ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 299534
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

(鳥取)晩秋の伯耆大山縦走 (1983)

1983年11月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:00
距離
8.0km
登り
992m
下り
990m

コースタイム

8:50大山寺−9:00夏道登山口−10:005合目−11:00-30大山(弥山)山頂−(縦走路)−12:00大山(剣ヶ峰)山頂−12:50ユートピア小屋−(砂すべり、元谷ルート)−14:00林道出合−14:50大山寺
天候 曇り、稜線は霧、(朝方のみ晴れ)
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
米子駅ー(バス)−大山寺
コース状況/
危険箇所等
・この当時も、弥山から剣ヶ峰を越えてユートピア小屋までの縦走路は、崩落が激しく、かなり難しかった。(ただし登山禁止にはなっていなかった)

※現在は、剣ヶ峰を通る縦走路は登山禁止になっていると思います。
京都から米子へと、夜行急行「山陰」で向かう。車窓からの明け方の眺め
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
京都から米子へと、夜行急行「山陰」で向かう。車窓からの明け方の眺め
大山寺登山口から登り始める。上空は薄曇りで、山頂部は雲に隠れている
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
大山寺登山口から登り始める。上空は薄曇りで、山頂部は雲に隠れている
正面登山口一合目付近、よく整備された道
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
正面登山口一合目付近、よく整備された道
二合目付近、ブナが黄葉している
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
二合目付近、ブナが黄葉している
5合目付近で視界が開けてきた。三鈷峰を望む
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
5合目付近で視界が開けてきた。三鈷峰を望む
5合目から山頂部を望むが、雲に覆われて少し不気味な姿だ
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
5合目から山頂部を望むが、雲に覆われて少し不気味な姿だ
6合目より、大山北壁を望む。稜線部は完全に雲に覆われ、陰鬱な表情の北壁
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
6合目より、大山北壁を望む。稜線部は完全に雲に覆われ、陰鬱な表情の北壁
7合目付近、去来する雲が時おり切れると、眼下にブナの黄葉した森が見える
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
7合目付近、去来する雲が時おり切れると、眼下にブナの黄葉した森が見える
7合目付近より、元谷を望む、
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
7合目付近より、元谷を望む、
弥山山頂に到着。南側の南壁を望む、ガラガラした谷だ
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
弥山山頂に到着。南側の南壁を望む、ガラガラした谷だ
三角点ピークから北側の麓を望む、ふもとは日差しがあり、明るいブナの森を望むことができた
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
三角点ピークから北側の麓を望む、ふもとは日差しがあり、明るいブナの森を望むことができた
三角点ピークから見る、三鈷峰。独特の鋭角の山だ
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
三角点ピークから見る、三鈷峰。独特の鋭角の山だ
三角点ピークからみる北壁の眺め、ガラガラの岩場だ
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
三角点ピークからみる北壁の眺め、ガラガラの岩場だ
三角点ピークより、縦走路を望む。最高峰の剣ヶ峰は雲の中にうっすらと見えている、さて縦走してみるか...
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
三角点ピークより、縦走路を望む。最高峰の剣ヶ峰は雲の中にうっすらと見えている、さて縦走してみるか...
縦走路に突入。霧で視界は悪く、ガラガラした岩場が続き、緊張する道が続く
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
縦走路に突入。霧で視界は悪く、ガラガラした岩場が続き、緊張する道が続く
縦走を果たし、ユートピア小屋へと向かう。
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
縦走を果たし、ユートピア小屋へと向かう。
ユートピア小屋への下りより、縦走路、天狗峰を振り返る
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
ユートピア小屋への下りより、縦走路、天狗峰を振り返る
ユートピア小屋への下りより、縦走路と北壁を振り返る。雲がまといついて、ちょっと怖いような姿だ
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
ユートピア小屋への下りより、縦走路と北壁を振り返る。雲がまといついて、ちょっと怖いような姿だ
砂滑り上部より、広い元谷を望む
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
砂滑り上部より、広い元谷を望む
「砂すべり」ルートの上部より砂すべりルートを望む、登山者がパラパラと下ってゆく
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
「砂すべり」ルートの上部より砂すべりルートを望む、登山者がパラパラと下ってゆく
「砂すべり」の上部から望む、大山北壁の暗い岩場、ガラガラの岩だ
2013年03月31日 11:08撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:08
「砂すべり」の上部から望む、大山北壁の暗い岩場、ガラガラの岩だ
「砂すべり」の下山道を下り、大山北壁の岩場を仰ぎ見る
2013年03月31日 11:09撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
3/31 11:09
「砂すべり」の下山道を下り、大山北壁の岩場を仰ぎ見る
撮影機器:

