出ていました。ヤブ突破を敬遠し、左斜面トラバースへ。
回避した急斜面のヤブ尾根を横から撮影。この箇所がこの日の最大斜度。「あんなトコ、登れないね…」
2021年03月07日 10:17撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 10:17
回避した急斜面のヤブ尾根を横から撮影。この箇所がこの日の最大斜度。「あんなトコ、登れないね…」
10時20分、トラバースからやや急斜面を這い上がり、肩状500mを通過。ごくごくゆるい斜面となっている場所。
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10時20分、トラバースからやや急斜面を這い上がり、肩状500mを通過。ごくごくゆるい斜面となっている場所。
しばらく進むと尾根が狭まり、急登に変わる。所々でブロック崩壊。アイゼンのままよじ登る。
2021年03月07日 10:34撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 10:34
しばらく進むと尾根が狭まり、急登に変わる。所々でブロック崩壊。アイゼンのままよじ登る。
頭上に610m肩が見えてきました。右手側より、深沢集落からの枝尾根が合流します。
2021年03月07日 10:37撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 10:37
頭上に610m肩が見えてきました。右手側より、深沢集落からの枝尾根が合流します。
10時42分、610m肩を通過。リッジとなった雪稜の先に625m峰。その奥に桂山が出現。*下山時撮影
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10時42分、610m肩を通過。リッジとなった雪稜の先に625m峰。その奥に桂山が出現。*下山時撮影
【625m峰を通過】
10時48分、625m峰を通過。桂山はガスっていて寒々しい。「ガスは晴れない。がっかりですね…」
2021年03月07日 10:48撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 10:48
【625m峰を通過】
10時48分、625m峰を通過。桂山はガスっていて寒々しい。「ガスは晴れない。がっかりですね…」
【後半のルート・最大難所】
いよいよ頂稜部へ上がる後半のルート。だが、そう簡単にはいかない。この日の最大難所が襲いかかる。
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【後半のルート・最大難所】
いよいよ頂稜部へ上がる後半のルート。だが、そう簡単にはいかない。この日の最大難所が襲いかかる。
625m峰にてワカン装着。まずは小鞍部へ下降。5cm前後足が沈む。霧氷の樹林帯へと進む。
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625m峰にてワカン装着。まずは小鞍部へ下降。5cm前後足が沈む。霧氷の樹林帯へと進む。
小鞍部を歩きながら、右手側の眼下を見下ろします。三国川が横たわり、その奥に集落が点在する盆地の風景。
2021年03月07日 10:58撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 10:58
小鞍部を歩きながら、右手側の眼下を見下ろします。三国川が横たわり、その奥に集落が点在する盆地の風景。
【いよいよ最大難所へ…】
11時03分、小鞍部からの登り返し直後、目を覆いたくなるような惨状。ブロック崩壊とヤブの連続。
2021年03月07日 11:03撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 11:03
【いよいよ最大難所へ…】
11時03分、小鞍部からの登り返し直後、目を覆いたくなるような惨状。ブロック崩壊とヤブの連続。
ワカンを外し長靴のツボ足へ。ゴム手袋を装着してヤブ漕ぎを開始。「頼む。早く終わってくれよ…」
2021年03月07日 11:10撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 11:10
ワカンを外し長靴のツボ足へ。ゴム手袋を装着してヤブ漕ぎを開始。「頼む。早く終わってくれよ…」
時折、雪がつながっている箇所も出てくる。ツボ足のため踏み抜くがワカンは履けない。すぐ先でまたヤブが露出しているから…
2021年03月07日 11:14撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 11:14
時折、雪がつながっている箇所も出てくる。ツボ足のため踏み抜くがワカンは履けない。すぐ先でまたヤブが露出しているから…
【ブロック崩壊エリア】
ブロックの高低差は1.5mほどの箇所もあった。ブロックの登下降、ヤブ漕ぎ、踏み抜きを繰り返し、ストレスも最高潮。「あぁ、もうっ!」
2021年03月07日 11:19撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 11:19
【ブロック崩壊エリア】
ブロックの高低差は1.5mほどの箇所もあった。ブロックの登下降、ヤブ漕ぎ、踏み抜きを繰り返し、ストレスも最高潮。「あぁ、もうっ!」
なんとこの2日後、yama-junさんが同じルートを歩かれた。難儀でしたでしょう…
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2986546.html
2021年03月07日 11:22撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 11:22
