御前山【↑湯久保尾根↓奥多摩都民の森(体験の森)→奥多摩駅】
- GPS
- 07:12
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 2,178m
- 下り
- 2,185m
コースタイム
(休憩23分)11:00-境橋13:20-奥多摩駅14:25着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※西東京バスHPでも告知されていますが、バス停名の変更を知らない方もいるようで、 1つ前の「宮ヶ谷戸」バス停で下りてしまう方もいらっしゃいました。 1区間分なので、一応歩ける距離ですが… ¥580 【帰り】JR奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
区間全体的に特に危険箇所はありません。全体的に良く整備されています。 ◎湯久保尾根は取り付きが少々わかりにくいです。 バス停すぐそばの赤い橋を渡ります。 進行方向正面に『御前山登山口』看板あります。その通り、右手に進みます。 T路のドン付き左手に次の看板ありますので指示通り左手に進みます。 そのまま直進すると取り付き口になります。(詳細は写真で) ◎奥多摩都民の森(体験の森)内は標識が多いので逆に迷いそうですが、 「登山道」と書かれた標識が御前山へのルートになります。 ※栃寄ノ大滝(ゴハンギョウの滝)への登山道は2012年9月に崩落してしまい、 2013年5月現在通行・見学できません。 |
写真
感想
今回は、usagreatが諸用のため、1人でお山へ行って来ました。
単独行は、約2年ぶり。
もともと1人で行動するのに抵抗がないので
今回もあまり気負いはありませんでしたが、
一般登山道でありながら登る人が少ないと専ら噂の「湯久保尾根」。
距離もそれなりにありながら、眺望が全くないのだとか…
以前御前山へ登った際に、頂上でベテラン風のオジサマが
「湯久保尾根は奥多摩で一番ツマラナイ尾根だ」と
おっしゃっていたのが妙に気になっていました。
どんなにツマラナイのか…
奥多摩エリアも、行った事が無い一般ルートが少なくなり、
日帰りでも長距離のルート取りが必要になって来ました。
usaに「たまにはルート取り提案してよ」と言われ続けていて、
湯久保尾根ルートは提案していましたが、
あまり興味が無いようだったので、
1人で行ける時に行こうと思っていました。
18日当日。朝5時、自宅最寄り駅を出発。
武蔵五日市駅6時33分始発の「藤倉」行バスに乗車。
a-nakさんのレコによりますと2013年4月から
御前山登山口に一番近いバス停が『小沢』バス停に変更になっています。
『宮ヶ谷戸』バス停は1つ前になりますので注意です。
(a-nakさん情報ありがとうございます)
バス停下車後は、民家を抜けて登山口となりますが、
標識出てますので、よほどの事がなければ5分ほどで取り付きできると思います。
この日は、たまたま近所のおばあちゃんが
「看板出てるからね」とさらに丁寧に教えてくれました。
しばらくジグザグの急めな登りですが、
良く踏まれていて歩きやすいです。
新緑が良い時期で、お花も沢山咲いていたので観察しながら行くと
あっという間に「仏岩の頭」。
急に巨岩が現れるので、非常にわかりやすいです。
そこから、ちょっと急な登り→緩やかを繰り返します。
眺望が全くないと聞いていたので、期待していませんでしたが
途中、富士山が見れるポイントもあり
(広けている訳ではなく、富士山が見えるように
木を刈ってあるといった感じです)
杉林も良く手入れされているし、広葉樹エリアありと
ちっともツマラナクナイ!
観察を楽しみながら「湯久保山はまだか〜」と思いながら先きへ進むと…
『大ダワ・鋸山』方面・『御前山山頂』方面・
『御前山避難小屋』方面の標識…
…アレっ?!
湯久保尾根終わっちゃったっ!?