感想

【山行NO 51】

※ これも、自分がまだ学生時代のころの山行。
  学会関係で京都に出る機会ができた。
  せっかくだから、帰りは山陰周りで九州へ帰ることにし、次いでに鳥取の大山に登る計画を立てた。

11月2日
・学会も無事終わり、京都から夜行で山陰へ向かうことにする。
 京都駅の待合室で、本を読みながら夜行急行を約3時間、待つ。
 なんとなく、浮き浮きするというより、妙に不安な待ち時間だった。
・ようやく23時ころにやってきた急行「山陰」号は、予想通り、旧式の客車式の列車だった。
 以外なことに、ワンゲルらしき団体が大勢乗ってきて、電車の中はずいぶんと騒々しかったが、
 その団体が豊岡で降りると、ようやく汽車の中も静まり返り、落ち着いて寝られた。

11月3日
7:34-8:00 米子駅
 ・ここで降りた登山姿の人は自分独りだった。大山へ向かうバスに乗る。

8:50 大山寺前
 ・ここから登山開始となる。見上げる大山の山頂付近は雲をかぶっており、天気はイマイチの様子だ。
9:00 正面登山口
 ・ここから山道になる。天気はイマイチではあるが、休日のため、登山者の姿は結構見られた。
 ・しばらくはブナ林の中を行く。ブナの黄葉も始まっていた。
10:00-10 五合目
 ・さらにずんずんと進む。7合目あたりから雲の中に入り、視界が無くなった。
  夜行列車で来たため、寝不足ではあるが、今日は以外と足取りが快調で、
  先行して登っている登山者をガンガンと追い抜き、良いペースで登れている。
  下を振り返ると、登山者の行列ができていて、なんだか富士山の登りを思い出させた。

11:00-30 大山山頂(弥山)
 ・ようやく山頂の一角に到着。
  山頂部は雲に覆われているが、時おりガスが切れて、南面、北面の絶壁を見ることができた。
 ・ここで、来た道を引き返すか、それとも剣ヶ峰まで縦走するか、かなり悩んだ。
  縦走路は通行禁止とはなっていないが、なかなか厳しそうだ。
  が、後から来たパーティが2組ほど縦走路に入ってゆくのを見て、つられて自分も行く決心がついた。

 ・縦走路はガイドブックに書いてあったとおり、両側が切り立っており、
  さらに足元も岩場ではなくてグズグズの土の道なので、危険がいっぱい。
  特に、通称「ラクダの背」と呼ばれる場所は、両側が極端に浸食されており、
  下がえぐれた状態になっていた。かなり慎重に進む。
  先行したパーティも、ここはかなり苦労しており、先行パーティが通過するまで、しばらく待ち時間があった。

12:00 剣ヶ峰
 ・ようやく最高点に到着だ。難所を越えて一安心。
  しかし、山頂部は濃い霧に覆われており、展望もなくて寒々しているので、
  あまり休むことなく、先へ進むことにした。
 ・剣ヶ峰から先の東の稜線も、結構切り立った難所が続き、先行パーティも苦労していた。ここも慎重に行く。
 ・その次のピーク、天狗峰の下りもやや難しかった。
  そのあとは難所を越えたようで、だいぶ楽な道となった。
  先行パーティを追い抜き、ずんずんと進む。
  下るにつれ、ようやく雲の下にでて、視界が出てきた。

12:50-13:00 ユートピア小屋
 ・ようやく頂上稜線の縦走が無事完了した。一休みして軽く食事とする。
  元谷側からこちらに登ってくる人たちも結構多かった。
 ・ここからは通称「砂滑り」コースを下り、元谷へ。
  「砂滑り」は、富士山の下りのコースのようにザラザラの道、一気に下る。
 ・元谷に降りると、大山の北壁が後にそびえているのが見えた。
  なんだか、写真でしか見たことのない、谷川岳の一ノ倉沢のように、陰鬱な表情をしている岩壁だ。
  稜線が雲で覆われているのでよけいに暗く、高山の雰囲気があった。
14:00 林道出合
 ・ここからは元谷沿いの林道をのんびりと下る。

14:50大山寺着
 ・九州からはなかなか行きにくい大山、その険しい頂上縦走路を無事踏破でき、
  天気はイマイチながら、充実した登山だった。

・その後は、バスで米子に下り、駅の待合室での長い長い待ち時間ののち、
 21:30 再び夜行急行に乗り、九州へと向かった。
 さすがに疲れたのか、夜行急行の座席席でも、ぐっすりと眠れた。
 翌朝、7時過ぎに博多着。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1040人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山・夏山登山道
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山夏山登山道
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
積雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
ユートピアコース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5
積雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山 [日帰り]
大山 BC
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら