花いっぱいの竜爪山△平山口から薬師岳・文珠岳へ〜

2021年03月27日(土) [日帰り]

• GPS: 08:38
• 距離: 11.2km
• 登り: 976m
• 下り: 972m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:36
• 休憩: 1:58
• 合計: 8:34

距離 11.2km 登り 1,002m 下り 982m

6:06 旧道登山口
7:02 二十六丁
7:37 7:50 穂積神社
9:02 9:07 竜爪山
9:28 10:20 文珠岳
10:45 竜爪山
11:49 12:12 穂積神社
13:32 13:48 二十六丁
14:20 14:25 新道登山口
14:35 14:39 旧道登山口
14:40 平山口有料駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

平山登山口の有料駐車場。朝6時到着で3台目でした。

コース状況／危険箇所等

往路は旧道、復路は新道を使いました。新道の方が緩やかでした。危険な状況は感じませんでした。

その他周辺情報

登山口にはトイレはありません。平山集落の公民館の前に公衆トイレがあります。穂積神社には東海自然歩道のトイレや自動販売機があります。

写真

3/27 5:35

平山公民館の前に小さな公衆トイレがあります。壁の絵は薬師岳と文珠岳でしょうか。

3/27 5:56

トイレから約10分山道を走って平山登山口に到着です。6時で3台目でした。

3/27 5:58

熊は冬眠から覚めているでしょうから熊鈴を久しぶりに使います。「まといリス」も健在です。下りが緩やかな方がいいので旧登山道から登ります。

3/27 6:03

ムラサキケマン。

3/27 6:04

スタートすると、すぐ砂防ダムがありました。

3/27 6:06

何か人工物。歴史を感じます。明治時代に新道が開かれて廃れた室町時代の古道を、近年になって復元したそうです。

3/27 6:07

タチツボスミレ。

3/27 6:09

「垢離取り場」の旧跡です。砂防ダムで埋まってしまっていますが、かつては淵だったそうです。

3/27 6:12

古そうな地層が見える沢に架かった橋を渡ります。

3/27 6:17

急登です。

3/27 6:21

山の所々に桜が咲いています。

3/27 6:24

アリドオシの赤い実。

3/27 6:42

登山口の鳥居から穂積神社まで36丁目まであり、古い丁石、新しい丁石、木製など色々です。間隔はかなり狭いです。

3/27 6:43

参詣道らしい杉も立っています。

3/27 7:00

アオキの緑の葉と赤い実が鮮烈です。

3/27 7:24

一旦旧道と新道が合流してまた分かれます。上りは左のショートカットの旧道を登りました。

3/27 7:32

もう終盤ですが、ツバキが多く咲いていました。

3/27 7:34

穂積神社に到着。自動販売機に驚きました。料金も通常料金。東海自然歩道のトイレもありました。

3/27 7:36

予想以上に立派な社殿でした。参拝して出発です。

3/27 7:51

樹齢五百年の夫婦杉の脇を通って行きます。

3/27 7:56

御神木かな。

3/27 8:00

昔は本殿や神楽殿、射的場などがあった場所だそうです。

3/27 8:00

桜餅に使うような葉がついたサクラ。ソメイヨシノではありませんが緑とピンクがとてもきれい！

3/27 8:01

随分くっついた夫婦杉！

3/27 8:20

噂の鉄階段の始まり！トントンと同じリズムで登っていけるので見たほどは辛くありません。

3/27 8:23

ウバユリの新葉？

3/27 8:39

カンスゲ。

3/27 8:42

茶色の穂から黄色い穂が出ています。

3/27 8:48

鉄階段が終わっても階段が続きます。ナツツバキでしょうか、綺麗な模様です。

3/27 8:56

ようやく尾根まで出ました。林の中を進んでいきます。

3/27 9:02

薬師岳に到着。眺望はないけれども団子標識が立派！ベンチに座ってシャトレーゼの4番人気ビスキュイワッフルで小休止。

3/27 9:13

コルまで激下りです。帰りが怖い！

3/27 9:26

文珠岳直下の斜面にコバイケイソウの新芽。

3/27 9:27

文珠岳到着！

3/27 9:28

一等三角点！解説の標識があります。

3/27 9:29

文珠菩薩なので今は竜爪神社の奥の院ではないようです。

3/27 9:30

おなじみの団子標識。

3/27 9:31

春霞で富士山は見えないと思いましたが、目を凝らすと見えてきます。

3/27 9:52

清水港を眺めながら早い昼食。早起きしたのでお腹が空きました。

3/27 9:34

袖師埠頭に地球深部探査船「ちきゅう」 がいます。清水港が母港です。