なんとこの2日後、yama-junさんが同じルートを歩かれた。難儀でしたでしょう…
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2986546.html
【頂稜部が見えてくる】
前方に頂稜部が見えてきました。一方、目の前にはブロック崩壊の尾根が続く。「せめて青空が欲しい…」
2021年03月07日 11:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 11:33
【頂稜部が見えてくる】
前方に頂稜部が見えてきました。一方、目の前にはブロック崩壊の尾根が続く。「せめて青空が欲しい…」
11時39分、高度690m付近。勾配がキツくなり尾根も痩せてきた。幸いにもブロック崩壊は一段落。
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11時39分、高度690m付近。勾配がキツくなり尾根も痩せてきた。幸いにもブロック崩壊は一段落。
11時56分、高度740m付近。勾配が若干緩む。ブロック崩壊を散見。ヤブはほぼ無し。ツボ足にて登り続ける。
2021年03月07日 11:56撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 11:56
11時56分、高度740m付近。勾配が若干緩む。ブロック崩壊を散見。ヤブはほぼ無し。ツボ足にて登り続ける。
【青空が出てきた】
ようやく上空には待ち望んだ青空が広がってきました。「ヨッシャ。やる気出てきたぞ!」
2021年03月07日 11:58撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 11:58
【青空が出てきた】
ようやく上空には待ち望んだ青空が広がってきました。「ヨッシャ。やる気出てきたぞ!」
【ストックを逆さに刺す】
12時00分、頂稜部を目前に勾配が一段と増す。だがピッケルを出すほどでもない。ストックを逆さに持ち、雪に突き刺して進む。
2021年03月07日 12:00撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:00
【ストックを逆さに刺す】
12時00分、頂稜部を目前に勾配が一段と増す。だがピッケルを出すほどでもない。ストックを逆さに持ち、雪に突き刺して進む。
【再びヤブ漕ぎ】
あとは頂稜部まで雪がつながっていると思いきや、再びヤブ漕ぎ。甘くない。「しつこいのはキライ…」
2021年03月07日 12:10撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:10
【再びヤブ漕ぎ】
あとは頂稜部まで雪がつながっていると思いきや、再びヤブ漕ぎ。甘くない。「しつこいのはキライ…」
【長靴に雪どっさり】
長靴に雪が詰まりに詰まって足が痛い。長靴を脱いで逆さにしたら、水が300mlくらい出てきてビックリする。
2021年03月07日 12:16撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:16
【長靴に雪どっさり】
長靴に雪が詰まりに詰まって足が痛い。長靴を脱いで逆さにしたら、水が300mlくらい出てきてビックリする。
【難所は最終段階】
12時26分、高度830m付近。頂稜部への最後の急斜面。上空ではガスと青空がせめぎ合う。難所はあと少しで終了。
2021年03月07日 12:26撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:26
【難所は最終段階】
12時26分、高度830m付近。頂稜部への最後の急斜面。上空ではガスと青空がせめぎ合う。難所はあと少しで終了。
【頂稜部に上がる】
12時33分、難所を制して頂稜部に上がりました。高度855m付近。北側に高倉山へ続く尾根が見えます。
2021年03月07日 12:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:39
【頂稜部に上がる】
12時33分、難所を制して頂稜部に上がりました。高度855m付近。北側に高倉山へ続く尾根が見えます。
【いよいよ桂山山頂へ】
頂稜部からは南へ進路を変え、あとは何と言うこともない雪稜歩き。桂山山頂までビクトリーロード。
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【いよいよ桂山山頂へ】
頂稜部からは南へ進路を変え、あとは何と言うこともない雪稜歩き。桂山山頂までビクトリーロード。
12時39分、ツボ足からワカンに変え、細いブナ林の中を進みます。すべて雪はつながっていました。
2021年03月07日 12:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:39
12時39分、ツボ足からワカンに変え、細いブナ林の中を進みます。すべて雪はつながっていました。
雪庇がすべて落ちきった雪堤を歩きます。右奥にはガスで霞む桂山山頂が見えてくる。「なるほど、こんな雰囲気なんだね…」
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雪庇がすべて落ちきった雪堤を歩きます。右奥にはガスで霞む桂山山頂が見えてくる。「なるほど、こんな雰囲気なんだね…」
山頂目前。一歩進むごとに奥の金城山や巻機山の稜線がせり上がってくる。思わず小走りになった。
2021年03月07日 12:46撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:46
山頂目前。一歩進むごとに奥の金城山や巻機山の稜線がせり上がってくる。思わず小走りになった。
【桂山山頂に到着】
12時50分、桂山の山頂に到着。高度875.8m。登り始めて4時間30分。「3度目でついに登頂だー!」
2021年03月07日 12:50撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:50
【桂山山頂に到着】
12時50分、桂山の山頂に到着。高度875.8m。登り始めて4時間30分。「3度目でついに登頂だー!」
360度の展望が開ける桂山山頂。ただ残念なことに、この日は周囲の山にはガスがかかっていました。
2021年03月07日 12:52撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:52
360度の展望が開ける桂山山頂。ただ残念なことに、この日は周囲の山にはガスがかかっていました。
【桂山にてランチ】
孤独なランチ。一人ポツンと雪に腰掛けてカップラーメンをすする。「この静寂がいいんだよ…」と強がる。
2021年03月07日 12:53撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 12:53
【桂山にてランチ】
孤独なランチ。一人ポツンと雪に腰掛けてカップラーメンをすする。「この静寂がいいんだよ…」と強がる。
眼下に霧氷、正面にはガスの奥に浮かぶ巻機山塊。「まったく、あのガスだけがうらめしい…」
2021年03月07日 13:25撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:25
眼下に霧氷、正面にはガスの奥に浮かぶ巻機山塊。「まったく、あのガスだけがうらめしい…」
●山頂からの展望・東
 高倉山へと続く稜線
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●山頂からの展望・東
 高倉山へと続く稜線
●山頂からの展望・南東
 ネコブ山・小沢岳
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●山頂からの展望・南東
 ネコブ山・小沢岳
●山頂からの展望・南
 牛ヶ岳・巻機山・割引岳
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●山頂からの展望・南
 牛ヶ岳・巻機山・割引岳
●山頂からの展望・南西
 当間山・坂戸山
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●山頂からの展望・南西
 当間山・坂戸山
桂山山頂から南へ続く尾根を撮影。南西尾根から深沢集落へ下る記録もあります。
2021年03月07日 13:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:30
桂山山頂から南へ続く尾根を撮影。南西尾根から深沢集落へ下る記録もあります。
【桂山・下山開始】
13時30分、下山開始。上越国境稜線のガスは晴れずじまい。「あきらめよう…」
2021年03月07日 13:30撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:30
【桂山・下山開始】
13時30分、下山開始。上越国境稜線のガスは晴れずじまい。「あきらめよう…」
自分のトレースを辿って下山。頂稜に広がる細いブナ林を歩きます。「お!何だかいい感じ…」
2021年03月07日 13:39撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:39
自分のトレースを辿って下山。頂稜に広がる細いブナ林を歩きます。「お!何だかいい感じ…」
【美しい霧氷に出会う】
ようやくガスが晴れ、そして美しい霧氷に出会えました(^^)/
2021年03月07日 13:38撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:38
【美しい霧氷に出会う】
ようやくガスが晴れ、そして美しい霧氷に出会えました(^^)/
桂山 頂稜周辺
霧氷写真1
2021年03月07日 13:40撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:40
桂山 頂稜周辺
霧氷写真1
桂山 頂稜周辺
霧氷写真2
2021年03月07日 13:40撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:40
桂山 頂稜周辺
霧氷写真2
桂山 頂稜周辺
霧氷写真3
2021年03月07日 13:41撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:41
桂山 頂稜周辺
霧氷写真3
桂山 頂稜周辺
霧氷写真4
2021年03月07日 13:42撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:42
桂山 頂稜周辺
霧氷写真4
桂山 頂稜周辺
霧氷写真5
2021年03月07日 13:45撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:45
桂山 頂稜周辺
霧氷写真5
桂山 頂稜周辺
霧氷写真6
2021年03月07日 13:46撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:46
桂山 頂稜周辺
霧氷写真6
桂山 頂稜周辺
霧氷写真7
2021年03月07日 13:49撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:49
桂山 頂稜周辺
霧氷写真7
桂山 頂稜周辺
霧氷写真8
2021年03月07日 13:55撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:55