湯久保山は他の要素に気を取られ通過してしまいました(汗)
ログで確認すると、湯久保山山頂を少し外れて道があるようなので
注意が必要なようでした。反省。
途中、撮影しながらだったからか、
あまり良い休憩ポイントが見つけられなかったせいか、
ほとんど休憩無く山頂に到着。
以前の登頂時の記憶があまり無いのですが、
この日は、お昼前に着けたこともあり、ベンチにもゆとりがあり
のんびり長めの休憩。
この日は、気温が上がる予報だったので
栃寄ノ大滝を見学して涼しい思いをしようというのが
次の目的だったのですが…
下山は、先ほどの四方分岐まで戻り、次は御前山避難小屋方面へ。
分岐から2.3分で避難小屋到着。ここにはトイレもあり、きれいな小屋です。
この日は、団体さんが宴会のようなものをしていました。
御前山というと多くは「境橋」バス停から、奥多摩都民の森経由で
登頂される方が多いです。
私が下る時にも沢山の方とすれ違いました。
湯久保尾根に比べると、距離は短いようですが、
その分急坂です。下りの足にヒビきました…
朝の電車に間に合わせようと、出発時バタバタだったので
ストックを忘れてしまい…この区間だけでも使いたかった…
一度舗装路に出ますがすぐに登山道に入り、
しばらく舗装路と平行しながら進みます。
次に舗装路に出るのは「とちのき広場」。
大きな東屋・奥多摩都民の森(「体験の森」と書いてある)の
エリア案内板があり、脇に流れる沢に下りられます。
5分ほど休憩して、栃寄ノ大滝を目指します。
舗装路からすぐに沢沿いの登山道へ入ります。
※舗装路をそのまま下る事もできます。(境橋まで)
途中、栃寄森の家のすぐ近くに「とちより亭」というおそば屋さんがあります。
のどかな雰囲気のお店でおそばもおいしいですよ!
沢沿いの登山道に入って少々進むと栃寄ノ大滝への分岐…
黄色いテープが一体に貼ってあり
『ゴハンジョウの滝(=栃寄ノ大滝)へは崩落のため立ち入り禁止!』
え〜っ観れないのっ?!
下りはこれが楽しみだったのに…(泣)
がっかりですが、気を取り直して先きに進みます。
高度が下がって来ると沢の水量が増えて来て、新緑が写ってきれい〜。
すがすがしい良い道です。
途中、巨岩が寄せ集まった中に滝壺ができている滝があり、
ここは見応えありました。
さらに進んでわさび田が出て来たら登山道終了は近いです。
登山道終了後、さらに舗装路を下ります。
途中、大きくはないですが崩れている箇所がありました。
のんびり下り、「境橋」バス停到着。
ここまで来てヘトヘトだったらバスを待とうと思っていましたが、
意外とまだ大丈夫そうだったので、そのまま「奥多摩むかしみち」経由で
奥多摩駅を目指します。
途中までは順調だったのですが、奥多摩湖からむかしみちを歩かれている風の
オジサマ達に付いて行ってしまい、青梅街道へ出でしまいます。
オジサマ達は戻って行きましたが、
『このまま歩いても駅には着ける』とそのまま青梅街道を奥多摩駅まで歩いてしまいました。
奥多摩駅到着が午後2時半前。
湯久保尾根にはもっと時間がかかると思っていたので、
こんなに早く終了できると思いませんでした。
どんなにツマラナイ尾根なのかと、ある意味期待していましたが
良い意味で期待ハズレで楽しめました。
あんなに良い天気だったのに、湯久保尾根でお会いした方はたったの2人っ!
奥多摩でもこんなに静かに歩けるところが
奥地へ行かなくても、一般登山道でもあるんだと新たな発見でした。
新緑が本当に気持ちよかったので、秋ぐちの紅葉も期待で来そうです。
caramelさん、こんにちわ。
usagreatさんが平日単独だったので、土日はどうされるんだろ?
と思っていたらcaramelさんの単独山行でありましたか。
どうもお疲れさまでした。
湯久保尾根、当方も1年前の早春にお邪魔しましたが、
確かに「眺望がない尾根=つまらない尾根」と考える方には
つまらないコースかもしれませんね。
でも当日はガスっていたのですが杉林の中を黙々と
登るコースに奥多摩らしさを感じ結構好きな尾根になりました。
人が少ない、って言うのも好きなポイントでありますが(;^ω^)
よくよく拝見すると行動時間7時間で22km超(゚д゚)!時速3km超(゚д゚)!!
