雁ヶ腹摺山
- GPS
- 01:53
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 372m
- 下り
- 358m
コースタイム
8:00 雁ヶ腹摺山山頂 → (36min、2.3キロメートル) → 8:36 大峠駐車場
天候 | 晴れ、下界は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。ちょっとだけ急登があります。 登山ポストは、雁ヶ腹摺山登山道入り口にあります。 下山後は、帰り道の「やまなみ温泉」に寄りましたが、定休日で急遽引き返して「ふじの温泉東垂尾(ひがしたるお)の湯」で10時過ぎに一番風呂浴びて帰りました。 行きの6時前の保土ヶ谷バイパスや16号線、中央道下りは混雑なし。 帰りの9時過ぎ頃の中央道登りも混雑なしでしたが、お昼すぎの16号線登りの246号線交差点付近はいつもの渋滞でした。 |
写真
感想
前日夜に急遽平日山行を決意し、簡単に行ってこれてそれなりの展望で平日空いているのを利用できる山を探して、雁ヶ腹摺山にしました。
なんせ取り付くのに車が必要で、大月の20号線から10数キロ林道を登る必要がある場所で、500円札の富士山が見える秀麗富嶽十二景の一番の山なのでいつかは行ってみたかった!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%80%E9%BA%97%E5%AF%8C%E5%B6%BD%E5%8D%81%E4%BA%8C%E6%99%AF
大峠までの林道は、国道20号線を入ってからちょっと細い田舎道で集落のなかをくねくね登っていきます。地元車と出会い頭注意で、ちょっとびっくりですがバス通りでもあります。
さらに登って林道っぽくなってくると、ときおり1車線になってすれ違いできない場所が出てきますので、ブラインドカーブは気をつける必要があります。さらに路肩が崩れていたり、凹んでいたり部分的に荒れていますが、山奥の割にしっかり舗装されて整備されている林道だと思います。
大峠駐車場は10台ほど停められますが、大峠でゲートが閉まっていて実質的な林道終点になっているので、路駐をすればまあまあ停められると思います。
ちなみに6時過ぎの大峠の気温は11℃ほどで、寒いくらいでした。
大峠からは、原生林の中をすすむゆるやかな登りの道で、すぐいくと「御硯水」という湧き水があります。飲んでみましたが、うん、なんとなくおいしい。
その後も苔むした大きな岩が転がっている原生林の中を緩やかに進むと、木道の橋が出てきてちょっとロープ場が出てきて急登がありますが、キケンはありません。
だんだん高度が出てきて明るくなってきて、大菩薩峠から続く向かい側の尾根の黒岳などが木々の隙間から見えてきます。
さらに高度を上げると、向かい側の尾根の向こうに南アルプスが見えてきてちょっとテンションが上がってきます!
ふと木々が切れた展望台のようなところから振り返ると、ドーーーンと富嶽が真正面に見えます。この日は雲が厚く自分と富士山の間は見事な雲海。まさに「松竹映画」って出てるバックに写ってる富士山のようで、素晴らしい展望!!自分と富士山ととなりの黒岳と南アルプス以外は雲海の下で、いやー来たかいあった!!テンション↑↑!!
さらにちょっと登ると登りが緩やかになって、石垣のような岩が出てきます。「神奈備石」と札が出ていますが、本当に人工的に石垣を作ったような岩です。
あとで意味を調べたら、「神奈備」は「かむなび・かんなび・かみなび」と読んで、「神が居ます」と言う意味だそうです。
山の神様が宿った岩という事でしょうか、知っていればもうちょっとしっかりと見たかったですが、無知では仕方なし。。。また行った時にしっかりと神様詣したいと思います。
「神奈備石」を抜けると、原っぱのような明るい場所に出ます。そこから原っぱをちょっと登れば、船の船橋のような山頂にたどり着きます。振り返ると、やっぱり綺麗な雲海の上に富士山が真正面にたたずんでいて、まったく素晴らしい展望です。ただ、富士山方面以外は展望がありません。がそれで十分の素晴らしい富士山です!
山頂は、説明板が幾つかあり岩がごろごろある静かな場所で、自分独り占めです。北側はそのまま尾根道になってるようです。1874mってよく考えるとちょっとした高い山ですね。奥多摩の鷹ノ巣山などの山より高いけど、一時間弱でらくらく到着♪
展望が良ければ、姥子山までピストンしようと思っていましたが、富士山を30分くらい眺めていると、だんだん雲か霧が上がってきて、あれよあれよの数分で雲の中に入ってしまい展望なしに。。。もう十分の展望をもらえたのでたったか下ることに。
下りは同じ道を下りましたが、特に危険もありません。
山登りとしてはちょっと物足りないですが、展望が得られれば十分満足できる軽登山だと思います。山頂付近の原っぱでシートを広げてお弁当など、家族でハイキングにもいいと思います。
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