桂山 ・・・快晴そして絶景・・・
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 691m
- 下り
- 691m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ピッケル・アイゼン必要です |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
十数年ぶりの大雪に追われる日々も漸く一段落、さて近くの山に散歩に行こう。
ということで、坂戸山から八海山の右に見える桂山に。標高は坂戸山より240mほど高い。6年前に深沢集落から登頂している
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-592749.html
が、今回は田崎集落の日吉神社から。距離は長いが尾根歩きを楽しめるのが魅力(のはずだった)。
工業団地を通る道は広く除雪されているのでその終点付近に駐車して。
天気は快晴。ワカンを履いたら雪面はすこしクラストしていてラッセル不要だ。まず日吉神社にお参りして、神社の左側から上がった。あとは尾根伝いに進むだけなので、迷う心配は全くない。
3合目(標識は無いが山頂までの大雑把な時間割合で)付近で少し大きな雪壁が現れたが、ピッケルを刺して体を引き上げる要領で通過。その後まもなくアイゼンに履き替えて進む。当然ながら獣道にもなっていて、カモシカ、兎、イタチなどの足跡が多い。
尾根はだんだん痩せてきて、それとともに行く手の雑木に覆いかぶさるようなブロック状の雪壁も増えてきて、ピッケルを刺して体を引き上げたり、右側は切れ落ちて危ないので少しは斜面が緩い左側を迂回したり。左側は北斜面なので雪が柔らかく滑りやすいし、クレバスも多い。こんな時は膝をついて前進すると圧力が分散して雪が崩れにくい。更には靴の長さより狭いリッジの通過もあり気が抜けない。
少し短めに休みを取り、徐々に広がる周りの景色を楽しみながら進む。ついさっきまでカモシカが休んでいたと覆われる踏み跡もあった。右手の坂戸山が少しづつ低くなっていく。坂戸山の大城からこちらに伸びている峰もいつか行ってみたいと思っていたが、今見ると雪崩が酷く尾根伝いに登るのもかなり難しいように思えた。
山頂尾根に出る手前は斜度30越えの北西斜面が50mほど続き、少し緊張した。周囲の山を見て考えるに、恐らく1〜2週間したら一部は雪崩になると思われた。
そして緩やかな尾根歩きはパウダースノーで30cm程のラッセルだったが、距離が短かったので助かった。不思議なことに山頂の直前まで樹林に阻まれ景色はイマイチなのが、山頂付近だけ全周景色が開けていた。巻機山方面はドーンと全体が見渡せる。そして左方向にネコブ山・小沢岳、丹後山から左は阿寺山と高倉山に隠れている。そして八海山。長岡方面の左に米山、更に妙高・火打山。その左奥には白馬三山も見える。そして高妻山。
昼食の後下山へ。例の急斜面はクライムダウンで。雪壁はピッケルにつかまって、つま先を蹴りこんで、木々にも助けられてなんとか通過。登ってきたトレースに新しい兎やイタチの足跡が結構多い。このルートの銀座通りというところか。ガサガサと音がしてみてみると30m程先の45度以上の斜面をカモシカが慌てて逃げていた。今回はシャッタチャンスを逃してしまった。3合目付近までアイゼンでも10〜20cm程度しか沈まず楽々であった。
天気に恵まれ景色を堪能しながら、春山のシーズン初めができて良かった。それにしても深沢集落からのルートも今回のルートも結構ハードルが高く、人間が容易に近づけないのでここがカモシカの楽園になっているのかと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する