我々以上のガッツリではありませんかΣ(ノ∀`)ペシッ
いつもありがとうございます。
Horumonさん達のレコを拝見していました。
白い季節も良さそうですね。
静かな尾根が、さらに際立ちそうです( ^ω^)
湯久保尾根、私も人が少ない方が好みなので
結構、楽しめました。
新緑がキレイで樹林帯でもちっとも暗くなく、
むしろ日向は暑いくらいでしたので、
樹林帯が日陰を作ってくれて、
程よく風もあり、快適でした。
確かに、忠告いただいたオジサマは
団体行動で楽しまれているようでしたので、
眺望好き・ワイワイ登山がお好きな方だったのかも
しれません。でもその方の口調がまた独特だったので
怖いもの見たさ…のようなところもあったりしました。
(実際はちっとも怖くありませんでしたが)
派手さはありませんが、
女子が1人でも割と安心して歩ける良いコースだったと思います。
22km超えたのは、舗装路が多かったからと急坂のような
体力消費多めのところが少ないからですね。
むかしみち、ちゃんと行っておけばもっと延びたかなぁ
caramel68さん、こんばんは
湯久保尾根いいですねぇ〜 私もHorumonさんのお勧めで、そのうち行こうと楽しみにしてたのに、え?そんなツマラナイの?と思いきや、いい方に予想が外れてよかったです。
しかしあの長い尾根を気が付いたら御前山の標識とは 、caramelさん鍛え方が違いますね 境橋からむかし道を行って2時に奥多摩駅ってのも余裕を感じさせます。で、22km超だもんね
栃寄沢の木橋は、妙にヒヤヒヤ生唾ものでがん見させてもらいました。というのも私も忘れもしない2年前の台風の翌日に下ったのですが、水流が川幅一杯で後ろからきた兄ちゃんと進むも地獄戻るも地獄の苦い経験があります。(動画などご参考まで)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-131883.html
この時期、新緑が綺麗ですよね。私も翌日大岳山を登りながら眼をいやしてました。
caramel68さん、ソロ山行お疲れさまでした。
私も同じ日、お隣の尾根を大勢で歩いていました
大岳山 大賑わいでした
湯久保尾根!興味がありました
caramelさんのレコで更に興味が湧きました〜 全然つまらなくないです。お花があるじゃないですか〜
栃寄沢もだ〜いすきな道です
来年のカタクリの時期はこの道で決定かな。
バス停から登山道まで丁寧な説明で このぺージ、コピーして持っていきますね〜
あ。。でも私は栃寄沢からはバスで
ShuMaeさん、こんにちはぁ。
いらしていただいて、ありがとうございますぅ。
ShuMaeさんの栃寄沢の動画拝見しましたぁ。
いやはや…衝撃っ!同じ場所とは思えません…
私のビビった橋なんてどこかへ行ってしまいました
自然の力ってすごいですねぇ。
湯久保山は見逃してしまいましたが…
本当はダメですよねぇ。
usaからもよく「ちゃんと見て!」と言われます
迷う箇所がほとんどなかったので、油断してしまいました…
20kg越の金峰山があったおけげで(!?)
