銀山平〜皇海山・雪雪辱を果たしに
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,680m
- 下り
- 1,885m
コースタイム
5:49 一の鳥居
6:34 旧猿田彦神社跡
7:11 お山巡り分岐
7:35 庚申山・休憩
8:11 駒掛山
8:43 薬師岳
9:29 鋸山・休憩
10:09 不動沢のコル
10:51 皇海山・休憩
11:47 不動沢のコル
12:25 鋸山
13:12 薬師岳
13:49 駒掛山
14:22 庚申山・休憩
15:39 旧猿田彦神社跡
16:29 一の鳥居
17:34 駐車場
天候 | ☀晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・鋸山まで省略 ・鋸山〜不動沢のコル 岩場・鎖場有りの約100メートルの高低差 不動沢のコル〜皇海山 ほぼ樹林帯・一部ロープ有り 約300メートルの高低差 ・やしおの湯♨ 日光宇都宮道路「清滝IC」より5分 日光市民300円・市民以外500円 午前10時〜午後9時まで営業(受付8:30まで) 木曜休館 |
写真
感想
雪雪辱とは・・・
秋に思わぬ雪で止む無く敗退して半年ちょっと。
日も長く、最近暑いと言えど夏の蒸し暑さまでにはまだ及ばず、なら今再チャレンジと実は先週銀山平に来ました。
一の鳥居からの登りに、なにか思うように足が上がらない。
おかしいと思いつつ庚申山頂に着いた途端に凄い目眩に襲われ30分位休んでいたものの今日は無理との判断。
夫には申し訳なかったのですが戻る事しました。
それから一週間。皇海山への思いは更に強く、少々の不安はありましたがおかしいと思ったらすぐ戻るという事にして行って見る事にしました。
歩き始めてすぐ、ゲートをあける方に「おはようございます」の挨拶をしたら「乗ってくかい」そこには2トントラックが一台。
「大丈夫です」・「お願いします」
あれっ・・・意見が違う・・・最初から歩いてこそのっという思いがあったけれど楽な方にはすぐ流れ^^;健康への不安も相まって有り難く乗せて頂く事に。
トラックの荷台は揺れる揺れる、ドナドナ。市場へは行かないけれど^^;
途中もう一人加わり無事到着。
聞けば今日から庚申山荘に番に行く山岳救助隊でもあるという方でした。
ありがとうございましたm(__)m
では、仕切り直していざ!
登りだして感じたのは、先週よりは辛くないという事。これなら大丈夫でしょう。
見る風景は先週とほぼ変わりなく、ただ先週見えた富士山が見えなかったのは残念でしたが間もなく庚申山に到着。
そこには先客が一人。
そしてその方がから「谷川岳でお会いしましたよね」
記憶の糸を巻き直したどり着いた二つの場面。
「あっあの時の。山頂と駅」それはもう凄い感動でした。
覚えていてくださった事も有り難く。
こんな事ってあるんですねぇ〜。
「この先の方が視界がいいんですよ」と案内しそこには先程のトラック仲間の方もおり、
思えばこれが今日の縁の始まりの様な。勝手にですが^^;
鋸山までは、御岳山・駒掛山・渓雲山・地蔵岳・師岳・白山と小さな山をいくつも超えて行くのでアップダウンの繰り返し。前回至難した鎖場は楽にクリアしたもののかなりの体力の消耗でした。
鋸山から皇海山にはかなり下って登る。
最後の登りの斜面は割りと急で、それはそれはきつく、ヘロヘロになりながら着いた皇海山。
やっと来ることが出来ました。
感無量の一言です。
眺望はありませんでしたが達成感はひとしおでした。
とそこにいたのは先程の青年。
そして、所々でお会いしたトラック仲間の方も。
何か同志の様なものを感じ、これも勝手に思っているのですが^^;記念に一枚。
さて、普通だったら後は下るだけ。
そこが違うのが今日の皇海山。
まず、下って登る鋸山。時間も時間で暑さとの戦いにも。
鋸山で又お二人とお会いし、二人は六林班峠へ一緒に行かれるというのでここでお別れし、アップダウンに耐えても短い距離を取るか、笹原と長い道のりに耐えても下る事を取るか少し迷いもしましたがやはり前者で。
それでもきつかった。最後のふた山は本当にきつかった。
庚申山に着いた時は二度目の達成感そして安堵感でした。
下りは重力に身を任せ怪我だけはしないようにのんびりと降りて来ました。
余力があればお山巡りの余力など残っておらず。
夫は膝痛・私はどうもふらっっと。満身創痍な私達^^;
林道に出て暫く歩いた頃、後ろに人影が。
六林班峠へ行かれた先程の青年。
「笹原に心が折れそうになりました。もう一人の方は庚申山荘で休んで帰るとの事です」と。お疲れ様でした。
お山巡りをして皇海山に登って六林班の長い道のりを歩き「お見事」の一言ですね。
そうそうもう一組同じコースを行かれた二人の方がいました。
やはりその方達とも所々でお会いし最後に林道で後ろからやって来て。
本当に皆さんお見事でした。
皇海山に思いを馳せたのは二年前庚申山に登った時でした。
その時お会いした方に、ここから鋸山を超え皇海山に行けるんだと教えて頂きました。
その時の自分たちにはまだ無理だと思いましたが、いつかは行ってみたいと思いました。
二年越しの思いを果たすことが出来ました。
登り終えた時には疲労感やら達成感やら諸々の思いで一杯でした。
そして、帰りのやしおの湯はそれはそれは最高でした。
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