【初めての3,000m峰♪】 最後に残しておくはずだった富・士・山へ


- GPS
- 06:48
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,403m
- 下り
- 1,385m
コースタイム
天候 | 晴れ 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
≪富士宮五合目登山口~新七合目≫ 残雪はあるものの、ほとんどが夏道を歩ける。 落石の危険があるものの、それ以外特段危険な箇所は見受けられなかった。 ≪新七合目~浅間大社奥宮≫ 新七合目から九合目までは夏道か雪渓の直登かを選択できる。九合目からは雪渓の直登のみ。 どちらかといえば夏道の方が歩きやすいと感じたが、落石を起こしやすいので注意が必要と感じる。 朝が早かったせいか、雪渓の急登はアイゼン&ピッケルがあると安心。 ≪浅間大社奥宮~山頂≫ (今回は)特に危険個所はないように見受けられる。 ≪全般的事項≫ 今回は天気&コンディションが良かったが、気温低下や強風、高度順応など様々な要因で難易度が上がると感じる。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
今週の山歩きはなしで休養!と思っていたのだが、皆様のレコを拝見させて頂いていたら行きたい気持ちがウズウズしてきて抑え切れなくなり計画を始める(汗)
最近、富士山のレコが多く、また世界遺産になったら更に混むかなぁなんて思い始めたら、今行くしかない!!との衝動に駆られ、3,000m峰の中で一番最後に残しておくはずだった富士山に決定する。
山歩きを始めて約2年。低山から始めて経験を重ねてきて、3,000m峰は3年経ったらと考えていたのだが、少々フライングゲット♪
しかも残雪期とはいえ、やはり3,000m峰の中でも別格の富士山。
でっかい不安と期待が交錯しながら、いつも以上に多くの情報を収集して計画を立てていく。
特に心配だったのは天気だが、幸い午前中であれば風も弱い部類に入る程度のようなのでひとまず安堵する。
前日富士宮口駐車場に車中泊して翌4時過ぎに起床し、5時頃に準備を終え早速出発っ!
不安材料の1つに高山病があり罹らないためにもペース配分をいつも以上に気をつけなければならないと思い、スローペースで上り始める。
五合目からの登山道は所々残雪はあるものの、ほとんどが夏道で快適に上っていく。
程なくして六合目を通過したが、ここまでは距離が短く傾斜もそれ程ではないため苦にならずに上ることができ、この時は「なんだ楽勝じゃーん!」なんて思っていた(汗)
六合目からもスローペースをキープしながら上っていくと新七合目に到着する。
新七合目から先は夏道と雪渓の直登を選択できるが、皆様のレコを拝見させて頂いた限りは雪渓の直登が多かったので、アイゼン&ピッケルを装着して雪渓を直登していく。
しっかし、この雪渓の直登は足首の固い自分にとってはめっちゃきつく、足の筋がすぐに痛くなってくる(泣)
まぁ、それでもMっ気の自分としてはまだ我慢ができる程度。
たまに振り返って愛鷹山&伊豆半島の絶景を見て、また上っていく。
それにしても山頂は近そうで全然近づかないなぁ(汗)
そんなこんなで元祖七合目を通過する。
もう直登は嫌だーと思っているところでちょうど夏道に戻れる所があったので、そこからはアイゼンを外して夏道で上っていく。
夏道は、雪渓の直登とは比べものにならないくらい歩きやすいと感じるが、ザレている所は滑って何度もコケそうになる(というかコケていた)。
なるべく残雪とザレ場を避け、岩場を見つけて上っていくと八合目を通過する。
八合目から先も夏道を上っていこっと!
これまでは辛いながらもスローペースでどうにか上って来れたが、八合目を過ぎた辺りから息苦しくなり、スローペースでもかなり辛く感じるようになる(泣)
九合目に到着した時は、ゼェゼェハァハァ言いながら敗退も視野に入れて言い訳を考えていた(汗汗)
九合目からは夏道も残雪に覆われていたので、泣く泣く雪渓を直登することにする(泣)
アイゼン&ピッケルを再度装着して、雪渓を上っていく。
ここからは牛歩戦術。10歩上って1回休憩。
それでもゼェゼェハァハァは止まらず、本当にもうヤバいと思い始める…
もう手に届くところに山頂はあるのに(泣)
一つ幸いだったのは早い時間に上り始めたため、時間的に余裕がある。
休憩時間を多く取りながら上っていくと、九合五勺を通過し、浅間大社奥宮の鳥居が目の前に迫る。
やっとの思いで鳥居をくぐり、浅間大社奥宮に到着する。やったー!!
ここからは剣ヶ峰に行き、更にお鉢めぐりをして下山する計画だったが、もう苦しくてそれどころではない(泣)
剣ヶ峰も次回に持ち越そうと言い訳を考えていたが、後悔しそうな気がしたので最後の気力を振り絞って剣ヶ峰に向かう。
その後も牛歩改め亀歩で時間が掛かったが、どうにか剣ヶ峰に到着っ! 諦めないで良かったー!!
でも苦しいのは変わりなかったので、すぐに下山を開始する(泣)
それにしても多くの方々にお会いしたが、BCの方はあんなに重たい物を持って上っていくし、登山者は上るペースが速いし、すごいなぁと感心するヨー!
雪渓も緩んでいたので下山はあっという間に下っていける。あの苦しかった上りは何だったんだヨー!
雪渓のある七合目まで下ってきたら、アイゼンとピッケルと外し、後は夏道を下っていく。
六合目から先は観光客がちらほら上ってきて驚くも、五合目の登山道入口に到着した時には多くの観光客に更に驚く。
やっぱり世界遺産になる富士山は格別なんだと改めて思い知らされる。
最高だったヨー!!
今度は違う登山道から上ってみたいと思いながら帰路に就いた。
今日ハイカーや観光客などが様々な所から富士山を撮影した写真に自分が写っているかもーと思うとニンマリしたのであったとさ…
(んなことあるわけねーだろ!)
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