日帰り装備は軽く感じ(そりゃそうです…)、
周辺観察できる余裕がありました
このまま、良いペースで夏山へ行けると良いのですが
konontanさん、こんにちはぁ。
いらしていただいてありがとうございます。
やはり人気の大岳山。
沢山登られてましたねぇ。
大岳山のように岩場や眺望はないのですが…
湯久保尾根は本当に静かで、良い道でした。
お花も沢山咲いてましたよ〜
…勉強不足でわからないお花多数でしたが
そうか、カタクリが終わってしまったから
山頂も少し余裕だったのかしら…
『山と高原地図』では縮尺が大きすぎて
取り付き部分がちゃんと分かるのかが、一番心配でした。
実際は、思ったよりは親切でしたよ
ぜひ、行ってみてください
caramelさん、湯久保尾根からの御前山ですね。
お疲れ様でした。
>>「湯久保尾根は奥多摩で一番ツマラナイ尾根だ」
これを聞いたときに奥多摩ってツマラナイが尾根が(個人的に)多いと思うけど、
その中でも一番ツマラナイってどんな尾根だ?…と
きっと延々と植林帯を登ってゆくものだと想像してたら、
富士山も見えるようで考えを改めないといけないですね
しかし御前山まで9km近く、そしてトータル22kmとは恐れ入りました
usaさんとは着目点が違い、写真の構成が面白いですね〜
お寿司は良いです、ますの寿司は中でも最高
個人的にはもっと酢が効かせても良いと思うのだけど
21枚目のやまつつじ、マクロですか?
随分と立体的に見えますねぇ〜
お久しぶりです。
ありがとうございます。
『ツマラナイ尾根』の話を聞いた時は、
まだ、全くの素人で私は地図も持っておらず
(usaは持ってましたよ)、
1山登るのにいろんなルートがある事を知ったのは、
八ヶ岳へ通うようになってからです。
(本当に素人だったので… )
なので、湯久保尾根??何の事????
といった感じでしたが、
今回は何とか1人で行くところまで来ました。
最初は青梅のハイキングコースも半分ほどしか
歩けなかったことからすれば(!?)
成長したということでしょうか
本当に少しずつですが、『できる』ようになっていきたいですね
お寿司は、一番の好物は『バッテラ』。
宝石は興味ないのですが、お魚は光り物 が好きです。
(変わっていると言われるんですが… )
…でも、酢めしだけでも結構満足してしまいます…
酸っぱめの方が、疲れている時にはいいですよね
でんでいろで持って行ったカメラを、
ようやく本格的に使いました
いつもは、usa任せですが
機能はまだ全然分かってないのですが、
お花の写真は基本的に『マクロ』設定です。
…というか、カメラが勝手に判断してくれる設定になっているだけですが
遅コメで(´・ω`・)エッ?と思われそうですが
失礼いたします。
お一人で22キロ超えとは(゚д゚)!ほんとに凄いです。
私はまだソロデビューをしておりません
いつかあるのだろうか
ビビリすぎて駄目駄目です。木が人や熊に見えたりで(;^ω^)
湯久保尾根の取り付きわかりずらいですよね。
とても分かりやすくレコを書かれてて尊敬しました。
私はかれこれ何年もレコの記録を書いておりません
私が書くといつも情報量はDでした(TдT)
見かねてHorumonが書くようになりSになったわけで。
caramel68さんはSで素晴らしいです
pentarouさん、こんばんはぁ。
ありがとうございます。
私は、かれこれ何年も前の皆様のレコに今更拍手しているくらいですので…
なかなか、みなさんへコメントも書けませんし…
(「よかった〜です」ってことが言いたいけれど、
うまく文章にできずに挫折も多々… )
はじめのうちは、お山(ハイキングコースさえ)へ行く事自体もビビっていましたが、
最近は一般道なら、1人でも大丈夫かな〜と思えて来ました。
まだ、怖い目にあっていない事も幸いして…
でも、1人旅ができれば単独行も大丈夫なのでは…と本に書いてあったことは
本当な気がします。
このレコはログの処理はusaにお願いしてしまいました。
usaのロガーはwindowsでしか処理できないということだったので…
なので、全部1人でやれた訳ではないから、
まだまだですね
私としては、得意な人ややる気のある人に任せておけばいいかなと
思ったりしてしまうのですが、たまには人やっている事をやってみて、
苦労を知るのも勉強だな…と思えるようになりました。
(そもそも、得意な人は「苦労」ではないのでしょうけど…)
それでも、『やってもらえるならお願いします』派であることに
変わりないんですけどね
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