3/27 10:18

静岡市方面。賎機山を縦に見ます。霞んでよく見えませんが先端の麓が静岡浅間神社です。

3/27 10:36

薬師岳の登り返しは、階段ではなく左の登山道を登りました。トラバース気味に登るので直登よりは楽だと思います。左の斜面にはコバイケイソウもありました。

3/27 10:48

薬師岳を通って穂積神社への分岐まで戻ってきました。ここから降りますが、向こうに緑色が見えるのでちょっと行ってみました。

3/27 10:50

見事なコバイケイソウの群生地です。樹木にまだ葉がないので緑が一層強烈です。

3/27 10:52

若々しくてきれいです。

3/27 10:53

激下りの始まりです！まず擬石の階段。

3/27 11:11

鉄階段。リズムよく歩けます。

3/27 11:21

キフジ。

3/27 11:22

ミヤマカタバミ。

3/27 11:28

ニリンソウの蕾。

3/27 11:33

トウゴクサバノオの蕾。

3/27 11:32

開いてきたトウゴクサバノオ。

3/27 11:46

背の高いツバキ。

3/27 12:06

神社まで戻ってきました。

3/27 12:22

復路は新道で花探しです。細かな礫の斜面のカンアオイに花があります！

3/27 12:24

カンアオイの花アップ。

3/27 12:26

朝は左側の旧道を行きましたが、カンアオイは往路では通らなかった新道にありました。

3/27 12:30

ミヤマシキミ。

3/27 12:35

ナガバナノスミレサイシン？

3/27 12:38

おお！今日のターゲットのネコノメソウ！これはミヤマネコノメソウ？

3/27 12:39

ツルシロカネソウ。

3/27 12:40

開いてる！

3/27 12:45

新道は旧道の急登とは違って散策気分で歩けます。BGMはカエルの鳴き声です。

3/27 12:46

またまたツルシロカネソウ。

3/27 12:55

ハナネコノメを発見！

3/27 12:56

ミミガタナンテンショウ。

3/27 13:00

ガラス細工みたいなツルシロカネソウ。

3/27 13:08

ヒメウズ。

3/27 13:11

ハナネコノメの群生です！

3/27 13:20

赤い葯、黄色い葯！

3/27 13:22

いくらでも撮ってしまいます。

3/27 13:23

1時間以上このあたりで花見三昧でした！

3/27 13:24

長い雄蕊！

3/27 13:24

往路にこちらを通ったら頂上まで行きつけなかった！

3/27 13:27

ヤマルリソウ！きれいです！

3/27 13:41

たくさん咲いています。

3/27 13:45

ミヤマキケマン。

3/27 13:47

なんかすごいな！海の底から来た感じ。

3/27 13:59

さっきとは違う火成岩みたいな感じ。（まったくの素人の感想です。）

3/27 14:08

花見ができました！谷筋に桜が多いようです。

3/27 14:13

スミレが増えてきました。

3/27 14:21

林道が見えてきました。

3/27 14:25

新道登山口に到着。「クマ、ヘビ、ハチ、ヤマビルなどには注意しましょう」とあります。このあたりまでヤマビルが進出しているの！

3/27 14:23

里山と言えばシャガ！

3/27 14:24

オオイヌノフグリも春には欠かせません。

3/27 14:25

花見をしながら道路を歩いていきます。

3/27 14:31

落石防止網に小さな落石が溜まっています。

3/27 14:34

ヤマブキの黄色とアオキの赤い実が見事！

3/27 14:38

登山口に戻ってきました。水を飲みながら、登る前に清めるための水場と気がつきました。

3/27 16:06

帰りの新清水PAでミニストップの「らいでんメロンソフト」をいただきます。

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

iPhone 8 Apple

iPhone 12 mini Apple

感想

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最近ヤマレコではネコノメソウのレコがいっぱいでした。私たちもどこかで見てみたいと探していたところ、県内で家からも近く、静岡ではメジャーだけれども行ったことのない竜爪山にあることを知って行くことにしました。
今回は、ネコノメソウの群生を見ることができただけでなく、ヤマルリソウやツルシロカネソウやヒメウズなどの春のかわいい花たちを満喫することができました。
また旧道からの登りの山歩きも運動不足の私たちには適度で、快晴ではなかったものの頂上からの展望もよく、新道の緩やかな下りはガラスの膝には優しくて、ちょうどいい感じの山行でした。