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Yamareco

記録ID: 3024454
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳 (天神尾根往復)

2021年03月27日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:25
距離
6.5km
登り
860m
下り
849m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:19
休憩
0:28
合計
3:47
距離 6.5km 登り 860m 下り 862m
8:34
24
9:21
9:22
24
9:46
9:47
16
10:03
10:04
13
10:21
10:22
12
10:34
10:57
16
11:13
11:14
3
11:26
10
11:36
15
11:51
14
12:21
天候 高層雲が空の広範囲を覆う薄曇でしたが、時折り青空がのぞきました。風は西の微風、気温は尾根上部で0〜5℃くらいかな。真冬の格好をしていると尾根下部は暑く感じました。
過去天気図(気象庁) 2021年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷川岳ロープウェイの立体駐車場に車を置いて、エレベータ(午前6時半頃運転開始)で切符売り場のある6階(暖房あり)に上がり、床の線に沿って窓口に並びます。窓口オープンは運転開始約10分前でしたが、その時には既に長蛇の列となっていました。ロープウェイ運賃はJAFかモンベルの会員証で割引を受けることができ、大人往復2,100円が2,000円となります。
コース状況/
危険箇所等
●ルート
雪質は場所により様々ですが、危険を感じるような雪面はありませんでした。強いて言えば…
・熊穴沢避難小屋付近に短い急斜面があり、人によっては難所になっていたようです。ここは(いささか大袈裟な言い方ですけど)ピッケルをダガーで使えればそのほうが楽だと思います。
・尾根下部、天狗の留まり場、トマの耳より先などにトラバース箇所や痩せ尾根道があります。
・尾根下部は雪面下の融雪が進んで空洞が口を開けかけている場所がありました。また、尾根上部にはクラックが所々にありました。この日はまだ大丈夫でしたが。
●道具
・急斜面登攀がないせいか、トレッキングポールが多数派。自分はくるぶし丈の長めのピッケルを使いました。
・アイゼンは大半が12本爪でした。中にはチェーンスパイクのおじさんも。
その他周辺情報 ●湯テルメ谷川(日帰り温泉)。露天風呂の脇に川が流れ、カタクリの花が咲いていて癒されました。大人630円。食堂はありません。
●道の駅みなかみ水紀行館に軽食堂があります。営業時間が短く愛想も最低限ですが、蕎麦が安くて美味い(520円から)のが気に入りました。
●沼田市歴史資料館で根利山(ねりやま)の企画展をやっていたので、下山後見に行きました。皇海山西麓にかつてあった林業集落の記録です。大人220円、4月4日まで。
ロープウェイ山頂駅出口を右手に進み、登山者用入口から入山します。スキーゲレンデを迂回するように登坂して稜線を目指すのですが、狭い急坂で、身体がまだ慣れていない人も多いせいか、意外に渋滞しました。
2021年03月27日 08:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 8:35
ロープウェイ山頂駅出口を右手に進み、登山者用入口から入山します。スキーゲレンデを迂回するように登坂して稜線を目指すのですが、狭い急坂で、身体がまだ慣れていない人も多いせいか、意外に渋滞しました。
稜線に出ると爽快な眺め。ひゃっほー。
2021年03月27日 08:55撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/27 8:55
稜線に出ると爽快な眺め。ひゃっほー。
ロープウェイ乗客の大半は登山者であったと思いますが、板を持ったバックカントリーの方々もちらほら。この人たちは、東面の熊穴沢に下降するんでしょうか?
2021年03月27日 08:58撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 8:58
ロープウェイ乗客の大半は登山者であったと思いますが、板を持ったバックカントリーの方々もちらほら。この人たちは、東面の熊穴沢に下降するんでしょうか?
避難小屋手前にある短い急斜面。ここを通りかかった行きと帰りの二回とも、「こわーい」と声を上げている人たちを見かけました。いささか大袈裟な言い方ですが、ここはピッケルのほうが楽かもしれません。
2021年03月27日 09:11撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 9:11
避難小屋手前にある短い急斜面。ここを通りかかった行きと帰りの二回とも、「こわーい」と声を上げている人たちを見かけました。いささか大袈裟な言い方ですが、ここはピッケルのほうが楽かもしれません。
仙ノ倉山?はるか遠くに白い鋭峰。
2021年03月27日 09:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/27 9:21
仙ノ倉山?はるか遠くに白い鋭峰。
熊穴沢避難小屋は雪の中でした。
2021年03月27日 09:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/27 9:22
熊穴沢避難小屋は雪の中でした。
クラックその1。天狗の留まり場付近ですが、登山道からはだいぶ西に離れています。
2021年03月27日 09:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/27 9:41
クラックその1。天狗の留まり場付近ですが、登山道からはだいぶ西に離れています。
天狗の留まり場。岩をトラバースで避けます。
2021年03月27日 09:46撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 9:46
天狗の留まり場。岩をトラバースで避けます。
だいぶ登ってきました。ごきげんな眺めです。
2021年03月27日 09:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 9:47
だいぶ登ってきました。ごきげんな眺めです。
クラックその2。登山道すぐ脇で、目印が立ててありました。
2021年03月27日 10:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:01
クラックその2。登山道すぐ脇で、目印が立ててありました。
肩の小屋まで上がってきました。
2021年03月27日 10:16撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:16
肩の小屋まで上がってきました。
もうすぐ大標識です。
2021年03月27日 10:17撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:17
