焼岳:北峰&冬季限定の南峰
- GPS
- 06:11
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,387m
- 下り
- 1,389m
コースタイム
天候 | 晴れのち薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
往路は松本駅14:45発の無料シャトル利用。 復路は、下山したら正午発の無料シャトルがちょうど出発するところだったので、駆け込み乗車させてもらった。 宿泊しなくても駐車場を800円で予約可能らしいけれど、2日前に問い合わせたらすでに空きがなかった。 中の湯から松本までの路線バスはこの時期9時発と12時発の2本だけ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この日は終始アイゼンでOKだった。雪が締まっていて、ワカン等が必要な箇所はなし。 コース全般に色々なトレースが付いてしまっている。右ばかり選んでいると南峰に行けなくなり、左ばかり選んでいると北峰に行けなくなるけれど、それ以外はあまり神経質にならなくても大丈夫そう(ざっくりした情報ですみません・・・GPSがあると安心)。 北峰と南峰の間のコース取りについては感想欄ご参照。 |
写真
感想
昨年3月の前掛山以来の一人雪山。
どこへ行こうかいろいろ調べているうちに、焼岳の南峰が冬季だけ登れることを知り、「よし、ここにしよう!」
(無雪期に危険な落石が冬は雪で覆われるということらしい)
で、せっかくなので北峰と南峰両方登って見ることにした。
北峰は雪崩の危険が少しあるらしいので、気温が低い朝のうちに。実際登って見ると、下堀沢出合の上のU字状の雪渓も雪は締まっていて、デブリらしいものは見当たらず、多少安心しながら登って行った。
ただし、噴煙を上げる溶岩ドームを半時計回りに巻くところではルートファインディングに苦戦。ドームから少し東に離れると歩きやすいのに、ドームの根元に近づきすぎた。
北峰からの展望はこんな感じ。
北峰から南峰へどういうルートで移動するかは、計画段階でも、北峰から下る途中も、ずっと迷っていた。
途中でお会いしたイエロージャケットの人が火口縁の稜線沿いに北峰から南峰へ登っていくのをみて、まずはダメもとで自分もそれに挑戦してみたけれど、予想通り自分には無理だった。めちゃくちゃ急斜面で、しかもそこだけ雪が柔らかく、急斜面でラッセルをするうちにモモが攣ってしまった。
しかたなく、高度を下げて時計回りに巻いて登ることにする。ただ、どこまで高度を下げるかがまた悩ましい。下堀沢出合、さらには広場まで下れば一番確実なのだろうけれど、それだと登り返しの高度差が大きい。かといって上部でトラバースすると、延々ラッセルになる可能性も。結局、斜面の様子を見ながら、標高2280mあたりからトラバースした。かすかなトレースがあって感謝。
稜線登りの挑戦で攣ってしまった脚は、トラバースに入ってもまだ治らなかった。この状態じゃ南峰に登れないかなーとブルーになりつつ、でも時間に余裕があったので、長めの休憩を2回取り、ペースを落としたら、何とか復活。南峰に辿り着けた。
下りでは人生初の尻セードに挑戦。5〜6か所、計100m以上すべれたかな。
*****
焼岳――思ったよりも登りごたえがあって、楽しかったー。
月末に不整脈の手術をするので、これが手術前最後の登山。5月には復活できるといいのだけれど・・・。
不整脈の手術とはアブレーション手術ですか?
私も昨年施術しましたが、問題なく山登りに行けていますよ。
litespeedさん、はい、アブレーションです。心強いメッセージ、ありがとうございます!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する