桂山 頂稜周辺
霧氷写真8
13時52分、頂稜を外れ、ワカンからアイゼンに履き替えます。直下の急斜面を下ります。
2021年03月07日 13:52撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 13:52
13時52分、頂稜を外れ、ワカンからアイゼンに履き替えます。直下の急斜面を下ります。
眼下の625m峰に向かって、油断できない急降下。気温が上がって雪面がゆるみ、ズルっといきそうです。
2021年03月07日 14:28撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 14:28
眼下の625m峰に向かって、油断できない急降下。気温が上がって雪面がゆるみ、ズルっといきそうです。
そして例のブロック崩壊エリア。「またアンタたちか。まったく手を焼かせるね…」と一人でボヤく。
2021年03月07日 14:33撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 14:33
そして例のブロック崩壊エリア。「またアンタたちか。まったく手を焼かせるね…」と一人でボヤく。
【下山・625m峰を通過】
15時18分、ヤブ漕ぎとブロック雪の上下運動に消耗しながら、625m峰を通過。後方の桂山を撮影。
2021年03月07日 15:18撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 15:18
【下山・625m峰を通過】
15時18分、ヤブ漕ぎとブロック雪の上下運動に消耗しながら、625m峰を通過。後方の桂山を撮影。
●*625m峰より撮影
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●*625m峰より撮影
●●*桂山と頂稜部
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●●*桂山と頂稜部
●●●*南西尾根・717m
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●●●*南西尾根・717m
●●●●*中央に金城山
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●●●●*中央に金城山
●*下山650m付近にて撮影
2021年03月07日 14:44撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 14:44
●*下山650m付近にて撮影
●●*進行方向に625m峰
2021年03月07日 14:44撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 14:44
●●*進行方向に625m峰
●●●*魚沼盆地・魚沼丘陵
2021年03月07日 14:44撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 14:44
●●●*魚沼盆地・魚沼丘陵
●●●●*桂山 北西尾根
2021年03月07日 14:44撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 14:44
●●●●*桂山 北西尾根
【肩状500m・ヤブ回避】
15時52分、肩状500mが見えてくる。あの先はヤブの急斜面。右斜面へのトラバースに変わります。
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【肩状500m・ヤブ回避】
15時52分、肩状500mが見えてくる。あの先はヤブの急斜面。右斜面へのトラバースに変わります。
肩状500mから下り、後方を撮影。ヤブを避け、こんな感じでトラバースして下りました。
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肩状500mから下り、後方を撮影。ヤブを避け、こんな感じでトラバースして下りました。
【下山・日吉神社】
17時02分、植林された杉林を地道に下り、赤い屋根の日吉神社を通過。雪に埋もれた境内を歩きます。
2021年03月07日 17:02撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 17:02
【下山・日吉神社】
17時02分、植林された杉林を地道に下り、赤い屋根の日吉神社を通過。雪に埋もれた境内を歩きます。
【桂山・下山終了】
17時10分、日吉神社から車道を30m歩き、路駐地点に到着。下山終了。「夕方になってしまった…」
2021年03月07日 17:10撮影 by  Canon EOS M10, Canon
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3/7 17:10
【桂山・下山終了】
17時10分、日吉神社から車道を30m歩き、路駐地点に到着。下山終了。「夕方になってしまった…」
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 防寒着 ネックウォーマー 長靴 ゴム手袋 ザック 輪カンジキ アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

南魚沼のマイナー峰「桂山」には、過去に2度の敗退。
今回は3度目のチャレンジでようやく登れました。

たとえ一般登山道で剱岳や奥穂高岳には登った経験があっても、
たった900m弱のマイナーな藪山にそう簡単には登れないんだから。

山って面白いなぁ…

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