もうすぐ大標識です。
トマの耳頂上です。
2021年03月27日 10:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:22
トマの耳頂上です。
トマから見たオキの耳。かっこいーい。
2021年03月27日 10:24撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:24
トマから見たオキの耳。かっこいーい。
クラックその3。トマ〜オキ間の鞍部で雪庇が崩れかかっています。
2021年03月27日 10:25撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:25
クラックその3。トマ〜オキ間の鞍部で雪庇が崩れかかっています。
クラックその3。
2021年03月27日 10:28撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:28
クラックその3。
オキの耳頂上です。
2021年03月27日 10:35撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:35
オキの耳頂上です。
ログにはありませんが、もう少し足を延ばして奥の院へ。深い雪のトラバース道です。
2021年03月27日 10:42撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:42
ログにはありませんが、もう少し足を延ばして奥の院へ。深い雪のトラバース道です。
一ノ倉岳方面の稜線。奥の院から先は人影なし。
2021年03月27日 10:43撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:43
一ノ倉岳方面の稜線。奥の院から先は人影なし。
西に延びる大稜線です。夏は笹の海原になる場所ですが、雪をかぶった姿もまたかっこいいですね。
2021年03月27日 10:54撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 10:54
西に延びる大稜線です。夏は笹の海原になる場所ですが、雪をかぶった姿もまたかっこいいですね。
オキからトマに戻ります。トマの耳もかっこいーい。
2021年03月27日 10:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/27 10:59
オキからトマに戻ります。トマの耳もかっこいーい。
トマの耳から見た馬蹄型縦走の山々。
2021年03月27日 11:12撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 11:12
トマの耳から見た馬蹄型縦走の山々。
さて、下ります。尾根上部はお昼近くになってますます人が増え、老若男女の登山者にペットの犬まで加わってこんな行列に。「蟻の熊野詣」という言葉を思い出しました。谷川岳の登山者吸引力、すごい。
2021年03月27日 11:34撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 11:34
さて、下ります。尾根上部はお昼近くになってますます人が増え、老若男女の登山者にペットの犬まで加わってこんな行列に。「蟻の熊野詣」という言葉を思い出しました。谷川岳の登山者吸引力、すごい。
ヤセ尾根です。気温が上がったせいもあってか、下りは全般に雪が滑りやすくなっていて、12本爪アイゼンでも爪長めのもののほうが使いやすかったかもしれません。
2021年03月27日 11:43撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 11:43
ヤセ尾根です。気温が上がったせいもあってか、下りは全般に雪が滑りやすくなっていて、12本爪アイゼンでも爪長めのもののほうが使いやすかったかもしれません。
登山道脇の穴です。避難小屋付近。下は雪がとけて空洞になっています。これも誰かが踏み抜いたんでしょうかね。
2021年03月27日 11:54撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/27 11:54
登山道脇の穴です。避難小屋付近。下は雪がとけて空洞になっています。これも誰かが踏み抜いたんでしょうかね。
ロープウェイ山頂駅が見えてきました。急坂を下降します。
2021年03月27日 12:11撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3/27 12:11
ロープウェイ山頂駅が見えてきました。急坂を下降します。
無事帰還しました。
2021年03月27日 12:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 12:21
無事帰還しました。
谷川岳さん、またね〜〜
2021年03月27日 12:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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3/27 12:41
谷川岳さん、またね〜〜
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 着替え ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ
備考 真冬の服装をしていると尾根下部は暑かったです。この季節は着るものに悩みます。

感想

日曜日の天気予報が悪いので土曜日に人出が集中したのでしょう。老若男女の登山者にペットの犬までが列をなし、「蟻の熊野詣」という言葉を思い出すような盛況でした。首都圏から短時間で行けて歩行は比較的易しく、しかも天気に恵まれれば上部の眺望は素晴らしい山。人気のほどを実感しました。

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無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [日帰り]
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利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
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技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 谷川・武尊 [2日]
残雪期天神平より谷川岳1泊
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技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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